女子フリー 演技する坂本花織(撮影・堀内翔)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯最終日は9日、東京・国立代々木競技場で行われ、女子はGP第2戦スケートカナダ優勝でショートプログラム(SP)首位の坂本花織(シスメックス、神院大出身)がフリー1位の152・95点、合計231・88点の今季世界最高得点で優勝。GP6戦の総合成績上位6人で争うファイナル(12月・フランス)へ3年連続の進出を決めた。

 男子でSP3位の壷井達也(シスメックス、神戸大)はフリーも3位を守り、合計251・52点でGP初の表彰台となる3位に入った。

 ペアではGP第1戦、スケートアメリカで優勝したSP1位の三浦璃来(木下グループ、宝塚市出身)、木原龍一(木下グループ)組が、フリー2位の合計209・45点で2位となり、ファイナルに2年ぶりに進出した。

 今季は、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズンとなる。