未経験からシンクタンクへの転職方法は?【徹底解説!】 - シンクタンク系ファーム転職 -
「未経験でシンクタンクへ転職を検討しているけど、何から始めればいいのか分からない」人気かつ難易度の高いシンクタンクへの転職を成功させるためには、業界・仕事内容や面接のポイントなど把握することが大切です。
ここでは未経験からシンクタンクへの転職方法として、選考で見られるポイント、面接ポイントや求められる人物像、積極採用&未経験歓迎のシンクタンク求人情報をご紹介します。
シンクタンク業界に対する知識を深めると、転職の成功率がぐっと高まるので、参考にしていただけると幸いです。
また、弊社ムービンでは随時キャリア相談会を実施中で、シンクタンク業界の最新ニーズや採用動向、疑問点などについてもお答えいたします。業界知識が豊富な専門家に相談したい方はぜひお気軽にご相談ください。
シンクタンク業界の最新動向
シンクタンクと聞くと堅いイメージや、政策や調査リサーチという連想を持つ方も多いのではないでしょうか。またある意味古いテーマを扱っているなど、イメージだけが先行してシンクタンク系コンサルティングファームの実態を知る人も少ない印象です。
実はシンクタンクでは大手ファームと同じように経営戦略やITコンサルなどを手掛けており、旬なテーマであるDX関連プロジェクトも多いです。特に銀行・証券系を親会社として持つシンクタンクは、グループ企業からの案件も多く、大手はもちろん中小企業に対してもコンサルティングを手掛けています。
また特徴的な点としては「社会的テーマ」を他コンサルティングファームと比べてサービスラインが豊富であり、SDGs、サステナビリティ、脱炭素、メタバース、さらには知財関連や、まちづくり、リスク・防災、グローバルにおける開発支援などのコンサルティングテーマが盛んです。
シンクタンクファームは他経営コンサルティングファームと同じように、企業を取り巻く課題が複雑化している昨今、様々な領域においてのコンサルティングを提供しています。
採用状況においては、ほぼすべてのシンクタンクファームで積極採用を展開しています。
あまり若手に限って採用熱をあげないシンクタンクですが第二新卒に絞った採用キャンペーンを行うファームもあり、その温度感は非常に高いことが伺えます。
ターゲットとしている人材はコンサルタント経験者はもちろんですが、コンサル未経験を中心に20代中盤から30代中盤で何かしらの業界職種において実績を挙げてきた方を採用しており、上記でご紹介した通り非常に幅広いテーマを扱っているため多くの方にチャンスがあると言えます。
是非これを転職チャンスと捉え、シンクタンク、コンサルへの転職をお考えの方は弊社までご相談頂ければ幸いです。
シンクタンク系ファームの選考
選考ステップ
ファームにより異なる場合もありますが、概ね
書類選考→適性検査→面接2~3回
となっています。面接についてはリモートで行うファームもあれば最終面接だけ対面で、というファームもあります。
面接ポイント
面接では経歴や志望動機について「なぜ?」という深堀質問から論理的思考能力やコミュニケーション能力が徹底的に見られます。
これは他コンサルティングファームと同じですが、やはりコンサルタントとしての適性があるのか、これが一番重要になってきます。
転職理由・志望動機から、なぜシンクタンク系ファームなのかキャリアの一貫性を持って論理的に答えなければいけません。
加えて応募ポジションにおける業界経験・知見も見られますので、自身の経歴からの接地面を多くし上手くアピールすることも大切です。
最近ではケース面接を行うシンクタンク系ファームも増えてきています。(面接官によるため絶対ではありません。)
求められるスキル・人材像
部門・ポジションによって異なりますが、
事業会社の経営企画、マーケティング、人事部門など、シンクタンク系ファームでも扱っているサービスラインと近しい職種の方が採用されやすい傾向にあります。
またコンサルタントはプロジェクト単位での業務のため、これまで社内特命のプロジェクトや、全社や他部門を巻き込んだ業務経験があると尚良いでしょう。
テーマとしても、官公庁向けの公共コンサルやヘルスケア、サステナビリティなどの案件も積極的に扱っているため、こうしたご経験を有してい方も積極的に採用しています。
シンクタンク系ファームの求められるスキル・人物像について現場で働く社員の方々にお話を伺ってきましたので一部ご紹介します。
野村総合研究所(NRI) 青嶋 稔 氏
