モバイル向けのUnityで日本語フォントを使うには、いくつかの厄介ごとをクリアしなければいけない。出来ないことはないのだけれど、まあ、あまり使いやすくはできていないと考えておいた方がいいだろう。 まず、日本語云々の前にいくつかの前提を確認しておこう。モバイル向けのUnityではフォントのダイナミックレンダリングをサポートしていない。これはつまり、フォントはあらかじめビットマップ化しておく必要があるということだ。そしてそのビットマップは1枚のalpha 8テクスチャに収めなければいけない。 ここで問題になるのが、各ハードウェアにおける最大テクスチャサイズの制限だ。例えばiPhone 3G (PowerVR MBX Lite)では、テクスチャサイズは1024x1024までに制限されている。これは、日本語で使う文字を全て格納するには、だいぶ手狭なサイズだ。 確認のためにサンプルプロジェクトを用意