あらすじ
――春、笹原完士(ササハラカンジ)は意気込んでいた。『ある種』のサークルに入ると決意していたからである。サークル部屋から広がる楽しい大学生活を等身大で描く、アキバ系青春物語!!
...続きを読む
「現代視聴覚研究」の仲間たちが繰り広げるコメディマンガ。げんしけんという作品タイトルはこの略称であり、こちらの作品の影響なのか、最近では一般にも浸透しているように感じます。
主人公が自身のオタク趣味を謳歌するために、げんしけんに入ることを決め、仲間たちとバカをやる…というだけのお話ですが、オタク活動の内容だけでなく、サークル内の人間関係も見所の一つ。キャラクターどうしのかけあいも面白く、彼らが「げんしけん」の中でどのように成長していくのか、見届けたくなってきます。
最近ではアニメや特撮など、いわゆるオタク系の文化も広く楽しまれるようになっており、こういったサークル活動にご興味を持たれている方も多いかと思います。
作品としての面白さを味わえるだけでなく、オタク系サークルの雰囲気を知ることもできるので、オタク系文化に少しでも興味がある方はぜひ読んでみてください!
感情タグBEST3
印象が変わる
最初はなんじゃこれ?ぐらいの感覚で読み始めたけど、世界観にどっぷり入っていける。青春感もあって面白い。診療所の待合室とかにあれば最高
大学生って楽しそう
主人公がサークルに入ってくだらない話や部員の環境に触れていくうちに大学生活への希望がふくれる最高の作品です。
Posted by ブクログ
全9巻 大学のオタクサークル、現視研のお話。アニオタ、ゲーマー、コスプレイヤー、同人作家、非オタと個性的な仲間に囲まれた楽しいサークル活動、とはいかず創作活動への苦悩も描いた作品。
Posted by ブクログ
大学オタクサークル漫画の代名詞
オタクがまだまだ肩身が狭いころから連載してます。
’16年現在は代が替わり同人、腐女子、腐男子、男の娘が中心となっております。
オタクがここまで市民権を得るとは・・・。
Posted by ブクログ
「現代視覚文化研究会(略称:現視研)」という名の大学サークルを描いた有名な漫画。モデルは筑波大にある同名のサークルらしい。オタクをテーマにした漫画って、オタク読者への受けを狙いすぎてイマイチな作品が多いんだけど、この漫画はオタクの生態を客観的に描く視点が徹底されているのが良かった。春日部咲(非オタの一般人)の存在が、この漫画を成功させた最大の要因だと思う。アフタヌーンKC全9巻。10巻からは「二代目」と称した第二部が始まっている。
Posted by ブクログ
2013/07/10
【好き】アニメ見るのに予習。 アキバ系ヲタクの青春群像物語。 げんしけんサークルメンバーは、謎の会長と2年:久我山、田中、斑目。 笹原、高坂、春日部の大学入学。 半年くらい遅れて帰国子女:大野さん入学。
Posted by ブクログ
アニメ二期から入り、どっぷりはまりました。
オタクの日常がリアルに描かれてて、初めての同人誌ショップやオシャレな服屋での心理戦やら、なんかもう「あー解る解る」と頷きっぱなし。
「オタクなら読んどけ!」と声を大にして言いたいんですが、進路や恋愛についての心理描写が丁寧でオタじゃなくても読めると思います!
笹原と荻上カップルが本当に大好き…!「妄想は誰にも止められないでしょ」は名言だ!終盤の笹原は男前すぎて全オタク女子がでろでろになりそうです←
あと、斑目はなんか憎めないかわいらしい性格だなぁと(笑)「俺の前世はヘビだからな…」
Posted by ブクログ
日常系はあんまり買わないのに…これは大好きでした!
