フライのレビュー一覧
-
-
-
ネタバレ 購入済み
大事な試合でイレギュラーバウンドとは言え、失点、敗退し、幼馴染の甲子園の芽を潰してしまったと、逃げる事しかできなくなった高校2年生男子・柚原瑛太。
1年間逃げ回った瑛太が偶々訪れた古びた図書館。
そこで出会ったのは、雨か曇天の日にしか会えない儚げな少女・真宮栞里。
この少女、どうにも幽霊じみた描写でしたが、不治の難病で余命僅かな少女の生霊だった様で…。
入院先を知るも彼女は昏睡状態のまま、でも彼女は「野球をやってる瑛太を応援したい」と言っていた…。
奇跡的に目を覚ますも…。
最終的には辛い別れでも、今度は前を向けると -
無料版購入済み
タイトル見た時には、え、ホラー?と思ったけど全然違ってました笑
本音の読めないカウンセラーに課される4人の問題児?JKとの交流という不思議な状況や、主人公の顔の傷やそれにまつわる主人公の心の動き、すごく引き込まれる設定です。
-
Posted by ブクログ
“死の予感が頭から離れない”
を自分なりに想像してみると
きっと毎日死の恐怖に襲われるだろうし
何をするにも希望とかを持てないから
全てがどうでもよくなるんだろうと思う。
主人公の詩音も同じだった。
だけど
夢ノートの中の1つが叶う度に
生きたいって思うようになって
毎日が楽しみになるのって嬉しい。
命のバトンとか生きるってことを
沢山考えながら読んだ本でした。
そして
森下さんの優しさ凄いなぁ。
クラスメイトが難病って知ったら
病名とか体調とか気になるだろうに
何にも聞かずに
『心配している人がいるよ』ってこと
それだけを伝えるんだもん。
看護師しているからかもしれないけど
私だ -
-
Posted by ブクログ
ネタバレヤンキーのような見た目をしているが故に、皆から怖がられてしまう天君が、幽霊である陽菜から「お姉ちゃんを守ってほしい」と頼まれることから始まる青春小説。
水瀬さんの作品を読むのはこれで二冊目ですが、「青い風、きみと最後の夏」同様に、とても優しい物語と地の文でした。読んでいて心が暖まるような……そんな小説でした。
親友を失ってしまったことで深い傷を心に抱えている天君と、家族の仲を修復しようと奮闘する舞衣ちゃんを見ていると、とても胸が締め付けられるような思いがしました。誰よりも優しいからこそ、二人とも必要以上に傷ついてしまう。最後は二人とも報われる終わりだったので、とてもホッとしました。
天君と舞衣 -
-
Posted by ブクログ
ラスボス日南との戦い第一ラウンドといったところかな。ラスボスだけあってさすがに勝利とはならず。原因と結果を重視する日南には文也の言葉は届かず、アタファミでも敗北。
どんなことでも全肯定してくれる家庭は、一見自己肯定感は保たれるし理想には見えるだろうけど、流石に妹の渚の死でさえも仕方のないこととして肯定されたことで、葵の価値観は総崩れ。そこから執念のパーフェクトヒロイン物語が始まってしまう。確かに何が正しいのかの明確な答えはないよな。
選挙の時をモチーフにした物語や、聞いた情報を頼りに日南家の秘密を暴いたことから、菊池さんの文章表現能力や物事の本質を見抜く力には驚かされるばかり。 -
-
-
-
Posted by ブクログ
ラノベ書評
読書レベル 初級
ボリューム 307頁
ストーリー ★★★★★★!
読みやすさ ★★★★★
ハマリ度 ★★★★★★!
世界観 ★★★★★
知識・教養 ★★★★
読後の余韻 ★★★★★★!
一言感想:ラノベ好きな方、ラノベを読んだ事がない方、ちょっと息抜きしたい方、数学が好きな方、SF好きな方、ラブコメ好きな方にオススメの作品です。
私自身、これまでラノベは食わず嫌いで読んできませんでしたが、本作品は『第12回講談社ラノベ文庫新人賞<優秀賞>を受賞』し、『YouTuberヨビノリたくみさん激推し』と言う事で、気楽な気持ちで手に取ってみました…が!!!事件が起きました。とにかく -