【個別土壌調査・新潟・阿賀野市】
●土壌
自宅の庭 新潟県阿賀野市(五頭山のふもと)
セシウム134 :9.52Bq/kg
セシウム137 :9.25Bq/kg
菜園 新潟県阿賀野市(五頭山のふもと)
セシウム134 不検出
セシウム137 :16.20Bq/kg
下記のような記事を本日発売の週刊文春が書いています。四ページのメイン記事です。
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・福島から北海道に避難した子供120人を甲状腺検査したところ、11人に、「甲状腺がん」が疑われる深刻な所見がある。一人は「がん確定」で手術の予定。考えられているよりも早い進行。
・彼らは福島で「良性」と診断されたが、その診断では細胞診が行われていない。
・福島の検診は3年ごとで、その間にセカンドオピニオンを取ると思っても「福島医大に行け」と言われてしまう状況。
・文春は山下教授を直撃。三年間でガンを発症しても自分は責任を問われない旨の返事。
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記事のスタンスは、こちら側に立っていて、放射能による健康被害の顕在化を認める記事内容となっています。ただし、いくつかの点で、問題がおきています。この話については、いくつか微妙な問題があります。まず記事の内容に誤りが何点かあるようです。地元新聞などが、きょうから報じると思いますので、現在、確実に起きたことと、文春の記事の内容にずれがあるという、まず、その点を認識してください。本日以降の、情報の新聞などの流れ方を見て、情報がどのように正されていくのかを確認してください。
ただし、新聞やテレビの記者で「記者」という肩書きがある人間なら、後追い確認も含めて、きちんと取材して報じるべき内容がここにはあります。どの新聞、どのテレビ局が対応し、どの会社ができていないのか、皆さん、確認してください。貴女は、取材しないのですか?
なぜ、このようなことを書いているのかというと、この話に関しては、僕も含めて、何人かの人達は、程度の差はあれ、この情報を知っていて、ただし情報の公開について、当事者のいろんな思いもあることをかなり考慮して、 時期をまっていたりはしたのです。勿論、どこかで事実は公表すべきと考えていましたが、情報提供をする人達との合意がないと、特にこの類の個人情報に関する話は、なかなか難しいものがあります。そして、文春との間で、今回の掲載に関して、合意が十分には、なされていなかったようです。僕自身、前から、状況がわかっていた部分もあったので、本来であれば、早く、全体への記者会見などをおこなうように、具体的に提案したほうがよかったと反省しています(以前に、関係者との個人的な話では促しましたが、そこにとどまっていた状態です)。
つまり、避難者の母親にとって、自分の子供に甲状腺に何らかの異常が起きていることは、大変につらいことで、それをどのような形で受容していくのかは、大変な作業でもあるからです。ちなみに、記事の内容と、僕の認識が異なるのは、現在の状態の判断で、悪性とみられる状態のお子さんは、まだ、いないはずです。いわゆる「良性」の範疇にはいるお子さん達で、あくまで現段階では、まだよかったと思います。
他にも文春記事の間違いは今後、いろんな形で訂正が入っていくと思います。
あるチェルノブイリに詳しい専門家は文春の記事内容の、雑誌側の所見に関する見立てはともかく、一定の事実の羅列が正しいと仮定した場合、このお子さん達の状況について次のように話しました。
「悪性のガンかどうかは、この段階では、わからないはずです。僕は記事はオーバーラインと思います。今のところは、なんだかわからない腫瘍ができているということ。進行は早いし、放射性物質による健康被害の可能性が強いのは間違いないと思います。良性であっても、放射能による健康被害の範疇に入るのでは、という認識です。3.11.前には、子供にはありえない事ですから」
甲状腺の良性の腫瘍である、嚢胞や腺腫様甲状腺腫については、下記リンクの過去のブログ記事でも、首都圏の子供たちにおきている現実を僕は書いていますから、福島避難者のお子さんにおきていても、何の不思議もありません。というか、この類の話を取材しない記者は怠慢です。貴女はどうしますか?
