読売が一面スクープで、送配電網を事実上切り離すための、案を検討していることがわかった。 アメリカの電力事業の独立系統運用機関(ISO)をモデルした案だということだ。 だが、紙面を読んでみると骨抜きとなる可能性が残されていた。偶然、紙媒体で新聞を読んでいてわかったからといって、鬼の首をとったかのごとくタイトルをつけてすんまへん。 ▼東電解体―巨大株式会社の終焉 送配電、公的機関で一括運営検討…発電参入促す : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 『政府が、東京電力などの電力会社の送電と配電事業を一括運営する公的機関の設立を検討していることがわかった。 大規模災害が起きても他の地域から安定して電力を供給できる体制にし、新規業者の参入を増やして電気料金の抑制も目指す。60年以上続いてきた電力会社の地域独占に風穴を開けることになる。 政府は、電力各社の送配電事業を公的機関に運用委託