『街を挙げての年越しイベント』おうどりんさんの日記

昨年末は、家族で海外で過ごすことになった。

アメリカ東部のボストンで１９７０年代に始まったという大晦日イベント。
「First Night Boston」

ファーストナイトはこれを機に全米各地で行われるようになり、地域によっては
人気がなくなり廃止されているところも。NYではミッドタウンでのカウントダウンなどが
日本の元日によく報道されているが、それもこれが走り。

どんな内容のイベントかというと、
午後１時から深夜１２時まで、市街の至る所で余興が行われ、その年「最初の夜」を
祝おうというもの。自分からすると、最初の夜は、１月１日の夜ではないのか、と
しっくりこなかったりするけどね。

昼間は子供向けの劇やアニメ放送、フェイスペイントなどが同時多発的に行われ、
家族であちこちのイベントを練り歩くことができる。
夕方以降は、大人向けのコメディーショーや、シェークスピア劇、教会でのオルガン
演奏やゴスペル、映画放映などが行われ五感で楽しませてくれる。

これらの室内余興は、ファーストナイトのバッジを大人１８ドル（子ども無料）で購入し
胸につけていることで自由に参加できる。ただし、屋外でもたくさんの余興があり、
氷像や市内パレード、ミニジャズの演奏、花火などはバッジなしでも楽しめる。

正直言って、イベントが多すぎて、どこにどのスケジュールで回るかを事前にリサーチ
していかないと把握しきれない。せっかく１８ドルも払うのだから、効率的に回り、
自分の家族の趣味に合ったものを見つけたい。

日本を考えると、１月１日が元日。その朝を元旦とし、おせち料理など厳格に
年の始めを祝うものだが、新しい年が来るのをお祝いしよう！と町中でお祭り騒ぎを
するアメリカ流の考え方もまた一興でした。

今回は約３週間の滞在となったボストン旅行も終わり、２０１２年が静かに動き出した。
今年の年末はどう過ごすことになるのかな。。。