名探偵コナン 14番目の標的（ターゲット）

　名探偵コナンの劇場版を初めて観た。今作で、工藤新一が江戸川コナンになった経緯やメカの秘密、交友関係などが分かった。

　13はキングで12はクイーン、11は博士、10が十和子と思わせて辻、8の公平から9の旭と7、6、5、4、3、2がいっぺんに集められ密室殺人事件に。来ないエースはコナンだった。
　愛する人を救うクライマックスが素晴らしい。コナンのターゲットは毛利 蘭。
　伏線回収も見事で、感動して泣ける。欲を言えば、もっと感動に浸っていたかった。

　いまさらながら、個性的な絵は好きになりそう。声に関しては『キン肉マン』や『らんま1/2』を思い出せるから好き。
　犯人を特定する方法が、黒澤明監督作品の『野良犬』を彷彿とさせる。
　サスペンス要素だけでなく、藤子不二雄ワールド的な子ども達の友達エピソードもあり、なんといっても毛利 蘭と工藤新一のラブ・ストーリーが氣に入った。

地上波放送で久しぶりに鑑賞。
だいぶ前に観たことがあったんだけど、ほとんど記憶から飛んでたので初見に近い気持ちで観た。
（でも私はかつてこの映画の影響でGODIVAのチョコをジゴバと何度も間違えそうになったことがある）

初期の劇場版コナン、改めて観ると新鮮！！
そして面白かった！

しかし、本作で標的になった13人（一人は犯人自身）のうち、事故を起こしたモデルの女性以外は、

・ストレスという名の言いがかりで殺され（かけ）る
・とばっちりで殺され（かけ）る
・数合わせでひどい目に遭う

なのちょっと面白かった…。

でも放送日のSNSでも話題になってたけど（地上波放送だとリアタイ勢の感想追いながら観られるの楽しい）、犯人の沢木さん、人質に取った蘭姉ちゃん（なぜここで空手を発揮しない！）をぞんざいに海に投げ捨てないあたり、完全な悪人ではないんだよな、きっと。

テレビの録画、コナンの映画は最新の五年くらいしか観てないので、アクション最高のものしか観てない、カタルシスも最高、でも、この頃のコナンはアニメとゆうより原作漫画に近い、多分、原作に遠慮したんだろう、推理要素には好感が持てた、これらが礎にあるからこそ今のコナンがあるのだろう、あゝ、コナンの源が観れて感動した、最高の最新のコナンが楽しみだ、ありがとうございました😊😭

標的と書いてターゲット。

良かった点
・次々に小五郎の知り合いが狙われて行くという点。これによって危険が近づいてくる不気味な感じを演出出来ている。
・小五郎と英理が別居することになった真相が明らかになる。
・キスシーン。まぁ救助シーンなんだが。
・中尾隆聖さんのフリーザを彷彿とさせる豹変。

悪かった点
・余りにも犯人がバレバレ過ぎる。正直当時子供だった自分ですら、こいつ怪しくね？と思う殺意の薄いトラップで無傷
・キスの為とはいえ蘭を救出に来るまで不自然過ぎる時間があり、小五郎達が助けに来るのが遅い。
・最後の銃を撃つシーンが蘭と英理を同じようにするためとはいえ、余りにもあざと過ぎる。
・一なんて大抵の人の名前には入ってるし、無理に新一である必要が無い。