本当に何よりも強い結びつきは、家族でも愛でも友情でもなく、権力ってね。日本人って家族の伝統的な価値観を重んじているとこあるけど、血縁以外の強い結びつきめちゃくちゃあるし簡単に構築してんじゃん、と思…
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新年一発目!から超絶バッドエンド!!!「七人の侍」といい「生きる」といい黒澤明の怒りにはすごく共鳴するのだが、本作も然り。というか彼の怒りが最も強く出たからこそのあの結末でしょう。そして本作で糾弾さ…
>>続きを読む松本清張の汚職もの読了した流れで重い腰を上げ、クロサワを鑑賞。汚職でのさばっている巨悪への復讐劇という題材でここまで濃厚でしかも面白いのやっぱりすごすぎるし、映像もたまに石本泰博の写真みたいな瞬間が…
>>続きを読む巨悪に挑む
人生を復讐で染められた男の奮闘を緻密な脚本で描く社会派サスペンス。癒着に汚職、ドラマなどでも人気のテーマを黒澤監督が切り抜く。その濃く出た色が凄い。
黒澤明監督が作り上げた時代劇…
加藤武さんが良かったなぁ。
金田一耕助で、よーし分かった!の印象が強かったけど、ラストなどは恐れ入りました。
白黒映画。西村晃さんも良かった。
役者さんも良かったし面白かったけど、作品自体はそこま…
良心を持たない巨悪に対して、良心を持った人間はあまりにも無力という結末。人情がベースにありながらも、ラストがあくまでシニカルなのは、同じく黒澤明の代表作である『生きる』や『七人の侍』にも通じるところ…
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巨悪の告発と、私生児による父の敵討ち
というテーマの黒澤映画
黒澤映画の中でも恥ずかしながらあまり認識してなかったタイトルで
でも観てみればガッツリ黒澤映画だった
やはり撮影の陰影とかが同時代…