地方公務員約20年目です。関東圏内の市町役場で働いています。 近年、この業界も人手不足が進んできました。皆さまご存じかもしれませんが、採用試験が昔に比べると広く世間に開かれたものとなっています。 かつて多くの市町村では、25才までしか採用試験に応募できず、国の出資会社が作るペーパーテストを受験者全員に課していました。 それが今では、新人枠は30才になる年まで、経験者枠は45才になる年まで、専門職は60才になる年まで~というように、どんどん採用枠が広がりつつあります。 ついでをいうと、弊市ではペーパーテストがリクルート社製のものに変わりました。ほかの近隣自治体でもそんな流れです。 以上のような、形式的な変化もあるのですが……質的な変化が気になっています。 質というのは、試験に合格した中途採用者(30~45才)の属性です。 端的に申し上げますと……男性の場合は既婚者が、女性の場合は未婚者が採用