私はチーズが大好きなので、フランスで暮らせてとても幸せ。定期的に通うチーズ屋は数店ある。それぞれ品揃えが違うから。木箱に入っている窪んだチーズはラングルという…
私はチーズが大好きなので、フランスで暮らせてとても幸せ。定期的に通うチーズ屋は数店ある。それぞれ品揃えが違うから。木箱に入っている窪んだチーズはラングルという…
2人暮らしなので、バゲットを買うと食べきれず余る。 そういえばラスクというお菓子あったなあと思い出し、つくってみたい気分に。 そもそも、ラスクをフランスで見た…
夫も私もお魚があまり好きでないため、うちの食卓には肉のほうがよく登場する。 私は脂だらけの霜降り牛肉が嫌いなので、フランスの美しい赤身肉に何も言うことがない…
先日、市庁舎前の広場を突っ切ろうと思ったら、ぐるんとフェンスで囲まれ何やら掘削中。 ガス工事でもしてるの? と思って見たら forêt urbaine (都市…
もう1月も後半だなんて! ぼんやりしていたらまたあっという間に12月になってしまう...パリの街はいまだに12月の様相ですけど。 キラキラして綺麗だから急…
かつてパリでこれほど雨が多い秋冬は無かった、とニュースになるほどの日々。 めったにない晴れの日、セーヌを渡ったらすでに溢れぎみ。近々、また遊歩道まで水没する…
12月31日のごちそうはミニシャポンにした。 シャポンは年末だけに登場する、特別に肥らせて脂がのった雄鶏。その雌鶏バージョンは poulard という。 何が…
寒くなると1回はつくりたくなるポテ。ざっくり言えば、豚の水煮? 豚なら何でも。プティサレという塩漬け肉を煮ることが多いかしら。今回は、la saucisse …
年内のお仕事は先週とっくに終わっているし、24日25日は何の予定もない。朝からのんびり、ごちそうの準備。 前菜はホタテのグラタン。魚屋で殻から外してもらい、殻…
どんより。これぞパリの冬。 この時期パン屋に登場するひとり分ビュッシュ。これで味見して、大きいの注文してねってことでしょう。 そのへんのパン屋なのに、ケー…
モンパルナスから少し歩いたところにある、アルザスのパンやお菓子がスペシャリテなパン屋に行った。この時期ならではのお菓子がある。 ノエルのクッキー、パンデピス…
ニュースを見ていたら、食品廃棄の話をしていた。 いわゆる規格外という理由だけで、捨てられてしまう食材がたくさんあるそうだ。品質に問題はないのに。日本ならともか…
大きめのりんご(220g)を5個使ってタルトタタンをつくった。 パイ生地が良い感じにつくれるようになったので、パイ生地料理もいけるかも、と張り切って挑戦して…
カッポカッポ。のどかな音が聞こえてくるなと思ったら、馬ポリスが通り過ぎていった。パリ12月上旬の風物詩といえば、消防士カレンダーの配布(販売でなく各々好きな金…
私はシナモンが苦手。パンデピスやシュトレンのように、ほかのスパイスも混ざっているならそこまで気にならないが、シナモン単体で主張されると苦手。 夫はシナモン大好…
私はビオを盲信しておらず、ふだん、ビオという理由だけで食べものを選ばない。 とくに、スーパーにあるビオについては、その品質はどうなのかしらと懐疑的。全国規模…
大好きなモンドール。晩秋から春先まで、どのチーズ屋にも積まれている。冬のチーズの主役級ですね。モノプリで買ったものですら、ふつうにおいしい。 ただし、スーパー…
夏前からティラミスを食べたくて、夫に「マルサラ酒買ってきて」と頼むも忘れられたり、ようやく行ったら品切れだったり、そのうちイタリア食材屋が夏休みになるなどして…
とある平日マルシェの日、数週間ぶりかもしれない青空が広がった。リュクサンブール公園の菊を愛でるチャンス! 公園くらい、いつでも行けるけれども、お花は晴れた日…
11月も後半になり(もう⁉)、コルシカ島のクレモンティーヌ(みかん)が登場。希少品で、ぼんやりしているとあっという間に市場から消えてしまう。 スペイン産に比…
ひさしぶりに Julien Dechenaud に行ったら、輝く銅鍋が鎮座。 きゃーーー♡ マロンコンフィ! マロンコンフィは、マロングラッセをつくる途中の…
