Tyler Cowen ”The sex recession” Marginal Revolution, November 14, 2018 以下はThe Atlanticのケイト・ジュリアンの記事 ジェネレーションX [1]訳注;おおよそ1960年代と1970年代生まれの世代 やベビーブーマー世代 [2]訳注;第二次大戦後~1960年代半ばの世代 も,過去の世代が自分と同年齢だったときよりもセックスする回数が少ない可能性がある。トウェンジは総合的社会調査によるデータを用いることで,1990年代から2014年にかけて平均的な大人のセックス回数は年62回から54回に減少したことを発見した。個人レベルの話であればこの減少に気づくことはないかもしれないが,国として見た場合には大量のセックスが失われていることになる。最近トウェンジは最新の総合的社会調査による2016年以降のデータを観察し,それによ