遮音性の高いヘッドフォン

ER-6を使用していますが、遮音性が高くて便利な反面、人が話しかけてきても気づきません(勿論電話にも、玄関の訪問者にも)。ということで遮音性が高いということが仕事に支障をきたしかねないということをちゃんと認識した方が良いです。私の感覚としては、電車の中ではすごく便利な道具なのですが、家の中でしてると結構厄介なんですよね。 あと、5万円あるならフラッグシップモデルを買っておいたほうが良いです。1万円程度の入門機を買うと、後々で上のモデルを新たに買う羽目になるので(今のモデルより高いモデルの音を聞きたい…となる)。

shureやetymotic researchのカナルイヤホンの方が遮音性ではノイズキャンセリングで一番遮音性と高いQC3よりも勝っています。 他の方々も言うとおりノイズキャンセリングは元々飛行機のエンジン音などの低域の騒音を消すのがメインです。（QC3は例外的に中音域まで消してくれますがそれでも人の声まではカバーしていません） その中でも遮音性が高いのはetymotic researchのER-4シリーズです。 音質としてはイヤホンの中でもトップクラスの分解能が特徴でクラシックに向いています。 その次はetymotic researchのER-6iやshurenoのE4&E3やSE210&SE310といった製品になります。 遮音性重視ならER-4を、聴く曲によってはクラシックならER-4、ジャズや女性ボーカルなどを聴くならE4やSE310をオススメします。 店頭で一度試聴してみてください。

BOSEのノイズキャンセリング・ヘッドホンは、飛行機や電車の轟音に対して効果があり、人の声は聞こえるようにしてあるようです。 私は電車の中で騒ぐ高校生の声が嫌なので、カナル（耳栓）型を使っています。 耳に入れるだけで、相当声が小さくなります。そして、音楽を流すと周りの声はほとんど聴こえなくなります。 音量は小さくても効果があります。 また、ヘッドホンと違って頭の圧迫感がありませんので、長時間、装着していても疲れません。 参考までに私が使っているのは、SHUREのE4cです。 http://www.h-navi.net/e4c.php SHUREからは数種類のカナル型イヤホンが出ていますが、どの機種も耳にあわせて様々な材質、大きさの耳栓が付いてきますので、好みの耳栓を選ぶことができます。 ついでに、SHUREのイヤホンはビックリするほどの高音質です。 やはり、長時間聴く場合、音質が良いほうが精神的によいと思います。

耳栓でよいのは、100円ショップダイソーで売ってた緑色のもの。アメリカには同じ素材でもっとよいものが薬局やスーパーで売ってます。＄２で6個入りみたいな。もともと工事現場で使うものらしいです。となりのいびきとか、結構聞こえない。うるさい声だったら、がまんできる範囲になるかも。はなしは別ですが、ＭＰ３でバスなんか乗った時にヘッドホンで良いのは、ゴムのぴらぴらがついたものです。これはボリュームを小さくしても聞こえるので、重宝してます。ソニーのは1万円するので、オーデオテクニカの2000円のを買いましたら、びっくりするぐらい、すごく良いです。すばらしいアイデアです。

ノイズキャンセリングではBOSEが有名ですが、BOSEのノイズキャンセルはリアルタイムで逆位相の音波を出して音を打ち消すのではなく、一定の周波数を検知して学習的に打ち消すというもののようです。 なので、パソコンのファンの音やエアコンの音（特に低音）などはかなり小さくなりますが、人の声のように一定の周波数を持たないものにはあまり効果がありません。 音楽再生時の音質は非常に良いのですが...。 というわけで、インイヤータイプがいいと思います。 少々高いですが、E500PTHはかなり遮音性が高く、音質も優秀なようです（個人差あり）。 いずれにしても高額な買い物であるので、一度試聴されることをおすすめします。

ノイズキャンセリングのヘッドフォンは人が話す音域にはあまり効果がないです。 コンセプト的には話しかけられても分かるようになんでしょうかね。 あと、音楽を流さずにただ装着していると人にもよりますが逆位相の周波数が出ているせいか、気分が少し悪くなります。 自分は動悸が少し激しくなります。