大阪市役所で半世紀近く、昼休みの合図として庁内放送で流れていた歌手の島倉千代子さんの曲などが、チャイムや職員の意識改革を促すスローガンに切り替えられた。ごみ収集車のメロディーとしても使われている曲で、大阪市民にとってもおなじみの曲だったが、橋下徹市長が「変な音楽」とかみつき、庁内放送から姿を消す事態に。新たな放送は女性職員が「前例にとらわれることなく、これまで実施してきた方法を見直す」といったスローガンを唱える形に変更されている。 橋下市長から「変な音楽」と指摘されたのは、昭和39年に発売された島倉さんの「小鳥が来る街」など。市によると、「小鳥が~」は市緑化100年運動の開始を記念して制作された曲だという。 当時、島倉さんは美空ひばりさんと並び称される人気歌手。レコード会社の申し入れで、無償協力してくれたという経緯もあり、その後、約48年間、大阪市北区中之島の市役所本庁舎で、昼休み開始を告
大阪市の橋下徹市長が今年から、これまで昼休み時間に庁内放送で流していた音楽を中止し、職員の意識改革を促すスローガンに切り替える意向を示している。住民サービス向上に向けた“橋下流”の取り組みともいえるが、職員からすれば安らぎの一時であるランチタイムまでも緊張感を強いられるのかもしれない。 橋下市長は昨年12月30日、自らのツイッター上で「(市役所は)サービス業であることの意識を来年から徹底していきます」と宣言。その上で、「今、大阪市役所は、お昼になると変な音楽が庁舎内に流れます。それを止めて、来年から組織のスローガンを流していきます」と書き込んだ。 スローガンの候補案は、「役所事業はサービス業であることを意識せよ」「『前例がないからできない』は言わない」「『担当が違います』は言わない」「朝礼はやってますか?」など。市長は「民間だったら当たり前のこと。皆さんからもご意見を!」と呼び掛けている。
「巨大プールを大阪の世界的な名物に」。作家で大阪府市特別顧問の堺屋太一氏は31日、関係者らとともに記者会見し、大阪・ミナミの道頓堀に全長約1キロのプールを開設する計画の詳細を明らかにした。道頓堀開削から400周年にあたる2015年夏の開業を目指し、今年度中にも運営会社を設立するという。 堺屋氏らによると、プールの施工や運営を担う「道頓堀プール株式会社」を設立し、事業開始までに借り入れや出資で約30億円を集める。準備組織には南海電鉄も参加し、他の企業の参加も呼びかける。遊泳料は1人1千円以上を予定。6〜9月の開園中に100万人の来場と約16億円の収入を見込む。堺屋氏は「数年で借金を返し、黒字化できる」と話した。(染田屋竜太) 関連リンク桂三枝さん、襲名控え「船乗り込み」 見物人と大阪締め(7/15)なにわの夏開宴 歌舞伎役者の「船乗り込み」(6/30)大阪・道頓堀が巨大プールに? 実現に向
大阪市が策定中の「市政改革プラン」で、市内10カ所にある市民交流センターを平成26年度に全廃する方針を打ち出し、波紋を呼んでいる。いずれも市が同和対策事業で建設し、部落解放運動の拠点となった歴史を持つ施設。利用者や部落解放同盟大阪府連は廃止に強く反発しているが、橋下徹市長は「歴史的に終止符を打つべきだ」として方針を変えない構えだ。 廃止対象は、旧人権文化センター(解放会館)5施設▽旧青少年会館4施設▽旧地域老人福祉センター1施設-の計10施設でいずれも市が同和対策事業で建設。市は全廃の理由として、センターの利用率が全館平均で約50%にとどまっていることや、60代以上の利用が約4割を占め、多世代の交流が図られていないなどと説明。指定管理期間が終了する26年度に廃止し、年間約10億円の経費削減を見込んでいる。 市は昭和30~50年代、「同和地区」に指定された市内12地区で、同様の拠点施設を40
橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事は20日、大阪人権博物館(リバティおおさか、浪速区)を視察し、展示内容に疑問があるなどとして、今後は施設を運営する財団法人への補助金を府市ともに支出しない方針を示した。 橋下氏は大阪府知事時代、施設の展示内容を「わかりにくい。教育現場のニーズに応えるものに」と見直しを指示。20日は新しい展示内容を確認するため、松井知事と再訪した。 視察後、橋下氏は報道陣に「まだ内容が差別や人権に特化されていて、子どもが夢や希望を抱ける展示になっていない。僕の考えに合わない」と不満を漏らし、「市税投入はゼロベースで考える」と、7月に編成する予算案に補助金を盛り込まない方針を示した。松井氏も「現時点ではこれ以上の税投入には府民の理解を得られない」とした。
ツイッターで深夜や未明まで連日大量の「つぶやき(ツイート)」を投稿し続けている大阪市の橋下徹市長について、大阪府の松井一郎知事は18日の定例会見で、「今日もストレスがたまっているんやな、という感じで見てます。早く寝ればいいのに」とアドバイスした。 平成23年2月、知事時代に出演したテレビ番組での不満をきっかけにツイッターを始めた橋下市長。フォロワー(読者)は、約69万5千人(今月18日夕現在)に上る。選挙期間中などを除き、連日のように大量投稿を続けており、ツイート数は4906件(同)と、一日平均11件も投稿している計算だ。 大阪都構想や脱原発依存など持論や政策について、自分の言葉で説明することが多いが、最近はマスコミや学者らからの批判に対する反撃の道具として活用する場面が目立つ。 一方、ツイッター歴では橋下市長より10カ月近く先輩の松井知事だが、ツイート数は1042件(同)で一日平均1・4
