iPad Air発売前日の10月31日、インテルが開催したソフトウエア開発者向けのフォーラムにおいて、ドコモ・インテル・サムスンの3社がTizenについての最新情報を共有しました。 第3のOSのひとつとして知られるTizenは、ドコモが参加していることもあり、国内でも注目が高まっています。今回はこのイベントで発表された内容をもとに、Tizenの可能性を検証してみたいと思います。 ↑ドコモからはプロダクト部技術企画担当部長の杉村領一氏が登壇。同時にTizen AssociationのChairmanも兼任しており、ドコモが果たしている役割の大きさがわかる。 ■現在のTizenはモバイル向けと自動車向けの2系統 現在、OSとしてのTizenはスマートフォン向けの“モバイル”プロファイルと、車載用の“IVI”プロファイルの2系統に分かれて開発が進んでいます。 モバイルプロファイルは、携帯電話やス
NTTドコモ、インテル、サムスン電子は2013年10月31日、都内で開催された「インテル ソフトウエア・イノベーション・フォーラム」でソフトウエア開発者向けの講演を行い、Tizenの最新情報を発表した(写真1)。 写真1●NTTドコモ、インテル、サムスン電子がTizenの最新情報を発表。左からNTTドコモ プロダクト部技術企画 担当部長の杉村領一氏、米インテル コーポレーション ソフトウエア&サービス事業部 マネージングディレクターのクリストファー・クロトー氏、サムスン電子 ソフトウエアR&Dセンター エクゼクティブ バイスプレジデントのジョンドク・チョイ氏 最初にNTTドコモ プロダクト部技術企画 担当部長の杉村領一氏が登壇した。ただし杉村氏はTizen AssociationのChairmanを兼任しており、主に後者の立場からの講演となった(写真2)。 杉村氏は現在のTizenの状況に
「Tizen is almost dead.(タイゼンは瀕死だ)」。7月3日、ロシアのMobile-Review.comというニュースサイトの編集長のツイートが世界中を駆け巡った。タイゼンとは韓国サムスン、米インテルなどが共同で開発している新しいスマートフォン向けOSのこと。日本ではNTTドコモがタイゼンを搭載したスマートフォンを次世代の戦略商品と位置付け、年内に発売するとしている。 さらに「That's cancel of the whole project.(プロジェクトそのものが終了した)」と続いてツイートしたから、日本のメディアや通信業界にも動揺が走った。業界関係者曰く「報じたロシアのメディアの知名度は低く信憑性はない」ものの、インテルが「プロジェクトは継続中」と否定するなど、関係企業は火消しに追われた。実際、開発が中止されたという事実は提示されておらず、現在も継続されている模様だ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く