先週のオトトイ(2024年12月16日)
OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
ー一十三十一 が開ける、新しい世界のはじまりの扉 (西田)
ー口惜しいかな (いや別に他意があるわけではないです) 絶対的に良い歌メロというのはあるわけで。曲をモチーフにした映画が来年公開だそうです。これはその主題歌 (高田)
ーイルリメ、16年ぶりの新作アルバムより2曲先行カット (石川)
ーポケモンと初音ミクが音楽でコラボレーションするプロジェクト〈ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE High↑〉、新曲は原口沙輔が作詞作曲を担当!(藤田)
ーNHKみんなのうた12月,1月放送曲 「シャボン」の体言止めに舌を巻きました。 (菅家)
ー国内アンビエント・フォークの新人Ben InuiをGreen-Houseがリミックス (津田)
その他の追加曲は、 にしな “わをん”、 Ichika Nito “Metaphor”、 Trooper Salute “幽体離脱”、 リーガルリリー, ミト (from クラムボン) “キラキラの灰 (Twinkling Remix)”、 Jeff Parker,ETA Ⅳtet “Late Autumn”、 FUNKIST “47climax”、 自由ヶ丘 and 諭吉佳作/men “サンスクリーン・フィルム”。
編集後記
先週の活動記録
映画「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」完成報告会
日本初のインタラクティブ映画、ヒプマイ。観客の投票で物語のルートが決まるという今作。感覚としては、これはもう映画というより、限りなくライブです。物語のルートは"48通り"、結末は"7通り"とのこと。とんでもない映画です。ぜひ劇場で。
Ave Mujica@武蔵野の森総合スポーツプラザ
ゲストアクトのRoselia姐さんがナチュラルにキャラくずしちゃう一方で(もちろんそれが最高)、仮面をつけたまま最後までその世界に引き込んだAve Mujica。アニメ本編への期待も、MyGO!!!!!との合同ライブへの期待も高まりまくりです。(西田)
祝祭 / 熱狂
19日はoono yuuki bandとneco眠るのツーマンをみに渋谷クアトロへ。oono yuuki bandの活動15周年を記念した、まさに祝祭の一夜でした。久しぶりに観たneco眠るは、個人的にいちばん聴いていた2010年代前半の空気感をブワッと思い出し、これだけ陽の気を放つバンドっていまほとんど観ないなあ……なんてことを身体を揺らしながら思うなど。oono yuuki bandはこの日もバチバチにかっこよかった。バンドというより野生の楽団のような。歓喜と狂乱の渦を生み出し、嵐のごとく過ぎ去ったあとはツルッとまっさらになった自分がいました。末長く活動を見続けたい。翌20日は、取材もさせてもらったthe dadadadysのリリース・パーティ@新宿LOFT。やっぱりライヴだ! ライヴでしか伝わらない狂おしさや美しさが迫ってきて、胸がギュッとなりました。あと何回こんな気持ちになれるだろう……と少しさびしくなったけど、何度だって迎えにいくんだ。(石川)
〈evala 現われる場 消滅する像〉にいった
14日からICCで始まったevala初の個展〈evala 現われる場 消滅する像〉へ。“visual arts” に対しての “sound arts”。であるが、空間的な表現であるが故だろうか、「耳で視ること」がひとつのテーマとなっている。だが、体験していてなにより感じさせられるのは「時間」でした。聴くことと時間との不可分さ。ヴィジュアル・アートには静も動もあるが、サウンド・アートに「静止音」というのはあるのだろうか? きっとあるにはあるのだろう (興味深い)。それにしても「音」というのは「画」よりも遥かに強く、聴く (視る) 側自身を問うてくる。何を感じる感じないはお前の中に何があるかないかだ、みたいな。こわい。少なからぬ人が感想として言っているが、体験の「喩え」でいうのであれば、温泉 (それがいろいろあるという意味ではスーパー銭湯か) が割と近いです。つまり「ヴィジュアル」のように、さっと観て帰る、というのができない。行かれるときは時間に余裕を。ぜひ。(高田)
FEVER
金曜日は新代田FEVERでANORAK!、Nikoん、とがるのスリーマン・ライヴ〈GUITAR Vol.18 三十月編〉に行った。初Nikoんはバチバチにキマっていて、うねるベースリフがかっこよかった。RAT(おそらく)の吠えるようなソロで未だ脳が痺れています。ANORAK!は最新アルバムとそれ以前の楽曲の混ぜ方が上手かった。エモにダンス・ミュージック...。聞き応えたっぷりのセトリでした。最後は活動休止最後(?)のとがる。久しぶりに轟音で耳が遠くなりました。バンド形態は最後になるけど、音楽はやめないとのことで、安心。次のスタイルも楽しみだ。(菅家)
人間は音楽です
テニスコーツワンマンで吉祥寺キチムへ。前編が『Chippi Tuyoppi』再現(?)で曲順に演奏していくのだけど、その場で曲を作っているかのようなゆるゆるとしたムードで進んでいく。たまに歌詞を忘れてしまったり。ギターもサックスもリズムボックスもなんだか調子はズレのようでそれがしっくりくるという不思議な成り立ち。テニスコーツの音楽の真髄を見れたような気持ちに。目の前で自然体の人間が演奏しているのをみると、自分も自然な自分になれる。前日の飲み過ぎで倒れかけながらポヤポヤとみていたからか、お二人の魂に触れた気がして、とても気持ちよかった。音楽にでもなったかのような気分で週末を終える。まあでも、音楽になるのは疲れます。(津田)
先週の特集記事
OTOTOY NEW RECOMMENDから