都内で、新宿→世田谷在住、姉弟幼児二人とも甲状腺などに腫瘍がみつかる。
文京区母親橋本病中学生長女びまん性甲状腺腫小5次女リンパ腫れ視力低下小1三女甲状腺にのう胞
ただし、今回の週刊文春の記事は、福島のみならず、首都圏の子ども達にも、健康被害、甲状腺の異常を聞き続けている僕からすると、こうしたことが顕在化するきっかけのひとつではあると思います。福島問題でなく、東日本問題なのです。被害がおきないと言い張り、いろんなことを妨害した、推進側の専門家、医師などに対する怒りは、さらに倍増しています。
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《バンダジェフスキー博士講演会最新情報》
【京都講演】 昼の部は満席。夜の部は二百席が埋まりました。残席は百席となります。(定員300人)
【東京講演】 追加講演を検討しています。
【仙台講演】 開催確定発表後二十時間で二百席程度埋まりました。残りは二百席あまりです。
【札幌講演】 実は、満員です。ただし、もし、この後、百人くらい参加希望者がいるようでしたら、同じ時間帯で札幌市内で、会場変更することも検討しています。(総数が三百人超えるなら。急遽会場も当たっています。)参加希望の方は、とにかく急ぎ申込あてにメール下さい。人数が見込めないと会場変更は難しいです。赤字がでなければ、一人でも多くの人に聞いていただいたほうがよいので。
また、札幌市内の教育機関や公的機関の関係者で、大きな会場の貸し出しに協力できる方は、僕にメールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(このメールは申込メールではありません)
【医師・専門家向けセミナー】申込は94席。残席が6席。ただし座席確定は支払いされた方からとなります。早急にお支払いをお願いいたします。
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沖縄・東京・京都・仙台・札幌開催のバンダジェフスキー博士講演会&専門家セミナーの詳細は下記のとおり。
3/11(日) 沖縄・那覇 那覇市民会館 午後二時半開演 下記リンクで販売中http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P0100P002072444P0050001P006001P0030001
3/13(火) 東京・世田谷区等々力 玉川区民会館 完売。
3/15(木) 京都 ひとまち交流館【昼の部 午後一時半開演】満員
【夜の部 午後六時半開演】
3/16(金) 宮城・仙台 太白区文化センター楽楽楽ホール 午後一時開演 (定員420人)
3/17 (土) 北海道・札幌 道民活動センター 午前十時開演
満員ですが、会場変更の可能性もあり受付中。
3/18 (日) 東京・恵比寿 日仏会館 専門家向けセミナー(終日) 申込予約は94人(定員100人)
申し込み方法などは、僕のブログリンクを参照して、注意事項を確認して行って下さい。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/69fb130ad04bc2e2d3c36fcbe4d90bf8
問い合わせ先
■博士との取材・面会等のご相談は
放射能防御プロジェクト 木下まで、ご相談ください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
■上記以外、本講演会についてのお問い合わせはすべてこちらまでお願いします。特に申込などについては。
株式会社緑のシーサー
TEl:098-943-4258(10:00〜19:00)
mail:info@gsisa.jp
以前、吸い込んだら何年か後にはガンになるという建築材料がニュースになってましたが、放射線も似てます。
震災1年を前にこのケースだから4年後が恐ろしい。
私も沖縄の雪でヤフーニュースを見たけど、非難コメントの人たち、取り分け東日本に居座って「何ともねぇWw」とか抜かす人たちは4年後には間違いなくガンになっているだろうな。
沖縄に逃げた親は普通の感覚でしょ。
原発の放射線の影響はチェルノブイリの子供達を見れば分かる。
自然放射線は確かに私も浴びてますが、自然レベルだし人類が生まれてから何年経ってると思ってる?
チェルノブイリは広範囲で奇形児が生まれているけど、『自然』なんですか??
ベラルーシは2割しか健常者がいないって聞いてるけど、『自然』なんですか???
ヤフコメの非難しまくる人たちは男の子なのか女の子なのか判らない子供を見て「両性具有だ~☆鋼の錬金術師みたーい☆☆ミャハッ」とか言うんでしょうね。
ヘドが出る。
人工と自然の違いも解らないヴァカは引っ込んでろ!!!
滅びの美学はテレビの中の話だけにしろ!!!るろうに剣心でも読んでろ!!!
4年後に静かなる爆弾が爆発したからと言っても、沖縄の避難親を恨むなよ!!!!
恨むなら無策の政府だ!!!!!
