【特集】「虐待争えば子供に会えず」…“人質児相”の実態 原因不明の骨折で生後50日次男と1年超の親子分離ナゼ? 2020年08月06日 もし、わが子のケガが身に覚えのない「虐待」によるものと判断されたら…。 最愛の息子への虐待を疑われ、児童相談所に引き離された親子。 疑いを晴らし、再び一緒に暮らせるようになるまで「1年3カ月」。 その間、面会も月1~2回に制限されました。 児童相談所が親に究極の選択を迫る“人質児相”の実態を取材しました。 生後2カ月の次男、骨折が判明し…突然の「一時保護」 兵庫県明石市に住む鈴島直子さん(仮名)。 夫、3歳の長男、生後2ヵ月の次男との平穏な暮らしが、ある日を境に一変することになりました。 【直子さん(仮名)】 「次男を実家に預けて、長男と買い物に出た。帰ってきて、母に『最近長男が次男をよく触る』という話をした。母が「右腕ちょっと腫れているんちゃう?」と。た