マルシェをウロウロしているとき、そういえば、仔牛のレバー(foie de veau)食べたことないなと思いつき、試してみることに。 この容器いっぱいにベロー…
私たちがよく行くチーズ屋は数軒あり(仕入れるチーズが違う)、そのうちの1店に、この秋から10代の男の子が加わった。 秋はほかの店(肉屋とか)でも初々しい新人を…
用事で出かけたついでに、そういえば行きたい場所があったと思い出してバスに乗った。 外出したからには、いっぺんに用事を詰めこみたくなるのは出不精あるあるなのかし…
何の話の続きだったか忘れたが、チーズ屋での雑談でマーモットの話になった。 マーモットは、モコモコの毛皮の下に脂肪をたっぷり蓄えていそうなムッチリした生きもの。…
フルーツが旬のとき、ソースやジャムをつくる。 お砂糖すくなめだから、多めにできたら冷凍保存。その都度食べ切れる少量を専用のビニールで真空にしてから凍らせれば、…
チーズ屋に行くとまず、ショーケースの端から端までもれなくチェック。素早く。いつもと違うもの、限定入荷したものはあるかしら、と。夫(SF好き)には、ビーッとレー…
秋のパリ、晴れればとても気持ち良い。 遠回りしてでも歩きたくなる。 イルミネーション準備が着々と。楽しみだな〜〜〜♡ その前に、菊の季節。11月1日の祝日…
夫は記念日にはケーキではなくチョコレートを買ってきてくれる。いつも必ず la maison du chocolat で。 ミルクだけ!私がミルクチョコ大好き…
寒いときの定番料理のひとつ、サヴォア地方のタルティフレット。 タマネギと芋のシンプルなグラタンだけれど、ポイントは何といってもチーズ。Reblochon de…
La Maison du Chocolat のウェブサイトのレシピコーナーが充実している。 ムースとタルトつくるときはいつも、必ずこのレシピでつくるほど気に入…
りんごにはたくさんの種類があり、いつまでたっても把握しきれない。 サラダ用として気に入っているのは、Cox orange や Pirouette という品種…
ホロホロ鳥はスリムなので、非力でも捌きやすい。 最近ようやく、やっと、モモ肉にソリレスを付けて切り離せるようになり、ご機嫌。 ソリレスとは、鳥の背中側のこの…
ふらりとお店に入れば、どこもすでにノエル商戦。10月もなかばですものねえ。 こういうの、見るだけで楽しく幸せ。 私の感覚では、フランス人はハロウィンはスルー。…
秋晴れ。ひんやり寒くても気持ちいいですねえ。このところの雨で、フランスでは浸水した地域もありニュースになっていた。セーヌは少し溢れたものの、たいしたことない。…
私はパスタが(というか炭水化物メインの一品料理が)好きでないので、カルボナーラもつくったことがなかった。フランスにももちろんカルボナーラはある。フランス風カル…
鳥を1羽買いするとき、私は「内臓要ります」と必ず言う。 うちでまるっと1羽解体後、骨にちょっと残った肉や、ときにはササミを混ぜてムースにする楽しみがあるか…
マルシェにジビエが並び始めた。 この日は colvert(青首鴨)、perdrix(ヤマウズラ)、 sanglier(イノシシ)があった。 ヤマウズラにしま…
quetsche(クェッチ)というアルザス産プラムは、生でそのまま食べるより煮たり焼いたりしたほうが好き。ただ並べてお砂糖ふって焼くだけのタルト。とろーーーん…
この秋、もう2回もつくった牛肉の赤ワイン煮。フランス人に大人気の家庭料理ですね。夫も、赤ワイン煮つくるよーと言うと大喜びする。 使うのはほほ肉(joue de…
週末からアパルトマンのセントラルヒーティングが点いた。いつもより早いような? ありがとう管理人さん。9月下旬から寒く、うちで動かず座ってお仕事してるときなど湯…
いつもと違うチーズ屋をチラ見したら、なんと、羊のミルクがあった。 ヤギ乳はたまーに見かけるけれど、羊はめずらしいのでは?? 私は羊のチーズもヨーグルトも大好き…
