携帯電話の利用拡大に伴い、新たな電波の周波数が割り当てられようとしている。11月4日に総務省で開催された、携帯電話用周波数の利用拡大に関する検討会の出席者はそうそうたる顔ぶれだ。 ドコモから中村維夫社長、KDDIから小野寺正社長、ソフトバンクBBから孫正義社長、イー・アクセスから千本倖生社長、平成電電から佐藤賢治社長が出席するなど、各社社長が意見を述べた。 新規周波数である700M/900MHz帯、そして1.7GHz帯をどのように割り当てるか。特に焦点となるのは、2006年にも割り当てられる可能性がある1.7GHz帯だ。2GHz帯よりも周波数が低く、早期に事業が開始できるとあって、各社が注目。さらにソフトバンクからは、既存事業者が利用している800M帯の再配分を求める声も挙がっている(11月4日の記事参照) 周波数帯 状況 700/900MHz