久しぶりに米国の電子書籍動向についての話題をNOTEにとります。AmazonのKindleが電子書籍のデリバリーコストを出版社に負わせる、という話です。 [参考:ComicsAlliance「Amazon Fees Makes Kindle Even More Useless for Comics」] AmazonのKindleは販売台数を公表しておりませんが、2010年の終わりまでに800万台以上の売り上げたと言われております(参考:TeleRead「Kindle sales figures leak; beats analyst estimates by 60%」)。米国の電子書籍で圧倒的なシェアを持っているKindleですが、なぜこんなに売れるのでしょうか? おそらくは回線料(電子書籍のデリバリーコスト)の負担をユーザーに負担させるか、プラットフォームが負担するかという点が非常に大き