ポワローは秋冬のお料理に欠かせない。 緑色の固い部分も、鳥の骨でスープとるとき香味野菜として使える。 ポワローをやわらかーく煮て、ヴィネグレットで食べるのは、…
この秋、今まで食べたことなかったプラムがおいしくて、嬉しい発見。 先日の黒ミラベルに続き、まんなか奥の、緑と赤が混ざった色合いのプラムも初めて知った。店の人も…
大好きないちじく♡ 秋のお菓子の主役ですね。 そのへんのパン屋(チェーン店でパリに何店もあるような)でさえ、いちじくタルトが華やかに並ぶ。 このパン屋のケー…
寒いっ。今の時期が1年でいちばん寒いと思う、と言ったら夫が「それは2月でしょ」。 それはそうだけど、そうじゃない。9月下旬から10月上旬、アパルトマンのセント…
先週は、ちょっと遠出しようと考えていた予定が変わり、既に休暇をとっていた夫と、いつものパリでパリっぽいお出かけを。 ちょっとシックなレストランで季節のジロー…
先日、はじめて食べておいしかった mirabelles bleues (青ミラベル)。 その後、ほかの店でも見かけた。最初の店以外、どこも mirabell…
あっという間に朝晩どころか昼もひんやり。 待ってましたとばかりに今期のラクレットデビュー(早すぎ?) 芋が苦手な私は、ビーツで。秋のビーツはそれほど甘くない…
ひさしぶりにクスクスをつくった。 パリのレストランでクスクスを食べたのは、もうずいぶん前。レシピは無数にある。アルジェリア、チュニジア、モロッコ...国によっ…
夫のお誕生日。お誕生日レストランは改めて行くことにして、当日はうちで。 肉屋で、食べたいもの選んで!と夫に決めてもらったら、仔羊のモモ肉(gigot)の骨を外…
ジャックマールアンドレ美術館(le musée Jacquemart-André)が好きで、以前はたびたび訪れていた。 改修工事で長らく閉まっていたが、先週…
秋から冬の終わりまで、八百屋にはビーツが並ぶ。 この時期、採れたての葉っぱ付きビーツは特にみずみずしい。 残念ながら葉っぱは使いみちを見い出せないので、切り…
夏の名残り。 昼間は長袖ワンピース1枚でちょうど良い快適さ。Sézane のモヘアのふわふわニット着てる人とすれ違い、私も同じ色の持ってる♡ と思ったけれど…
夏休みから帰ってきた肉屋で仔羊肉を買った。ひさしぶりの仔羊〜〜〜♡ épaule d'agneau(仔羊の肩)という部位。前脚のモモ肉のこと。 後ろ脚のモモ肉…
数か月前、シーザーサラダをつくろうと思ったら anchois(アンチョビのこと)が手に入らずあきらめた。そうしたら、なんと、いつものイタリア食材屋にふつうに置…
いつもの肉屋がヴァカンスから戻ってきた。待ってましたよ。onglet(オングレ)を買って、ステーキにしましょ♡ブルーチーズのソースにしようね、と夫もウキウキで…
夫は週2日、会社へ行く。朝、お昼ごはん用にハムやチーズやレタス、トマト、あればローストビーフの残りなどをパンに挟む。夫が。たまに「ベントーつくってくれないの」…
マルシェでいちじくが売られていた。もうそんな季節 ⁉solliès(ソリエス)という、小ぶりで皮が黒く中が紫色のフランスのいちじく。大好き。さくらんぼ、ミラベ…
マレの中心地にこんなにも静かな場所があったなんて。 通りに面した大きな赤い扉から入って奥に進むと、小ぢんまりした庭がある。Clos des Blancs Ma…
トマトソースをつくる用に買ったバジルがたくさん余った。私は実のところバジルがそれほど好きではない。控えめに香る程度なら良いけれど、バジルが前面に主張するのはあ…
なんとなく、パリでは8月15日の週が終われば夏も終わり、という肌感覚。先週はキャミソールで寝ていたのに、もう長袖。朝晩ひんやり。陽射しは強いものの気温は高くて…
大好きなミラベル♡ 昨年はうっかりしていてミラベル料理をする前に旬が終わってしまったので、今年はいろいろつくりたい。2kg買えば8ユーロ!という店があった。も…
8月中旬のパリは静か。あまり人が歩いていない(観光地は別)。 スーパーでお肉買うの、ためらう日々。人が少ないということは、つまりその、回転率が...(夏は個人…
