相模原市は14日、市観光協会が運営する物産品店で、「小麦不使用」と説明して販売していた米粉製のピザに、実際には小麦が一部使われており、口にした同市南区の男児(4)が今月7日、小麦アレルギーの症状を発症したと発表した。 同店は11日、このピザの販売を中止。男児の症状は快方に向かっており、命に別条はないという。 この店は、同市南区相模大野の大型複合施設「bono(ボーノ)相模大野」2階で市内の物産品などを販売する「sagamix(さがみっくす)」。今年3月13日にオープンした。 市によると、男児は今月7日午後5時頃、母親と訪れた店内で米粉製ピザを二口ほど食べ、約10分後の帰宅途中、全身にじんましんなどの症状が現れた。男児は小麦にアレルギーを持ち、医療機関から処方されていた薬をすぐに服用し、約2時間後に症状は落ち着いたという。 母親はピザを購入する際、店員2人に「子供には小麦アレルギーがある。小