2013年09月01日 月刊楽天koboちゃん 2013年09月号 -一周年休刊号- Tweet 月一連載の楽天koboちゃん、楽天のkobo投入と同期して更新を続けてきた今号で一周年となった。最近ではさすがに当初の世間の関心も薄れ、毎号ほとんど読まれない状態が続いている。また、本blogの更新頻度の低下から、この3ヶ月更新されたのは楽天koboちゃんだけという状況となっており、このままではkobo専門blogになってしまうという深刻な危機感を有していた。 後述するグラフを見ていただければ分かるように、当初問題とされたような水増しとも受け取れかねられないコンテンツの取扱はすっかり鳴りを潜め、最近のコンテンツ数の増加はほぼ純粋な書籍で占められている。コンテンツ数は既に国内トップと言って良いポジションにあり、質の面においてもベストセラーの充足率80%と評価できる水準にある。国内電子書籍市場にお
photo by ddkkpp アニメを観るのは共通言語のため アニメは誰かと話す時の共通言語として楽だから観ているだけであって、そういうモチベーションがなくなると全然観なくなるから自分はオタクではないのだと想う事が多い。 Twitter @bulldra コンテンツが共通言語として機能している、という現象は90年代以前のオタクにもありがちだったけれど、コンテンツ消費そのものが目的ではなく、コンテンツがコミュニケーション手段として第一に要請されるところまで来たオタクというのは昔は見たことがあまり無かった。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2013年8月21日 してみれば、オタクやマニアというからには、コンテンツをコミュニケーション手段として第一に要請するのではなく、しばしば、コミュニケーションを度外視して自分の好きなコンテンツを選び愛することがなけれ
来年春に5%から8%への消費税率の引き上げが予定されるなか、インターネットの広告や電子書籍などの市場で、消費税を巡ってある深刻な問題が浮上しています。 今の日本の税制では、海外にある企業から電子コンテンツをダウンロードした場合、消費税は課税されません。 こうした市場で「失われた」消費税収は、去年1年間に最大でおよそ250億円に上るという試算もあります。 なぜこのような問題が起きているのか。 社会部の岡田真理紗記者が解説します。 電子書籍は「非課税」? インターネットを使って、小説などを端末にダウンロードして読む「電子書籍」。 専用の端末が相次いで発売されるなど、急速に市場が拡大しています。 しかし、その一方で、電子書籍にかかる消費税を巡って、不公平感が高まっています。 電子書籍で国内大手の紀伊國屋書店が運営するサイトでは、先月、出版されたばかりの電子書籍が消費税込みで1260
これまでの連載では、過去に取り組んだ企画を中心にご紹介しましたが、最終回となる今回は、いま現在、そしてこれから取り組もうとしている企画をご紹介します。 最近企画することが多いのが、ニコニコ動画の生放送番組です。ちょうど先週の金曜日の夜も、渋谷109で生放送の収録を行っていました。 放送したのは『真夏のホラー結婚式』という教養バラエティ番組で、全身ラバースーツを着た新郎と新婦が、不気味な結婚式を行う様子を見ながら、クイズ形式で神前式の正しい作法を紹介するというものです。 この番組は、8月2日にDVDが発売・レンタル開始された、全身ラバースーツ男が登場する海外ホラードラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』とのコラボで実現したもので、渋谷の道行く人とニコニコ動画の3万3千人に見られました。企画は廣洋社と、制作はテレビ番組制作会社のエスピーボーンと行いました。
宇宙開発、アポロ11号のエンジン、1万年動き続ける時計――。米アマゾン・ドット・コムの創業者、ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)の「ショッピングカート」(買い物リスト)には一見風変わりな商品が並ぶ。ここに1877年創刊の米名門紙ワシントン・ポストが加わることになった。なぜ電子商取引の巨人であるベゾス氏が新聞を買収するのか。「コンテンツ革命・第2幕」に向けた野望と深謀の背景を探った。「皆さん
2013年08月01日 月刊楽天koboちゃん 2013年08月号 -kobo1周年の反省と今後- Tweet 月一連載の楽天koboちゃん、今月はなんとkobo生誕1周年ということで、koboは気合の入った1周年キャンペーンを展開した。満1歳となったkoboがどのように成長したのかみてみる事にしよう。 1年でコンテンツ数は15万を突破 2013年7月31日時点の日本語書籍数は153,192コボ。先月比で7,000コボほど増加している。先月の増加ペースからややペースダウンした格好だ。 例によって、内訳を見てみよう。 日本語コンテンツ総数153,192コボ(前月比105%) 青空文庫を含む無料コンテンツが20,275コボ(前月比100%) 楽譜が29,715コボ(前月比100%) 復刻版古書が3,770コボ(前月比100%) 画像1枚だけからなるバーチャルアートが2,081コボ(前月比95%