今週も唯一お外に出たのがマルシェだけ、という引きこもりっぷり。暑いし... 来週、パリ37℃予報は何かの間違いであってほしい。これぞ夏マルシェ、という色合い。…
夏はズッキーニ料理をよくつくる。ナスとズッキーニのラザーニャ。薄くスライスして、赤ワインたっぷりミートソースとベシャメルと交互に重ねて焼く。野菜の水分でビチャ…
トマトください、と言うと「何に使うの?」と聞かれる。いろいろな種類があるので。 ラタトゥイユをつくりますと言うと「料理用ならこれが... あ、柔らかくなりすぎ…
マルシェは閑散としていて、肉屋も鳥肉屋もいない。八百屋は何軒か来てくれている。お野菜は人間の夏休みなど関係なく育つものね、売らないと困るわよね。こちらとしても…
夏のおいしいトマトでつくるトマトファルシ。イマイチなトマトでつくると仕上がりも酸っぱくてイマイチなので、ぜひとも熟れたおいしいトマトで。ナスもおいしい。 ナス…
ただいまフランス社会は夏休みだから、マルシェに来ているお店も極端に少ない。この赤い実、なんだろう。フランボワーズに似ているけれど、より小粒。赤い色味もフランボ…
緑ズッキーニ、黄色ズッキーニ、紫タマネギ、トマトとナスを買い、はりきってティアンをつくった。ティアンは野菜を切って並べてオリーブオイルをかけて焼くだけの料理な…
既に、やっっっとオリンピック終わったーという気がするのはなぜかしら。おそらく、開会のセレモニーのせいで住人にとっては規制だらけのウンザリな日々を過ごしたから?…
あんずの旬はけっこう長いのかしら。7月下旬でもまだたっぷり売られている。あんずは火を通すと簡単に煮崩れるので、裏ごししてピュレにして冷凍しておくといろいろ便利…
ハチミツとバルサミコ酢でミニトマトに軽く火を通し、空焼きした生地に削ったパルミジャーノ(たっぷり)と飴色タマネギ(たっぷり)を重ねたところに並べ、オーブンで焼…
pêche de vigne (「ぶどう畑の桃」)をたくさん買ったのでジャムをつくった。この深い色合いの美しいこと。ふつうの桃ジャムより濃いお味。一緒に暮らし…
ここ1か月ほど、うちのバルコニーが狙われている。うちの、というよりアパルトマン全体で、植木鉢やプランターを置いているバルコニーが。敵はハト。そりゃあハトから見…
仕事で使う本を買いに出かけたついでにボンマルシェに寄ってみたら、がらーん。あれほど閑散としているのは初めてみたかも。常連客はとっくにパリから脱出、ヴァカンスで…
時間があったので、少し凝った(ように見える)お料理をつくることにした。インスタで流れてきて詳細は分からない。スライスしたズッキーニを編みこみ、それで具材を包ん…
夏のソルド、色がまぶしい。パリの人は白黒がお好きなはず... こんな派手な色、誰が着るの?...と思っていたら、サーモンピンクのロングドレス着たおばあちゃんが…
くだもの豊富なこの時期、フルーツソースやジャムなどつくって少量ずつ冷凍しておく。アプリコットと桃とさくらんぼ、3色そろったので遊び心あるデザートに。しましまパ…
最近、エッフェル塔モチーフをよく見かける。たまたまかな? 何かの節目でしたっけ?このコップいいな、買っちゃおうかな〜。このメーカーのガラス食器わりと良くていく…
pêche de vigne(「ぶどう畑の桃」)を買ったので、さっそくお料理に使いましょ。すこし酸味がある品種なので、鴨むね肉のソースにぴったり。鴨を焼いてと…
朝、薄いブラウスだけで何も羽織らずマルシェに行ったら、順番待ちのあいだ寒いっっっと震えた。今週末は、あちこちで Bel été ! (ステキな夏を)という挨拶…
ヴォージュ広場の近くをひとりで歩いていたら、いい感じのアイス屋があった。14時すぎでお昼ごはん食べてない。これはもうアイス食べるしか! おいしそう〜〜。 い…
最近のマルシェでよく見かけるのがお花つきのハーブ。 この奥の白い小花、何かしら。聞きそびれた。 タイムはこんなふうに、お花つきのほうが良い、と生粋の南フランス…
