自民党・公明党は共産党と同じ現役世代の敵に

国民民主党が現役世代の手取りを増やす施策を主張し、衆院選で大躍進した一方、少数与党に成り下がった自民党・公明党は現役世代の敵として認識されてきたようである。

国民民主党が「年収の壁」を178万円に引き上げるべきと主張する一方で、自民党・公明党は123万円への引上げに留めるべきだと主張している。

現役世代搾取を止めず、高齢者優遇ばかりで現役世代のことを蔑ろにし続ける自民党・公明党が現役世代から憎悪され、敵視されることは当然のことである。

【国民民主党案(178万円)と自民公明案(123万円)の月額手取り増】

年収国民(178万円)自民・公明(123万円)
400万円+9,417+417
600万円+1,217+833
800万円+18,9171,667

自民党・公明党案では、平均年収の方は月数百円の恩恵しか得られず、年間でも1万円以下の手取り増かにしかならない。

現在の物価上昇、税金・社会保険料負担の増加を考えれば、現役世代を馬鹿にしているとしか思えない。

長年与党をしてきて現役世代の負担引下げに取り組まず、一般家庭を困窮させ、少子化を加速させてきた自民党・公明党を未だに支持している方々は、学習能力の無いのか、現役世代搾取を肯定する卑劣な現役世代の敵だと認識されても仕方がないだろう。

また、高齢者のためなら努力して稼ぎを増やした現役世代の負担を増やすことに全く抵抗がなく、高齢者に奉仕する人手が足りないとなれば無教育な外国人を受け入れることも厭わない自民党・公明党は、立憲民主党や共産党と何ら変わりない左派政党であり、右派からも軽蔑され始めているのではなかろうか。

もはや自民党・公明党を支持する者に、日本人の現役世代をことを想うものは存在しないだろう。

どころか敵対していたはずの立憲民主党や共産党と同様の性質を帯びるに至った自民党・公明党を盲目的に支持する、考えることのできない支持者ばかりに違いない。

これからますます多くの現役世代が自民党・公明党を徹底的に非難し、これらの政党の支持者たちを軽蔑していくことになると考えられる。

実際のところ、20~40代の若い現役世代には国民民主党が支持されており、自民党の支持率は低下を続けており、参院選でその結果が現れ出るだろう。(参考記事