和牛は海外でも「Wagyu」と訳され、今や世界的にも有名な肉です。 和牛が美味しいのは、霜降りと表現される独特の脂肪の付き方にあり、それが豊かな風味と溶けるような食感を生み出しています。 これまでこの複雑な霜降りを、培養肉で再現することは困難でした。 しかし、大阪大学をはじめとした研究チームは、和牛肉の複雑な組織構造を3Dプリントで再現することに成功。 世界人口の増加や気候変動から懸念される食糧危機に備えた、新しい技術を開発しました。 研究の詳細は、科学雑誌『Nature Communications』に8月24日付で公開されています。 3Dプリントで和牛の“サシ”まで再現可能に! https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2021/20210824_4 First 3D-bioprinted structured Wagyu beef-like me