5月6月は気温20度ないような日々が続き、先週いきなり30度を超えた。急すぎるよ... 23度くらいの初夏っぽい快適な陽気をすっとばさないでほしい。そんな暑い…
昨年秋、ルーヴルの会員パスを数年ぶりに更新して、夫がぜひとも行きたがったのがナポレオン3世のアパルトマン。なんと、1度もみたことがないらしい。彼が行くときはい…
コールドンブルーとは、鶏か七面鳥のむね肉にハムとチーズを挟んで揚げたもの。鳥肉屋のお惣菜コーナーに必ずあるし、冷凍食品の定番。フランス人なら誰でも知っているよ…
さくらんぼの季節。鴨のさくらんぼソースは先日つくったから、ほかにも何かつくりたい。ウサギとさくらんぼを煮る、というレシピをみた。アラおいしそう。さっそくウサギ…
フランスに住み始めて、生クリームもバターも最高の国に来たからにはぜひともお菓子をつくりたい、とハンドミキサーを買った。その当時はまだひとり暮らしだったし、いつ…
雨が多く肌寒いせいか、どの店で買ってもさくらんぼの甘みが足りない気がする。 とはいえ、私の大好物だし、あっという間に旬が終わってしまうから、しょっちゅう買って…
復活祭のころ肉屋にならぶ agneau de lait (乳飲み仔羊)、つまりまだ草を食べていない仔羊ちゃん。 ほんの1, 2週間しか店頭に並ばないため(成長…
マルシェの鳥肉屋で、思わず値札を二度見した。ブレスの鶏がキロ12ユーロ !? そんなまさか。通常なら、キロ20ユーロ以上する由緒ただしいブルゴーニュ地方のブラ…
長袖ワンピース1枚では寒く、春のコート羽織って出かける今日この頃。 まだバラが咲いている。長く楽しめて嬉しい。 八百屋で生アーモンドを見て、そういえばもう6月…
最近、これぞパリのおいしいクロワッサン♡ と至福のため息がもれるクロワッサンになかなか出会えない。そもそも、業務用の冷凍クロワッサン生地を焼くだけのパン屋が多…
5月までなかなかに刺激的だったお仕事が一段落して気持ちが軽くなり、遊び心あるお料理をつくりたい気分になった。チーズ屋に行くと、見慣れないパッケージが目に入った…
少し前にメトロでみた、2枠ぶんも使ったコンテの広告。 私がよく通うチーズ屋は何軒かある。そのひとつ、主に山のチーズを売る店のコンテが大好き。 コンテはフラン…
パリ、寒いっっっ。アパルトマンのセントラルヒーティングはとっくに切れているので(6月だもの!)冬より寒く感じるほど。大好きなさくらんぼのお味もいまいち。本来の…
低温調理マシンで鴨料理をつくった。今までドキドキしながら焼きかげんを見極めていたのに... ありがとう現代テクノロジー。 58度で1時間茹でるだけで理想のロゼ…
イタリア人が経営するイタリア食材店に行くと、ブラータと水牛モッツァレラを買うのがパターン化しているので、「ブラータと...」と言いかけると、モッツァレラでしょ…
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私はチーズが大好きなので、フランスで暮らせてとても幸せ。定期的に通うチーズ屋は数店ある。それぞれ品揃えが違うから。木箱に入っている窪んだチーズはラングルという…
2人暮らしなので、バゲットを買うと食べきれず余る。 そういえばラスクというお菓子あったなあと思い出し、つくってみたい気分に。 そもそも、ラスクをフランスで見た…
夫も私もお魚があまり好きでないため、うちの食卓には肉のほうがよく登場する。 私は脂だらけの霜降り牛肉が嫌いなので、フランスの美しい赤身肉に何も言うことがない…
先日、市庁舎前の広場を突っ切ろうと思ったら、ぐるんとフェンスで囲まれ何やら掘削中。 ガス工事でもしてるの? と思って見たら forêt urbaine (都市…
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かつてパリでこれほど雨が多い秋冬は無かった、とニュースになるほどの日々。 めったにない晴れの日、セーヌを渡ったらすでに溢れぎみ。近々、また遊歩道まで水没する…