大阪府の12年度公立学校教員採用選考の合格者のうち、辞退者の割合は最終的に13.4%となる見通しであることが府教委のまとめで分かった。記録が残る過去5年で最高で、府議会で3月に「教育行政基本条例」と「府立学校条例」が成立したことも影響したとみられる。 府教委によると、合格者2292人のうち、辞退したのは308人。理由は「他府県の教員に採用」が53%で最も多かった。過去では08〜11年度の辞退率は9〜10%で推移しており、12年度は今年2月3日の段階で12.4%(284人)だったが、その後さらに辞退者が増加した。【田中博子】 【関連記事】 <条例案を詳しく知る>大阪府議会:「教育」「職員」条例成立 性犯罪者「住所届け出」も <保護者や学校現場の声は>大阪府議会:教育2条例成立、保護者ら評価二分 「変わるきっかけに」/「“モンスター”不安」 <何が起こっているのか>ザ・特集:維新政治
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大阪市の橋下徹市長が昨年12月の就任以降、ブレーンとして民間人から任用している特別顧問・特別参与が計50人に上り、報酬も市長就任前の2倍以上に引き上げられたことが分かった。職員給与は来年度から平均7%カットするが、「(ブレーンは)しかるべき待遇をしないといけない」との理由から、拘束時間の長さによって日額2万~5万円台を支給。顧問・参与は政策決定過程に深く関与しており、重用ぶりが際立っている。 市政策企画室によると、09年に作成した要綱では特別顧問の謝礼は日額2万4500円だった。昨年12月に大阪府の当時の水準に合わせて改定し、拘束時間によって日額2万2000~3万3000円にした。更に今年2月、大阪府とともに同2万2000~5万5000円に引き上げた。交通費(実費)、宿泊費(1泊1万900円)も支給される。 会議などの準備にかかった時間も状況に応じて報酬が支払われている。府市統合本部関係で
大阪市教委は1日、勤務時間中に校舎内で、缶ビールやワインを飲むなど飲酒・飲食を72回繰り返したとして、市立中央高の男性教諭(53)を停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。 市教委によると、教諭は2009年8月~11年11月、計66回にわたり、授業終了後や顧問を務める部活動の指導中などに、同校の体育教官室に持ち込んだカセットコンロでカツ丼やスパゲティなどを作って食べ、缶ビールやワインなどを飲むなど、職務に専念しなかった。前任校の商業高校でも07年以降、6回飲酒したという。 教諭は10年9月、飲酒していることを知った校長から注意されたが「勤務時間中は飲んでいない」と釈明。その後も勤務時間中に飲酒を続けていたが、11年11月に教官室の冷蔵庫から赤ワインが見つかり、飲酒を認めたという。 教諭は市教委に「夜まで勤務している時などに校内で食事がしたかった。飲酒は一杯ぐらいばれないだろうと思っていた」と
違憲・違法の行為だと大問題になっている橋下徹大阪市長の「思想調査」について、公務員の市民的自由をめぐる裁判に詳しい大久保史郎立命館大学教授に聞きました。 橋下徹大阪市長による「思想調査」はひとまず「凍結」されたようですが、それではすまない重大な問題が残されています。 今回の「アンケート」と称する強制的調査は、ほぼ全職員を対象に、回答者の氏名を特定できる形で、職務とはまったく関係ない「組合活動」「特定の政治家を応援する活動」に関わったかなどを問うものです。それも、「行為」だけではなく、「自分の意思で参加した」か、「誘われたか」や「誘った人」、また「場所」「時間」、組合活動・政治活動に対する意見や認識、感情など職員の「内心」全般―思想、良心、信条にまで踏み込んでいます。これは日本国憲法、地方公務員法、労働組合法に明確に違反します。最高裁判例から見ても、市長や市当局という公権力が行ってはならない
■編集元:ニュース速報+板より「【大阪】 「『院内高校』を作ってほしい」 重病患った高校生の訴え 橋下市長がスピード対応 松井知事は直接電話」 1 ◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★ :2012/02/09(木) 23:03:13.47 ID:???0 2月2日、大阪市旭区長のブログに、市内の一高校生から寄せられたメールを紹介するエントリーが登場。 「病院内で通える高校を作って欲しい」という要望に、大阪市の橋下市長がスピード対応したエピソードが紹介されている。 大阪市旭区長の山本正広氏は2日、旭区の公式サイトで公開しているブログ「あさひ、だいすき♪ ~区長見聞録~」で、「K君のこと」というエントリーを公開した。K君は、小中学生の時に重病を患い、病院内の「院内学級」という制度を利用して勉学に励んだ少年。名門高校に進学したものの、再び入院することになってしまったそうだ。ところが
大阪市の橋下徹市長は25日、市水道局がPR用に販売しているペットボトル入り水道水「ほんまや」(500ミリ・リットル、100円)について、「世の中にはごまんとミネラルウオーターがある。民業圧迫で、赤字を出してまで市が水を売る必要はない」として、生産中止を指示したことを明らかにした。 「ほんまや」は、「大阪の水はまずい」というイメージを払拭するため、2007年3月から市内のスーパーなどで販売を開始した。生産本数は年間約51万本(2010年度)。 昨年5月には、国際的な食品の品評会「モンドセレクション」で金賞を受賞し、同市の高い浄水技術をアピールする商品として、平松邦夫・前市長が同7月、シンガポールの国際的な水処理技術の見本市に持参したこともある。昨年3月の東日本大震災の際には、救援物資として被災地に大量に送られた。 しかし、商品化にあたっては、市にペットボトル詰めにする設備がなく、業者に委託す
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