こんにちは、阿久津です。昨日、Microsoftの統合開発環境である「Visual Studio 2013 Update 3」と、「Windows Phone 8.1 Update 1 SDK and Emulators」がリリースされました。最近Windows Phoneに関心を持つ筆者としては気になるニュースです(図01)。 Visual Studio上で実行するWindows Phoneエミュレーターは、Hyper-Vの有効化が欠かせません。しかし、Hyper-Vを有効な環境に、定番仮想化ソフトウェアであるVMware Player/VMware Workstationをインストールしますと、「Microsoft Hyper-Vがインストールされているコンピューターにはこの製品をインストールできません」というメッセージが現れます。 Windows 8.1インストール後にHyper-V
マイクロソフト、VMwareの仮想マシンをHyper-VとAzureへマイグレーションできる「Microsoft Virtual Machine Converter 2.0」無償公開 前バージョンではVMware vSphere 4.1と5.0までの対応でしたが、今回のMicrosoft Virtual Machine Converter 2.0ではVMware vSphere 5.5の対応が追加されています。 また、ゲストOSのマイグレーション機能としてCentOS、Red Hat Enterprise、SUSE Linux Enterprise、Oracle Linux、Debian、Ubuntuなどにも対応。 Azureへのマイグレーション、PowerShellでの自動化も さらに今回のバージョンでは、単にVMwareからHyper-Vへ変換するだけでなくMicrosoft Azur
AmazonクラウドのVM Import機能が新しくなり、VMware ESXやXen、Hyper-Vといった仮想マシンのイメージをAmazonクラウドへ移行することが可能になったと発表されています。 インポート可能になったのは、以下の仮想化ハイパーバイザのイメージファイル。 VMware - ESX and VMware Workstation VMDK. Citrix Xen - VHD Microsoft Hyper-V VHD Amazonクラウドへインポートした仮想マシンで利用可能なOSとして、以下のOSがサポートされています。 Red Hat Enterprise Linux 5.1 - 6.5 Centos 5.1 - 6.5 Ubuntu 12.04, 12.10, 13.04, 13.10 Debian 6.0.0 - 6.0.8, 7.0.0 - 7.2.0 そのほかの
VMwareが仮想化ハイパーバイザとしてHyper-Vに対応。「vCenter Multi-Hypervisor Manager」をひっそりとリリース vCenter Multi-Hypervisor Managerを利用することで、VMware製以外のハイパーバイザをシステム中に混在させて利用することができるようになります。リリースノート中の「What is VMware vCenter Multi-Hypervisor Manager 1.0」の一部を翻訳引用します。 VMwareとサードパーティのハイパーバイザをシングルインターフェイスで管理するための統合プラットフォーム ビジネスにおいて部門ごとにニーズに合致した異なるハイパーバイザの選択を可能にする 特定のハイパーバイザベンダのロックインを排除 VMwareはこれまで、同社の仮想化ハイパーバイザであるESXiにのみ対応してきました
2年間で 50 社近くのお客様に VDI 導入を支援させていただきました。 私はプリセールスですので、実際の SI・構築作業は別の担当者に引き継ぐのですが、I/O 含めて 精度高くサイジングしたにもかかわらず、 「何かワンテンポ遅い」 「ファイルを開くのに 10 秒以上掛かる」 みたいな問題が結構相次いでいます。ボトルネックになりやすい Disk や Network をログ分析しても Busy ではないし、CPU RDY も問題ない。。。 経験上、原因不明なパフォーマンス問題の多くは次が原因です。 特に、設置作業・初期構築を分業した場合はチェックしてみると良いと思います。 VDI ではハードウェアレベルの省電力技術は利用しない VDI では 「Power Savings」「Power Cap」と呼ばれるハードウェア制御の省電力技術は無効が推奨です。これらは無駄な電力を抑えたり、消費電力に上
同じ企業内でユーザーがWindowsとUNIXの両環境を運用しているように、たとえ基本的な機能は同じであっても異なる種類の仮想環境を運用しなければならない理由もある。 Hyper-VはWindows Server 2008とWindows Server 2008 R2に組み込まれているため、既存のWindows環境に配備するのは容易だ。同OSの価格にも含まれているので、新たなライセンス購入の承諾を得るのが難しい状況にも適しているといえる。またHyper-Vは、Windows Server 2008あるいは2008 R2に対して認定されたハードウェアをサポートする。Windows認定ドライバを組み込んだドライバ、アダプター、ネットワークアダプターも問題なく使える。このため、対応するハードウェアが限られているVMwareと比べると、既存のハードウェアを利用できる可能性が高い。 Hyper-Vと
