おはようございます。
本日は、レッスンは偉大だなあと、しみじみ感じた話に、
どうぞ、おつきあいくださいませ。
アラカンの今、ピアノを弾くのが楽しみです。
子ども時代に、ピアノを習っていた方ならば、
大人になる頃には、レッスンなど通わずに、
ご自分で楽しんで弾けるのかもしれません・・・
実際、「レッスンに行かなくても、弾けるでしょ?」と
言われたことがあります。
アタクシの場合、練習嫌いで、先生から三行半を突きつけられたので・・・w
かつてサボったツケを払うが如く、今、レッスンに通っております。
もはや・・・何年? グループレッスンなら、ちょっとしたお局?
大丈夫、個人レッスンでございますのよw
先生は、ずっと同じ先生でして・・・
基本、好きな曲を見ていただいております。
まず、曲選びで、弾きたい曲と、弾ける曲のギャップや、
身体に負担がかかるかどうかなど
ご相談に乗っていただけるのが、ありがたいです。
レッスン歴も長くなりましたので、
私の好みもご存知で、「この曲は、お好きかも」と、
先生の方から、ご紹介をいただくこともあります。
で、今、弾いているのが、
ドビュッシー「前奏曲~『ベルガマスク組曲』より」です。
正直、実力以上の選曲かと・・・
なんせ三行半の万年・中級レベルですから・・・w
夏の間、ほぼ毎日、ピアノ(電子ピアノ含む)に向かっていますが・・・
まだ全然ダメ。
この「前奏曲」は、しょせん、「中の上」レベルの曲なんです。
それでも、難所の連続で・・・・
なんせ、4分半ほどの曲なのに、アタクシが弾くと14分!(ホントです!)
先日、レッスンの始まりに、
そんなことをグダグダ申しました。
先生は、
「難しい曲ですよ。でも、ゆっくり弾いていくうちに、
こなれて、良い感じに仕上がってきますよ・・・」と、にっこり。
この日は、リズムが狂ってしまう部分↑の
メロディを先生が歌ってくださり、
それに合わせて、アタクシが弾いてみました。
・・・あらま!
うまい具合に流れるじゃありませんかっ!!
一度、流れてみると、なんとなく調子がわかるというか・・・
これ、いくらCDを聴いてもダメだったのに・・・
さらに、「ここまでできているだけで、ご立派ですよ。」と
コチラの努力?をわかって下さるのも嬉しいことです。
これからに向けてのアドバイスは・・・
「音に、いろいろな色を付けていきましょう。
同じ青でも、濃いのか、薄いのか、どんな青なのか・・・
そういった違いです。ドビュッシーでは、特に大事です」とのこと。
なるほど、なるほど。
何度も繰り返されるメロデイも、どんな風な色だったかと考えると、
全然、違ってきますもの。
自分で弾くからこその楽しさですよね♫
やっぱり、直に、ご指導をいただく、ということは大事です。
ほら、兼好法師も言っていますよね。
中学の国語の教科書に出ていたでしょう?
仁和寺のあわてんぼうのお坊さん(「徒然草」第52段)・・・
「少しのことにも、先達(せんだち)はあらまほしき事なり。
(=小さなことにも先生は必要です)」ってね。
寒くなる頃には、またショパン様を弾きたいので、
まだ余裕!ドビュッシーの「前奏曲」は、気長に、まいります・・・
(って、大丈夫かなぁ・・・w)
本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。