時々、ビジネス誌がまともなことを書いているのですが、論調が変です。 たとえば、
1)日本の大手自動車産業は北米での生産を拡大していること。
2)日本の製薬会社はペンシルバニアに研究所を建てること
3)日本の大手企業が部品工場を中国に作ること。
4)ヤクルトの工場が岡山県に建つこと。
こういうことを報道しなかったり、たった一行で報道したり、全く見当はずれな解説をつけて報道します。
ビジネス誌というメディアは、野口悠紀夫、大前研一、森永卓郎を登場させて、原発稼動の経済合理性を解説させる記事が多いです。 ただ一方では、ビジネス誌には、大前研一の原発の解説や留学・海外移住の特集を組んだり、ビザの斡旋の広告やベクレル小売店の記事が載っていたりします。 ビジネス誌だけは、「なんとかまだ機能している」と思っていたら、先週、東洋経済の編集長が捕まってしまい、本当に残念です。
大人139人も突出した傾向なしと報じています。
「この程度の、放射能の汚染度なら、大丈夫、心配すること無い。」、「返って気にする事がストレスになり、色々な病気を招く。」、「人間は普段の生活の中でも「放射線」(線、言い張る事がチョッとした騙しテク)を浴びて生きている、深刻な問題ではない。」「除染は可能です。もう、安心して生活出来ますよ。」
・・・・全て証明してもらいましょうよ。言った人間には、「命」を賭けて。
自分で「自分は頭が良い!」との確信もあったのでしょうから。
例え、何十年掛かったとしても。・・・
(その間にでも、日本から「核物理学」の天才でも、現れて本当に除染を可能にしてくれる新型装置でも、開発してくれないかな?・・・)
私の北関東からのやっとの思いで説得して決めた避難先を汚染させないでください。3月から4月の1ヶ月で北関東は3.5ミリシーベルト以上の被曝(降下量)だったのに。
そんなとき、橋下は降下量の少ない大阪で被曝も全くせず幸せに暮らしていたのだろうけれど。
はぁ、日本はいつから独裁国家に?なんか政治家、ちょっとおかしいんじゃないかな。事故の記録も残してないらしいし、なんかやっぱりちょっとおかしいよね。
九州で口蹄疫が見つかったときも、国はゆったりゴールデンウイークで休んでから、休みあけに渋々動き出したらしいし。
みんな、日本を守りたいのに。
考えるとほんとうに悲しいです。
大人はすべてその子どもたちに対して謝らないといけないです。
当時の菅首相、枝野長官、スピーディを隠した役人たち(名前を公表すべきと思います)、すべて、謝らないといけません。当時の菅首相、枝野長官、スピーディのデータを隠した役人たち(名前を公表すべきと思います)は人道に反した罪を犯しているので、罪に問われるべきだと強く思いました。
私はこの原発事故以降、テレビに大きく失望した人間です。
ですが、テレビの力は偉大です。
いくら農水産物からセシウムが検出されても、降下物が増えても、福島原発が公開されても、テレビが大きく報道しないので、世の中の大半の人は、原発事故は「もう大丈夫なんでしょ」と思っています。
NHKは政府の意向、民放はスポンサーの意向、その他にも、いろんなしがらみがあるかもしれません。
そこにいる人も所詮、組織の人間。
木下さんの貴女さんも、テレビで働く人の中でも、今回の原発事故報道で歯痒く思う方もきっと少なくないはずです。
ですが、今回、木下さんのブログ記事を読ませて頂いて、貴女たちの罪を改めて認識しました。
お願いです。貴女たちの「正義」をここで見せて下さい。
テレビに「信頼」を置いて、福島で茨城で東葛で被曝し続けている人がたくさんいるんです。
いくら東京新聞が頑張っても、週刊誌が頑張り過ぎても、ほとんどの人が「テレビでやってないじゃん」と言って、そこに居続けます。
日本国民の内部被曝も進みます。
もし、貴女たちが今のままのスタンスを続けるなら……
この数年後、明らかな放射線被害が出て「政府」を責めるのもやめてくださいね。
「自分たちだって辛かったんだ」って、言い訳するのはやめてくださいね。
政府だけでじゃない。貴女たちテレビも日本国民を「見殺し」にしたんですから。
話は異なりますが、
先日の光市母子殺害事件で、死刑判決が確定したその日から、NHKがこれまで取材していただろう被告の恩師、友人たちのインタビューを流していました。無期ではできない報道です。
もし原発事故で子供たちが甲状腺がんで倒れていった際、自分たちはこれまで取材してきましたって、福島や関東の汚染状況をこぞって報道し出すのではないか、と、思って怖くなりました。
いいんですか、そんなんで?
調べていただければわかりますが。
チェルノブイリに行かれました?
奇形児大量に生まれた事実はありませんよ?
ベラルーシに行かれました?健常者がほとんどですよ?
チェルノブイリ近辺のある人が言ってましたが(勿論通訳介してですが)心配してくれてるのは有難いが、いろんな人がそれぞれにかなり事実と違った形で本にしたり講演しているようで、胸中複雑なそうですよ。
ウクライナ各地に行ってたくさんの人と話をしてみてはいかが。
有意義な時間になることと思います。
ありがとうございます。
時々、このブログを拝読させていただく際に、コメントでの暴言が目立ちます。
品位が落ちますし、何か特別に鬱憤を晴らしたいのなら、ご自分でブログを開設されるべきでしょう。
木下さんが語気を荒げるのにはきちんとした深い意味がありますが、コメントする側まで便乗することは単なる下品にしか見えません。
木下さんと同じ位置から読者に対してコメントを書く事は、勘違いも甚だしいのではないでしょうか。
コメントする者は、分をわきまえ、冷静な文章をこころがけていきたいと私は感じています。
こういうサイトを見つけました。用語は複雑でもスクロールしてざっと内容把握すれば、いかに福島にい続けることがリスキーか、わかると思います。大事なことなので、リンクを張っておきます。
真実は、2016年ごろにようやく明らかになるようですが、そのときでは手遅れです。福島の線量高いところにお住まいの方へ、ひとつの判断材料として差し上げました。判断はあなたがするのですよ。
http://leibniz.tv/sttc_eki_senrei_2011_after-03-11.html