サーバ仮想化ハードウェアの性能が向上するに従って、1つのサーバクラスタで多数の仮想マシン(VM)をホスティングすることの実用性もますます高まっている。 それでも、「全てのVMを収容できる大規模なサーバクラスタを1つ構築する」のと、「小規模なサーバクラスタを複数組み合わせてホスト当たりのVMの台数をほどほどに抑える」のとではどちらがいいのかという疑問は残る。サーバクラスタのサイズには、ハードウェアの性能とネットワーク接続の性能が影響を及ぼし得る。さらには、ハイパーバイザー自身にもサーバクラスタリングの制限がある。 関連ホワイトペーパー クラスタ | 仮想化 | HP(ヒューレットパッカード) | VMware | Hyper-V Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
仮想化のメリットの一つに「クローン機能による簡単かつ安全な OS デプロイ」というものがあります。 最近のインフラ系クラウドはこの技術がベースになっていますが、この恩恵を経験してしまうとホストOS、 つまりハイパーバイザーのインストール作業(デプロイ)が非常に不便に感じられるものです。 現在は VMware ESX でも、 設定情報だけは「ホストプロファイル」などでデプロイできるものの、ESX そのもののインストールは手動入力や Anaconda ベースの応答ファイルが基本となっていて、ちょっと微妙。 VMware PXE Manager for vCenter ESX の開発が終了しましたので、今後は ESXi になっていきますが、 Anaconda ベースでない ESXi でどのようにデプロイしていくのかと思っていたところ、ちょうど VMware 社自身で「VMware PXE Man
「Microsoft「Dynamic Memory」のライバルはVMwareではなくCitrix Systems(前編)」では、米MicrosoftのDynamic Memory機能は、米VMwareのメモリオーバーコミットよりも、米Citrix SystemsのXenServerの動的メモリ制御機能と共通点が多いことを説明した。本稿では、MicrosoftとVMwareのメモリ管理における他の相違点を解説するとともに、Hyper-Vにどのような改善の余地があるかを指摘する。 MicrosoftやCitrix Systemsの動的メモリ管理機能には、全体的に「仮想マシンにどれだけのメモリを割り当てるべきか」という問題を解決しようとする試みが感じられる。 関連ホワイトペーパー VMware | Microsoft(マイクロソフト) | Hyper-V | Citrix(シトリックス) | 仮
第3回の「サーバ仮想化ソフトウェア主要4製品 導入コスト比較! ~技術検証用途における試算」では、サーバ仮想化の導入形態を「技術検証用途」とし、仮想化ソフトウェア製品ごとに導入コストの試算と比較を行った。第4回では、「サービス提供用途(本番環境)」における仮想化ソフトウェア製品ごとに導入コストの試算と比較を行う。 連載インデックス 連載:サーバ仮想化におけるライセンスの選択 第1回 サーバ仮想化導入の前に検討すべきこと ~複雑化するライセンスを理解する 第2回 サーバ仮想化の導入形態で見る、仮想化ソフトウェアの機能とライセンス 第3回 サーバ仮想化ソフトウェア主要4製品 導入コスト比較! ~技術検証用途における試算 試算の前提事項 第3回でも挙げた導入コスト試算の前提事項を再度取り上げる。留意事項は第3回と全く同様である。下記を踏まえ、できるだけ類する機能を持つエディションやオプション製品
Microsoftは新しい管理ツール「Concero」(開発コード)を開発中だ。これを利用して、顧客はオンプレミスとクラウドベースのサービスを管理できるようになるという。 Microsoftは2011年3月に開催するイベントMicrosoft Management Summit(MMS) 2011で、「Systems Center」ブランドを冠したこの新製品を披露する計画だ。MMSのウェブサイトにあるアジェンダに、Conceroに関する以下の記述がある(編集部注:本稿公開時点では上記ウェブサイトのアジェンダから該当の記述がなくなっている)。 サービスがクラウドの上に展開されるという動きは、部分的にはVMM(「System Center Virtual Machine Manager」)と「Hyper-V」をベースとしたプライベートなオンプレミスクラウド、また部分的には「Windows Az
『VMware ESXにおけるメモリ管理』シリーズ (1) - 序:他のリソースとの違いはなに? (2) - 仮想化インフラにおけるメモリ管理って? (3) - メモリに関する仮想化支援機能(Intel EPT/VPID, AMD RVI/Tagged TLB) (4) - メモリを割り当てるのは簡単だが、回収するのは難しい (5) - 透過的ページ共有 …の続きです。 VMware ESXにおける…といいつつ、今回は主にMicrosoft Hyper-VにおけるDynamic Memoryの話でございます(^_^;)。 VMware ESXは透過的ページ共有によりメモリの効率的な利用を実装していますが、Hyper-Vではこれまでメモリに対してHypervisorレベルで実装された効率化技術はありませんでした。よって、10GBのメモリを実装したホスト上では、その範囲内でしか仮想マシンに対し
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