映画『閉鎖病棟(仮)』が11月に公開される。 同作は、『第8回山本周五郎賞』を受賞した精神科医で作家の帚木蓬生の小説『閉鎖病棟』を映画化するもの。精神科病院を舞台に、様々な過去を背負い、家族や世間から遠ざけられながらも明るく生きていた患者たちの日常を遮るように起こった殺人事件を巡って彼らの交錯する思いを描く。 刑の執行が失敗して生き長らえた死刑囚で、今は精神科病院にいる主人公・梶木秀丸役に笑福亭鶴瓶がキャスティング。『ディア・ドクター』以来、約10年ぶりの主演となる笑福亭鶴瓶は役作りのために炭水化物を取らない食事制限や、腹部にサランラップを巻くなどして10日間で7キロの減量に成功したという。共演者は秀丸と心を通わせる患者チュウさん役の綾野剛、不登校が原因で精神科病院に通院する女子高生・由紀役の小松菜奈。 監督、脚本を務めたのは『愛を乞うひと』『エヴェレスト 神々の山嶺』などの平山秀幸。平山
坂上香監督によるドキュメンタリー映画『TALK BACK トークバック 沈黙を破る女たち』が、3月22日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で公開される。 前作『Lifersライファーズ 終身刑を超えて』の制作後、坂上が8年を費やして完成させたという同作は、元受刑者とHIV/AIDS陽性者の女性たちによるアマチュア劇団「メデア・プロジェクト:囚われた女たちの劇場」にスポットをあてた作品。サンフランシスコの刑務所で、深刻なDVや虐待を受けた経験から犯罪を犯すに至った受刑者たちと社会を繋ぐワークショップとして1989年に始まった同劇団は、病気ではなく自殺や薬物依存、犯罪による死が後を絶たないHIV/AIDS陽性患者とのコラボレーションを2008年から行っている。 同作では、HIV陽性患者の女性の現実を描いた演目『愛の道化師と踊る』を制作した劇団メンバーたちがその過程で変容を遂げ
実際の殺人事件を題材にした映画『凶悪』が、9月21日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される。 『新潮45』編集部による犯罪ドキュメント『凶悪 ―ある死刑囚の告発』をもとにした同作は、雑誌『明朝24』編集部に届けられた死刑囚からの告発の手紙をもとに、数々の殺人事件を操っている首謀者を追う雑誌記者の姿を描いた作品。主人公の雑誌記者・藤井役を山田孝之が演じるほか、数々の殺人事件の実行犯であり、獄中から真実を明かす死刑囚の須藤役をピエール瀧、殺人事件の首謀者と目される通称「先生」こと木村役をリリー・フランキーが演じる。さらに共演者には池脇千鶴も名を連ねている。なお、メガホンをとった若松プロダクション出身の白石和彌監督は、同作が長編デビュー作となる。 同作について主演の山田孝之は、「脚本を読ませていただいたときに、是非この作品に参加したいと思いました。タイトルの通り『凶悪』な内容ですが、雑誌記
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