一連の地震で車の中で避難を続ける人の中に、「エコノミークラス症候群」と診断される人が相次いでいて、熊本市では、自宅の駐車場に止めた車の中で避難を続けていた51歳の女性が肺の血管に血の塊が詰まるエコノミークラス症候群を発症して死亡したことが分かりました。一連の地震で避難している人が、この症状で亡くなったのは初めてです。 熊本市は、車の中で避難を続けていたことで「エコノミークラス症候群」を発症したとみて調べています。一連の地震で避難していた人が、エコノミークラス症候群を発症して亡くなったのは初めてです。 エコノミークラス症候群は、狭い空間で長時間、同じ姿勢でいるのが原因で、ふくらはぎなど、体内に血の塊ができ、それが肺の中の血管をふさいで呼吸困難や心停止を引き起こすものです。 これまでのNHKの取材で、車の中などで避難を続け、胸の痛みなどを訴えて病院に搬送され、エコノミークラス症候群と診断された