大学のオタクサークルのお話です。やけにリアルで面白かった。
斑目さんの咲さんへのせつない恋心はホントにせつない。頑張れ。
荻上登場あたりからラブコメ色が強くなっていきますがそれも良し。
あとハラグーロの腹だたしさ。
Posted by ブクログ
古のオタク像が残っている。10年くらい前に途中まで読んだが、完全に忘れてしまったので再読。作中ではげんしけんはユルイと描写されているけど、現代から見ると充分濃くて時代を感じてしまう
感想 げんしけん(1)
オタク漫画の頭目格。楽しく学べるオタク道が描かれています。開拓者魂を感じる事の出来る作品です。
偏見や羞恥心と闘いながらオタク道を突き進んでくれた先人たちが居て、アニメやゲームやフィギュアが市民権を得た。
そう考えると、ちょっとした歴史書なのかも。
Posted by ブクログ
これを読めばオタクの生態がわかるかも
コミケとは?同人誌とは?そもそもオタクってなんぞ?
そんな疑問も解決!オタクが主人公、オタクが脇役、オタクなサークル!ヲタク、オタク全てこの言葉で埋め尽くされてます。
興味はあるのに一歩オタクという言葉に境界線を引き、踏み出せずにいる入学したばかりの男子大学生!そこに誘われるようにとあるサークルとの出会いを果たす!
その名も『げんしけん』一体どんな活動をするのか。このサークルとの出会いによって主人公の何かは変わるのだろうか?
あなたにも、もしかしたらこんな学生生活があったかもしれない。自分の青春をつらぬいていたら・・・。そんな想い馳せてみてはいかがでしょうか?
一番の魅力はキャラクターの個性!本当にこんな人いそう。と思わせるような細かい設定!恥ずかしくてほろ苦くてそれでも楽しい仲間達との日々。胸に込み上げてくるような気持ちに浸れること間違いなし!
もちろんオタクならではの恋も!オタクならずとも必見!
Posted by ブクログ
いわゆるオタクサークルを男性目線から描いたお話だけど、思ったより色々と共感出来た。そして転げ落ちるように染まって行った笹原くんの脱皮っぷりに脱帽(笑)こんな学生生活送りたかったな。
Posted by ブクログ
文化系大学サークルの、のんきでチンタラしているモラトリアム的日常の中に、非ヲタの「主人公(笹原完士はせいぜい主要キャラでしかない)」でトラブルメーカーの春日部咲が、ほどよくからんでいて面白い。ヲタク文化を全面的に取り上げてはいるが、それはあくまで(読者が好みそうな)味付けだと思う。
それに、椎応大の新歓時のペデ下や、サークル棟・サークル室の雰囲気がよく表現されている。自分の学生時代の痛さも思い出されて、読中・読後は何とも言えない気分になるところも、意外と悪くない。酒が進みすぎるが(苦笑)。
Posted by ブクログ
リアルであってリアルじゃないオタ部の日常を描いた漫画。
登場人物の会話とか仕草とか行動とか、あるあるが多すぎる。よくある、オタクってこんなに変なんだよ、気持ち悪いよーっていうのをネタにした漫画ではい。
(初代の)登場人物は会話がかみ合わないコミュ障でもないし、空気も読める。だから、日常会話のシーンなんかは、現実の普通の大学生の会話の一コマなんじゃないかと思うくらいで、全然読んでて辛くなるシーンはなかった(アニメやエロゲーの話をしているのだけど)。
しかし、そこは漫画。リアルだったらありえないと思うイレギュラーな存在が登場する。それが、アイドル並みのルックスを持ちながら、誰よりも濃いオタクである高坂と、彼に一目ぼれしたオタクとは全く対称の存在である、アパレルショップ店員の咲。
高坂の影響で、それまで全く縁のなかったオタク(げんしけんメンバー)と接触する咲との化学反応が面白い…!自然な形でそれぞれが馴染んでいく様子が、現実ではあり得ないけど、面白い。
オタクって、一般人に自分の趣味が理解されたとき、少なくとも嬉しいと思う(現に、ガチオタをカミングアウトした有名人って2chとかで妙に人気がある)。しかし、現実では趣味を理解…どころか、自分と言う存在自体否定されることの方が多い。