自分は何が得意なのか、何が売り物なのかを明確にしている方が中途入社で活躍できるかと思います。
ご自身がこれまで行ってきたことを常に整理すること、また、その経験からの学びのエッセンスを整理しておくことをお勧めしたいと思います。これこそが、中途入社のコンサルタントにとって最大の武器になると考えます。
NTTデータ経営研究所 野中 淳 氏
人物面ではクライアントに対して真面目に誠実に対応できる方がいいですね。
スキル面に関してはIT経験やPMO経験がある方は大歓迎ですね。
理由としては、どんなコンサルティングをやるにしてもIT・テクノロジーへの理解が必要で、また、どんなに良いプランを立てても、情報、プロセス、システム、お金、人などの様々な要素を結び付けて実現させない変革は成功しないからです。
様々なものを結び付けて戦略を描ける、実現までもっていける方を求めています。
日本総合研究所 木下 輝彦 氏
「自分はこれがやりたい」ということを明確に持っている人にとっては、当社は存分に活躍がしやすい環境にあると思います。
「なぜあなたはそれがやりたいのか」という理由について、その根拠は必ずしも今の仕事に関係が無くても、幼少時代の出来事でも学生時代の体験でも構わないので、我々に「なるほどね」と納得させてほしいです。
みずほリサーチ&テクノロジーズ 廣崎 淳 氏
テーマや課題解決方法が次々に変わる現代において未知の領域に積極的に取り組んでいける方、またそれを楽しめる方をお待ちしております。
転職を成功させるには?
コンサルティング業界への転職は他業界と比べて、はるかに難易度が高いです。
シンクタンク系ファームも例外ではなく、現在積極採用中で採用枠が拡大しているとはいえ、採用ハードルを下げているわけではありません。そのため十分な選考対策が必要になります。
その選考対策ですが、大きく分けて3つに分けられます。
・情報収集(コンサル業界のことや、応募先企業について)
・書類対策(良く整理された「会ってみたい」と思わせる書類)
・面接対策(深堀質問にも耐えられるロジカルさ)
弊社ムービンではコンサル業界への転職支援実績No.1の転職エージェントでありシンクタンク系ファームへの支援事例も豊富です。
随時キャリア相談会も実施しています。コンサル業界の最新ニーズや採用動向、コンサルタントへの転職機会について、またコンサル転職における疑問点や不安な点についてもお答えいたします。
随時開催中
キャリア相談会
ムービンではコンサルティング業界や事業会社のマーケット情報から最新ニーズはもちろん、候補者様のご志向に合わせた、今後のキャリアについてのご相談など個別相談会を定期的に随時実施しています。
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転職体験談・転職事例 - シンクタンク系コンサルファーム
転職成功事例(一部)
前職 | 年齢(性別) | 学歴 | → | 転職先 |
官公庁 | 29歳(女性) | 国立大卒 | → | NTTデータ経営研究所 |
運輸・インフラ企業 | 25歳(男性) | 有名私立大卒 | → | NTTデータ経営研究所 |
メガバンク | 30歳(男性) | 有名私立大卒 | → | NTTデータ経営研究所 |
重工業メーカー | 33歳(男性) | 国立大卒 | → | NTTデータ経営研究所 |
通信会社 | 27歳(男性) | 有名私立大卒 | → | NTTデータ経営研究所 |
生命保険会社 | 25歳(女性) | 国立大卒 | → | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング |
重工業メーカー | 26歳(男性) | 有名私立大卒 | → | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング |
製薬企業 | 28歳(女性) | 国立大卒 | → | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング |
自動車部品メーカー | 29歳(男性) | 有名私立大卒 | → | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング |
会計士 | 36歳(男性) | 有名私立大卒 | → | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング |
総合電機メーカー | 25歳(男性) | 有名私立大卒 | → | 野村総合研究所 |