12月31日のごちそうはミニシャポンにした。 シャポンは年末だけに登場する、特別に肥らせて脂がのった雄鶏。その雌鶏バージョンは poulard という。 何が…
寒くなると1回はつくりたくなるポテ。ざっくり言えば、豚の水煮? 豚なら何でも。プティサレという塩漬け肉を煮ることが多いかしら。今回は、la saucisse …
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どんより。これぞパリの冬。 この時期パン屋に登場するひとり分ビュッシュ。これで味見して、大きいの注文してねってことでしょう。 そのへんのパン屋なのに、ケー…
モンパルナスから少し歩いたところにある、アルザスのパンやお菓子がスペシャリテなパン屋に行った。この時期ならではのお菓子がある。 ノエルのクッキー、パンデピス…
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大きめのりんご(220g)を5個使ってタルトタタンをつくった。 パイ生地が良い感じにつくれるようになったので、パイ生地料理もいけるかも、と張り切って挑戦して…
カッポカッポ。のどかな音が聞こえてくるなと思ったら、馬ポリスが通り過ぎていった。パリ12月上旬の風物詩といえば、消防士カレンダーの配布(販売でなく各々好きな金…
私はシナモンが苦手。パンデピスやシュトレンのように、ほかのスパイスも混ざっているならそこまで気にならないが、シナモン単体で主張されると苦手。 夫はシナモン大好…
私はビオを盲信しておらず、ふだん、ビオという理由だけで食べものを選ばない。 とくに、スーパーにあるビオについては、その品質はどうなのかしらと懐疑的。全国規模…
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以前から、パン用ナイフを新調したいな〜と思っていた。うちにあるのは、夫がむかし買ったかもらったかした古くてペラッペラのナイフだから。せっかくなら良いのが欲しい…
チョコレート屋さん Alléno & Rivoire がサンシュルピス界隈にできていた。ちっとも知らなかった。久しぶりに...というか、そういえば去年の今ごろ…
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この秋冬はラッキーなことに、ジビエを何回か食べた。うちでは colvert (青首鴨)、 chevreuil (鹿)、perdrix (ヤマウズラ)、sing…
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毎日寒い。ラクレットは冬の定番料理みたいなイメージだけど、溶けたラクレットチーズはお皿に載せたらわりとすぐ固まっちゃうので、私はあまり魅力を感じない。 こう…
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お仕事が休暇に入った私は毎日ゴロンゴロンしている。とはいえ、資料読んだりまとめたりプレゼン準備したり、多少は仕事してる。ソファで。時間があると、少し手がかかる…
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東駅のノエルのマルシェへ初めて行った。ネットで情報を調べた夫が「出店数も少ないし、たいしたことないかも」と言うのであまり期待せずに行ったら、ほんとにたいしたこ…
Le Select はモンパルナスの老舗カフェ。初めてランチタイムに行ってみた。ランチは黒板メニュー。通りかかるたびに違うお料理が書いてあるので、日替わりです…
今週末のマルシェにサンタ御一行がいた。Joyeux Noël 〜(メリークリスマス)と陽気そうに練り歩いていたけれど、すれ違いざま「今日、大きい子しかいない.…
confiserie (コンフィズリ)とは、お砂糖たっぷりの小さなお菓子の総称。それはそれは種類がたくさん。 先日はじめて知ったプルーンのコンフィズリ。有名な…