UFC、7月27日に史上初のオープンリー・レズビアン同士の試合を予定
オープンリー・レズビアンのUFCファイター、リズ・カムーシェ( Liz Carmouche)選手が、同じくオープンリー・レズビアンの新人選手ジェシカ・アンドラージ(Jessica Andrade)選手と、米国ワシントン州で2013年7月27日に試合をおこなうそうです。レズビアンであることを公言している格闘家同士の対戦は、これが史上初とのこと。
詳細は以下。
カムーシェ選手はUFCで初めて同性愛者としてカミングアウトした選手です。UFCのプロフィールページによると出身地は米国で、現在29歳。167cm61kg。Kenpo(アメリカン拳法?)の黄帯と柔術の青帯を所持。海兵隊時代に総合格闘技を始め、これまでの戦績は7勝3敗。ニックネームは「Girlrilla」で、おそらくこれは「Girl」と「Gorilla」の合成語。なおUFCのサイトでは説明されていませんが、あ彼女h「lizbos」(『リズのファンのレズビアンたち』ぐらいの意味ね)と呼ばれる、熱狂的なファン層を持つことで有名だったりします。対戦相手のアンドラージ選手については、立ち技が強力でグラップリングの才能もあり、寝技でも素早いと評し、「試合を楽しみにしています」と話しているそうです。
カムーシェ選手のファイトスタイルは、こんな感じ。
次にアンドラージ選手のプロフィールを見てみましょう。こちらはブラジル出身で21歳、160cm61kg。戦績は9勝2敗で、ニックネームは「Bate Estaca」、つまり「パイルドライバー」。柔術の青帯とムエタイの赤帯(ブラジルのムエタイには段位があり、赤帯は三番目の段だそうです)を持っているそうです。カムーシェ選手については「フィジカルがとても強い」「レスリングやストライキングが非常にうまい」と述べ、対戦を楽しみにしているとのこと。
アンドラージ選手の戦いっぷりは、こちらをどうぞ。
両者の対決は2013年7月27日、シアトルのキーアリーナでおこなわれます。本国ではFOXが放映するみたいだけど、日本はどうなんだろう。録画でもいいから、やってくれないかなー。