生命保険会社 | 27歳(女性) | 国立大卒 | → | 野村総合研究所 |
製薬企業 | 33歳(男性) | 国立大卒 | → | 野村総合研究所 |
メディア・広告企業 | 26歳(女性) | 有名私立大卒 | → | 野村総合研究所 |
メガバンク | 28歳(男性) | 有名私立大卒 | → | 野村総合研究所 |
電機メーカー | 26歳(男性) | 有名私立大卒 | → | 日本総合研究所 |
重工業メーカー | 31歳(男性) | 国立大卒 | → | 日本総合研究所 |
消費財メーカー | 31歳(女性) | 有名私立大卒 | → | 日本総合研究所 |
官公庁 | 27歳(男性) | 国立大卒 | → | 日本総合研究所 |
通信会社 | 31歳(男性) | 有名私立大卒 | → | 日本総合研究所 |
官公庁 | 27歳(女性) | 有名私立大卒 | → | みずほリサーチ&テクノロジーズ |
総合人材会社 | 28歳(男性) | 有名私立大卒 | → | みずほリサーチ&テクノロジーズ |
会計士 | 29歳(男性) | 有名私立大卒 | → | みずほリサーチ&テクノロジーズ |
食品メーカー | 32歳(男性) | 国立大卒 | → | みずほリサーチ&テクノロジーズ |
重工業メーカー | 32歳(男性) | 国立大卒 | → | みずほリサーチ&テクノロジーズ |
重工業メーカー | 33歳(男性) | 有名私立大卒 | → | 三菱総合研究所 |
転職成功事例(一部)
弊社ムービンの転職支援で見事シンクタンク系ファームへの転職に成功した方々の転職体験談を一部ご紹介します。
転職理由や書類・面接準備、選考の様子など実際の転職活動についてわかるかと思いますので参考になれば幸いです。
全てのシンクタンク系ファームへの転職体験談
コンサルタントへの転職をお考えの方へ
転職サービスはすべて無料となっております。
ムービンではお一人お一人に合わせた転職支援、そしてご自身では気づかれないキャリアの可能性や、転職のアドバイス、最新の情報をご提供致します。
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圧倒的な支援実績を誇るムービン
・日本初のコンサルティング業界特化転職エージェント
・創業28年以上の実績とノウハウ、コンサル業界への転職支援実績No.1
・国内コンサルファーム約95%を網羅、BCG、DTCなど大手ファームへの支援実績第1位
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そもそもシンクタンクとは?
まずシンクタンクと言っても政府系、民間系と分けることが出来ます。
前者の政府系についてはその名の通り政府や官公庁、日銀などが母体となっており、利益を上げるためのビジネスではなく、日本の経済や政策に関する調査・提言を行っている非営利組織となっています。業務内容も属している官公庁のための調査・研究などの案件を扱っており、日本の抱える国内外の問題解決のための調査を行っています。
【代表的な政府系シンクタンク】
・経済社会総合研究所(内閣府)
・経済産業研究所(経済産業省)
・日本国際問題研究所(外務省)
・防衛研究所(防衛省)
・日本銀行金融研究所(日本銀行)
対して、後者の民間系は多くは金融機関や大手企業を母体とし、政府系と同じように調査・提言のための部門もありますが、ほとんどが民間企業や官公庁をクライアントとしてコンサルティングを手掛けており、対価としてコンサルティングフィーをもらうビジネスを展開しています。
【代表的な民間系シンクタンク】
・NTTデータ経営研究所(NTTデータ)
・三菱UFJリサーチ&コンサルティング(三菱UFJフィナンシャルグループ)
・野村総合研究所(野村證券)
・日本総合研究所(三井住友フィナンシャルグループ)
・みずほリサーチ&テクノロジーズ(みずほフィナンシャルグループ)
・りそな総研(りそなホールディングス)
・三菱総研(三菱グループ)
・大和総研(大和証券)
ここでは民間系のシンクタンクにフォーカスしてご紹介しています。
シンクタンク系ファームでの仕事内容
シンクタンクと聞くと「経済調査」「研究機関」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、実はそれだけではなく他にも主業務があります。
大手シンクタンク系ファームでは大別すると