だからこそ、この漫画に登場する一般人の咲との交流を見るのは妙に楽しいんだと思う。咲のどんなタイプの人間とも分け隔てなく接する性格は、人付き合いの苦手なオタクにとって憧れでもあり、そんな咲となんだかんだ上手くやっているげんしけんメンバーを見ることは嬉しくもある。
あと、ガチオタ勢の中でも、とりわけ読者人気の高い斑目のキャラクターもいい。げんしけんは、咲と斑目。この2人の存在で特に面白くなっていたと思う。斑目が卒業して、咲が卒業する…。そこまでを描いて一旦区切りを入れた、げんしけん初代が私は一番好きだったな。
Posted by ブクログ
とりあえず5巻まで。
2002年初版のこの漫画を10年越しに初めて読んだ。10年前、僕は小学生だった……、と考えると、10年前でこれは結構すごいんじゃないか。いまでも通用する気がする。けいおん!を観て軽音始めた〜、みたいに、多分これを読んで大学でオタサーに入ろうと思った人も多そう。
話も面白い。オタクの話のわりにはパロも少なくて(気づいてないだけかも)(パロが悪いとはいわないが最近のラノベとかパロ多そう)(あくまでイメージ)、きちんと内容で勝負していて好感がもてる。等身大?の登場人物と話。最近のオタ漫画はとりあえず可愛い女の子だしとけ!みたいな感じするしね。ま、等身大すぎて主人公が埋れちゃってる、という問題もあるけど、そもそも主人公なんて設定上の話であって別に必要ないんだと主張したい。
好きなキャラは斑目。5巻の斑目が服を買う話、普通にニヤニヤした。
Posted by ブクログ
とある批評家が好きということと、密林のレビューが良かったので購入。
いや、面白い!
普通に続き読みたい!
コミケとか秋葉原とか、馴染みのある人は楽しめる部分あり。
何だか登場人物のオタクがリアルにいそうな人たちばかりなので、なるほどー。と思いながら読み進められる。
人間関係も気になる所です。
これから集めるぞー!w
Posted by ブクログ
サークルのみんなと格ゲーで盛り上がる様とか
アキバでギャル男と遭遇したときの沈黙とか
カラオケで一緒に歌うのを注意するとことか
かなりツボでした。
演出もいいしあるある!と思わせられるネタ多数だし
大学生活を思い出して懐かしさに浸ってみたり。
主人公が同人誌を買うシーンで格ゲージャンルから
選ぶのは格ゲー好きの俺としては嬉しかったですね。
その他アニメ・ゲーム・マンガの元ネタが
分かるとかなり楽しめるような気がします。
Posted by ブクログ
大学のオタク系サークルを中心とした学園もの。
基本は恋愛を軸にしており、細かい描写やキャラは後半になるにつれ見やすくなっていて面白かった。
とっつきやすいオタクものは珍しいと思う。
ただ、キャラが多すぎて主軸から消えてしまっていたり、最終巻につれて「まとめた」感は否めない。
現在は続編も連載されているようなので期待。
Posted by ブクログ
アニメやマンガは好きだけど、同人誌とかコミケはね・・・と思っていたけど考え方が改まりました!
特に同人誌制作やコミケへの出展にかける想いや苦労が伝わってきた。
制作活動は遊びじゃないし、体育会系の部活みたいに打ち込む姿はカッコイイとも思えました。
また、人間描写も丁寧で笹原と荻上がくっつくまでや斑目の片思いの様子を徐々に徐々に描いていくあたりが良かったです。
匿名
咲×班ファンは幻滅
咲×班目しか勝たんので・・・結果も終わり方も不満。たぶんこの漫画は立ち上げ当初~中盤は作者の先生も、咲×班目で終わらそうとしていたと思います。
でも咲ちゃんが誠実で一本筋の通った性格だから、高坂くんとは余程の事がない限り別れないキャラになり・・・班目とは成就しなかった。
ある意味リアルですけど、それはそれで綺麗に締めてくれたら作品として完成度良かったと思いますが、2代目の存在が蛇足です。
そのラストもスッキリしない、何のための班目の告白シーンだったのか、フラれたのか。
と言うか、最初から主人公は班目で進行すれば良かったのに一応は笹原が主人公の体ですよね。
広げた風呂敷を綺麗に畳めていない作品です。