主な電子書店と電子書籍端末 【上原佳久、山田優】全品30%オフ、1巻目は無料――。電子書籍の世界で、マンガや小説を値引きしたり、一部を無料公開したりする販売手法が広まってきた。紙の本なら全国どこでも価格は同じ。電子書籍に「再販制度」が適用されないからこそできる戦略だが、「紙」にも値引き競争が波及すると、出版社が売れ筋の本しか作らなくなる懸念もある。 「全ての電子書籍30%オフ」。ネット通販大手の楽天は18日、運営する電子書籍販売サイトで割引キャンペーンを始めた。すると翌日、やはり電子書籍を販売するアマゾンジャパンも「30%ポイント還元」で対抗。両社とも数日でキャンペーンを終えたが、楽天の担当者は「市場は黎明(れいめい)期。試してもらうためのコストは惜しまない」と話す。 電子書籍販売サイトのイーブックジャパンは、マンガ「へうげもの」など人気作の1巻目を週替わりで無料公開し、新しい読者の
黒背景に赤と白の文字で浮かび上がる「クール・ジャパンとは?」――「新世紀エヴァンゲリオン」のパロディ映像からスタートする3分の映像は、経済産業省公式アカウントでYouTubeにアップされたもの。6月に公布された「株式会社海外需要開拓支援機構法」、いわゆる「クール・ジャパン法」を紹介する内容だ。 ネット上では公開直後からこの動画について「あまりにクールじゃ無さすぎて逆に驚いた」「クールジャパンというより、ガラパゴスジャパン」「だれかお手本見せてあげて」など辛らつなコメントが続々寄せられている。動画を制作、公開した意図について、クール・ジャパン推進に取り組む同省クリエイティブ産業課の“中の人”を直撃した。 第一声は「ありがとうございます」 「いやぁ、記事にしてくれてありがとうございます」。取材場所に赴き、否定的な反響を含め記事にしたことを怒られるかとびくびくしていた記者に投げられた第一声に拍子
楽天は7月19日、子会社のKoboが運営する電子書店事業が日本での事業開始から1年を迎え、どのような進捗状況にあるかを共有するセッションを開催した。 イーブックジャパン事業長の舟木徹担当役員は、日本でのビジネスを開始して1年目の感想として、「サービスを立ち上げて3カ月くらいは、さまざまな点で反省すべき点が出てきたが、その後、着実に改善していけた9カ月だった」と振り返る。そして、「まだまだ電子書籍のマーケットは本格展開していないという印象。プロダクトライフサイクル上の導入時期だと思う」と話す。 そして、成長期へのターニングポイントとなるのは、技術がひとつの方向に収束した後であり、Koboが率先して取り組んでいるEPUB 3の普及が鍵だという見解を示し、それまでに基礎的なサービスをしっかりと作っていくのが務めだと考えていると話した。 その後複数名から説明された進捗状況によると、koboイーブッ
「海賊版天国」と揶揄される中国。そんな中国でも「ある一面において」は、改善している。しばらく中国の日本絡みの海賊版の話は聞かなかったが、5月、6月といろいろニュースが出てきたのでまとめて紹介したい。 日本の文化庁は「海外における著作権侵害等に関する実態調査(中国)(平成25年5月)」を発表した。中国の上海、北京、広州の3大都市の市民を対象にヒアリングと現地販売実態調査を行い、内陸の重慶も加えた4都市の老若男女にアンケートをとったもので、合計500ページを超える資料が無料で読める。莫大な量ではあるが、気になる部分だけでも拾っていくと読めるので興味がある読者はさらっとでも読むと、そこに使われた税金が意味を持つというもの。 さてこのレポートによれば、3カ月内に約36%が日本のアニメの入手・視聴の経験があり、約31%がコミックの入手・視聴経験があった。中国人にとって日本のコンテンツは母国中国に次い
本日より、「デジタル政策の未来像」と題した新コラムを開始します。アナログからデジタルへの移行により、IT(情報技術)やコンテンツがビジネス、文化、社会の全般に与える影響は強まるばかり。かつてないほど大きな産業構造の変化が起こっています。この流れにどう対応していくべきか。政策的な観点をベースに、デジタルにまつわるあれこれについて書いていきます。 第1回のテーマとして取り上げるのは、筆者自身も深くかかわっている日本のコンテンツ政策。日本の競争力強化に向けてどう動いているのか。策定されたばかりの「知財ビジョン」に加えて、最近、何かと話題になっている「クールジャパン」政策と合わせて紹介しよう。 1カ月ほど前となる6月7日、日本政府の知的財産戦略本部(知財本部)で「知的財産政策ビジョン」(知財ビジョン)が策定された。筆者自身、ワーキンググループの共同座長として同ビジョンの策定に大きくかかわった1人だ
寄稿:どうなる「真・女神転生」「世界樹」、インデックス倒産後のアトラス救済策は? Engadget 日本版 7月4日(木)17時17分配信 先週話題になった、インデックスの民事再生申し立て。インデックスと言えば「真・女神転生」や「世界樹の迷宮」などの人気ゲームのシリーズを世に送り出した「アトラス」ブランドもその傘下にあります。Engadget読者でも気になる人が多いのではないでしょうか。今回、ゲームコンテンツなどに詳しいメディアコンテンツ研究家の黒川文雄(くろかわ・ふみお)さんに解説してもらいました。 投資先や子会社、最盛期には60〜70社 6月12日の早朝のことです。NHKでインデックスに対して、証券取引等監視委員会が循環取引を用いた粉飾決算の疑いがあるとして強制捜査に入ったことが報道されました。 寄稿:どうなる「真・女神転生」「世界樹」、インデックス倒産後のアトラス救済策は? イン
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