・リサーチ・調査
・経営コンサルティング
・ITコンサルティング
などのサービスを提供しています。
すべてのシンクタンク系ファームが、この3つを持っているわけではありませんが、調査およびコンサルの2軸と理解頂ければ問題ないと思います。
リサーチ・調査
社会政策・政治など特定のテーマにおけるリサーチを行います。「○○の調査による経済レポート」などニュースやWebで見たことがあると思いますが、それがこの業務になります。
ほとんどが受託での調査であり、官公庁向けのシンクタンク業務は主軸の一つとなっています。
クライアントから委託されたテーマにおける調査・リサーチ、データ収集を行い最終的に報告するまでが仕事になります。
経営コンサルティング
中央官省庁、地方自治体などといった公共性の強いコンサルティングが目立っていることがひとつ特徴的です。
もちろん大手事業会社に対してのコンサルティングも行っていますが、基本的に他経営コンサルファームと同じ仕事内容で、企業の経営課題に対する課題解決を提供することが業務であり、テーマにおいても戦略から人事、財務、ITと非常に幅広く、ファームによっては地方特化しオフィスを構えコンサルティングを提供しているシンクタンク系ファームもあります。
ITコンサルティング
意外と思われている方もいるかもしれませんが、ITコンサルティングも提供しています。
もともと母体となっている企業がメガバンクや大手証券会社のため、金融ITソリューションに強かったり、大きなWebサービスを動かすための基盤系のソリューションに強かったりと各社特徴はありますが、Sierのような役割を担ったサービスを提供しています。
シンクタンク系ファームの特徴
案件が安定的に入る
大手シンクタンク系ファームのほとんどがバックに大手グループ企業(銀行や証券等)がいます。そのチャネルを使って営業を仕掛けたり、そこから案件があがってきたりするなど、営業活動を組織的な仕組みとしてバックアップしてもらえるため、比較的不況にも強いです。
レポートを通じての社会へ発信・提言することが可能
短期的な個別クライアントへのコンサルティングサービスのみならず、リサーチ部門とも協働しながら、長期的な視点に立った新規サービス開発やレポートなどを通じた社会への発信・提言をすることも可能です。
インダストリー・テーマ毎のチーム採用
シンクタンクではインダストリー別・コンサルティングテーマ別にてコンサルティング部門をいくつかの部門/チームに分けており、採用はこれらのチームでの採用になります。従って、特定の業界・特定のコンサルティングテーマに集中してキャリアを積むことができます。
コンサルといっても一般的な日系企業に近い社風
外資系コンサルティングファームと比較し、Up or Outではなく、腰を据えてコンサルティングに取り組める環境があります。
グローバル展開も積極的
日本企業の海外進出や現地法人のコンサルティングも手掛けており、アジアを中心に欧米にオフィスを構えるファームも増えてきています。また海外政府の公共案件も取り扱っているファームもあり、よりグローバル化が進んでいます。
シンクタンクとコンサルの違い
シンクタンクのコンサル部門と、例えば外資系や大手総合系ファームとの違いですが、
近年ではコンサルティングという部分においてはほとんど変わりはないでしょう。
これまでシンクタンクのコンサルと言えばITシステム周りというイメージもありましたが、多くの有力シンクタンク系ファームでは経営コンサルに力を入れており、大手総合系ファームのように業界・業種別に部門を配置しています。
特質的な部分で申し上げますと、多くのシンクタンクは大手金融機関や事業会社グループに所属しているため、
安定的な案件の受注がある他、マーケットの景気に左右されないことが特徴的かと思います。
また、他大手ファームのクライアントは国内外の大手企業がほとんどですが、
比較的シンクタンクの場合には、中堅から大企業まで幅広くカバーしている傾向があり、
プロジェクトにおいても長期からコンパクトな案件まで様々なコンサルティングを手掛けております。
コンサルティングテーマという部分では、やはりシンクタンク系ファームの方が環境問題や社会的意義の高いプロジェクトなど公共領域の割合が多いと言えるでしょう。
もちろん他経営コンサルティングファームでもこういったテーマを扱っていますが、シンクタンク系の方が顕著と言えます。
代表的なシンクタンク系コンサルティングファーム
