印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 本連載「松岡功の『今週の明言』」では毎週、ICT業界のキーパーソンたちが記者会見やイベントなどで明言した言葉をいくつか取り上げ、その意味や背景などを解説している。 今回は、NECの代表取締役執行役員社長を務める遠藤信博氏と、富士通の取締役執行役員専務、加藤和彦氏の発言を紹介する。 「NECがこれからビッグローブを伸ばしていくのは難しいとの感触を持っている」 (NEC 遠藤信博 代表取締役執行役員社長) NECが先頃、2013年度上期(2013年4~9月)の連結業績を発表した。遠藤氏の冒頭の発言は、その発表会見で、一部メディアが報じた子会社のNECビッグローブの売却をめぐる話について問われて答えたものである。 まずは連結業績の内容を記して