※ ifの世界、某スピンオフでも、咲×班目ファン歓喜かと思えば、班目似の夫が不貞行為ギリギリの事をして非常にショックでした。
裏切ろうとしてる時点で黒・・・。(しかも咲似の奥さんが出産したばかりで)
その時点で読むのを止めました。これまでのげんしけんの世界を先生自ら壊しにかかっている気がします。
Posted by ブクログ
椎応大学のオタクサークルである現代視覚文化研究会、略称「現視研」につどう人びとをめぐる物語です。
大学に入学した笹原完士(ささはら・かんじ)が現視研の部室を訪れたところ、おなじ一年生の高坂真琴(こうさか・まこと)に出会います。美青年でありながら根っからのオタクである高坂と、彼の幼なじみでオタク文化から彼を引き離そうと画策する春日部咲(かすかべ・さき)を中心に、オタ活の実態がおもしろくえがかれています。
Posted by ブクログ
「幻視研」という名前は洒落てると思う。
オタクはむしろ嫌いなのですが、わりと楽しめました。
青春の雰囲気を楽しむマンガかなと。
大学の部室の雰囲気が思い出されて、懐かしいです。
この雰囲気をマンガで表現できるのがすごい。
Posted by ブクログ
この世界観に馴染めない以上、読み続けるのは酷でしょうか…?もう買ってしまったからには、この先に盛り上がることを期待しながら読み進めるしかないのですが。
Posted by ブクログ
買ってはいたんだけど、ずっと避けててようやく着手。
何と言うか、もう少し前だったら完全にダメだったし、
実際に大学の頃だったらきつかったと思われる。
最近だから別段許せると言う感じですかなあ。
と言うか、こんな女子率の高いオタ活動してなかったし、
青春も送ってなかったので、こういうのが一般的なのかどうかはよく分からず。
まあ、別にそこが羨ましいかって言われると、そうでもないかなあと思ったり。
むしろ、オタ活動に割ける時間を羨ましくは思う。
しかし、そう言う情熱ももう持ち合わせていないんだけど……。
Posted by ブクログ
下手なご都合主義や脚色もなく、リアルなオタク・大学生の生活を描いた作品。
コメディ調かと思いきや独特の人間関係に深く切り込んでおり、正直リアルに描かれすぎてオタク的には辛いものがある。
Posted by ブクログ
うーん、一巻読んでみたけど。分からない世界が広がっていた。あと、コミケの状況が事細かに書かれていて
あ、ダメだ行けねえと思った。
人間描写が、細かい印象。
Posted by ブクログ
【概要・粗筋】
大学一年生の笹原完士は、同じ趣味を持つ仲間がほしくて、オタク系のサークル現視研(現代視覚文化研究会)に入会する。斑目ら現視研の先輩や爽やかで美形のオタク青年・高坂らと秋葉原で同人誌巡り、コミケへの参加など新しいオタク生活をスタートさせる。
【感想】
友人に勧められたので読んでみた。まだ第一巻で序盤だからかさほど面白いとは思えなかった。高坂を追ってちょくちょく現視研に顔を出す一般人・春日部とオタク集団がどんな風に絡んでいくのかが期待。それから、現視研のメンバーが変にエキセントリックで誇張されたキャラクタではなく、どこにでもいそうな感じのオタクなのが、むしろ新鮮。
Posted by ブクログ
オタクなおはなし.
大学入ったはいいけど、サークルどうすっかなって主人公.
そこで見かけた謎のサークル
「現代視覚文化研究」
入っては見たものの謎.
「いっしょに”オタク”しませんか?」←こんなセリフはない.
Posted by ブクログ
全巻読破。オタクと大学生活がみょうにリアリティがあるのに、話が重くない。ギャグも読者が共感するようなもっていき方なので読みやすい。コマ割りも見やすくて絵も可愛いです。
題名でまず人を惹きつける。
「げんしけん」という変わった題名でまず人を惹きつける。フルスペルにすると「現代視覚文化研究会」というこれまた変わった名称であるが要するにヲタクの集まり。そういえば作品の題名だけではなく各章名もかなり凝っている。
ヲタクを描いているだけに絵柄がずいぶんごちゃごちゃしていて読みづらい。まあテーマやストーリーと似合い といえばそれまでだが。