暴走行為を繰り返していた「羅刹」「クランクG」という2つのグループの少年9人を、警察が検挙した。高校生や建設作業員など16歳から18歳の少年たちは、2024年10月に上田市内の国道などでバイクや原付バイクで連なって蛇行走行するなどの暴走行為を行っていた。警察は1月8日までに4人を逮捕し、5人を書類送検した。
「とめんなよ」「あおんなよ」
バイクのシートに付けられた長い背もたれ。
車体には「とめんなよ」「あおんなよ」。改造されたマフラーには「特攻隊」のシールが貼られている。
この記事の画像(15枚)これらのバイクに乗っていたのは、「羅刹」「クランクG」という2つのグループの少年9人だ。
押収された9台のバイクとヘルメットが並べられた上田警察署には、「暴走族チームによる集団暴走事件」と書かれた張り紙が貼られている。
高校生含む9人の少年を検挙
上田警察署は、2024年10月、市内の国道などで連なって蛇行走行するなどの暴走行為を繰り返したとして、1月8日までに上田市の16歳から18歳の高校生を含む少年4人を道路交通法違反の疑いで逮捕。このうち16歳の建設作業員の少年は無免許運転だった。
また、上田市と東御市の少年5人も書類送検した。
近隣住民から騒音などの相談
警察によると、2つのグループは日ごろから一緒に暴走行為を行っていたとみられ、近隣住民から騒音などの相談が寄せられていたという。
検挙された少年たちは全員容疑を認めており、「グループを解散する」と話しているとという。
(長野放送)
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