何社か代表的なシンクタンク系ファームをご紹介いたします。特徴的な点として、母体として大手金融機関や大手事業会社からなるファームが多く、プロジェクト案件においては公共・官公庁関連が目立っていることが特徴的ですが、いわゆる一般の事業会社をクライアントとしたプロジェクトも実は多いです。またグループとはいえ各社独自のカルチャーを持っており、この辺りも特筆すべき点かと思います。
NTTデータ経営研究所
NTTデータが100%出資して設立したシンクタンクコンサルティングファーム。シンクタンク機能はなく戦略立案、新規事業戦略、IT戦略 等のマネジメントコンサルを中心に展開しています。
「自由」「裁量権の大きさ」を尊重しておりチャレンジ出来る環境であると共にプロジェクトアサインも多いためコンサルタントとして早期成長を実現できるチャンスが豊富にあります。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング
MUFGグループであるシンクタンク系ファーム。マネジメントコンサルに強みを持つことで知られ、近年は大手クライアント企業に対する経営戦略テーマのコンサルティングにも注力しています。
社員の自発的なチャレンジをサポートし、新しい事業分野の創出やドメインの開発などの支援制度を導入しています。
野村総合研究所
リサーチ・経営/ITコンサルからSIまで幅広く対応しているシンクタンク系ファーム。官公庁・産業界のトップ企業に対して幅広いコンサルティングサービスを提供しており、他シンクタンクと比べるとセキュリティやデジタルなど最新テーマのコンサル領域において積極的にサービスメニューを増やしている。
また教育・研修制度・福利厚生においては非常に充実しており、女性活躍推進制度においては優良企業に認定されている。
日本総合研究所
SMBCグループのシンクタンク系ファーム。シンクタンク、コンサルティング、システムインテグレーションという3つ事業を軸に、クライアントニーズに応じて横断的にチーム編成しサービス提供を行っています。
主体性を重視したカルチャーで、経営ソリューションを編み出したり、グループ立ち上げなど個人の意思で行っている。もちろん研修/キャリア支援制度も充実しており、SMFG各社における人事交流なども行っている。
その他のシンクタンク系ファームや各社の特徴はこちらからご覧ください。
シンクタンク系コンサルティングファーム リスト
よく見られているコンテンツ
初めての方へ
初めてご転職をお考えの方、ムービンHPに来た方へ、ムービンのご紹介と「コンサルタント転職支援サイト」の活用法をご紹介いたします。
【最新】コンサル業界採用動向
最新のコンサルティング業界採用動向(中途採用)を年齢・経験における採用ニーズ、各コンサルティングファーム別採用ニーズについてご紹介いたします。
プロジェクト事例
代表的なシンクタンク系コンサルティングファームのプロジェクト事例のうち一部抜粋したものをご紹介します。
野村総合研究所(NRI):auじぶん銀行に勘定系システム、フロントシステムの同時更改の実施
auじぶん銀行において、勘定系システム・インターネットバンキングシステム・ESBの3システムで構成されている次世代勘定系システムが稼働。
このうち、NRIは勘定系システムにおけるインテグレーションアプリケーション開発とインターネットバンキングシステムの新規開発、ESBの導入・開発を担当することになった。
スケジュール管理や体制の見直し、リリーステストなどを計画的に行い、運用コストの低減や銀行側の手順書の8割削減、ユーザビリティの向上といった成果をあげる。
上記のようにNRIは、ITソリューションを用いてクライアントの課題を解決する面に強みを持っている。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC):成長・新規事業戦略におけるMUFG/MURCのリレーションを活用した実行支援
MUFGグループの1つであるMURCは成長・新規事業戦略のような経営戦略コンサルにおいて、銀行から上がってくる紹介案件が豊富にある。
MURCのコンサルティングサービスは、既存事業からの強みや顧客基盤、社内に眠っている知的財産などを活かしつつ、MUFGの経営資源を活用した新事業開発・営業活動までも視野に入れた実行段階までサポート。
MUFG/MURCの経営資源を最大限に活用し、
・新たな無人店舗事業の戦略立案、実行支援
・新規顧客開拓に資する新たなファイナンスサービスの戦略立案支援
・新たなラストワンマイルモビリティに関する新規サービス戦略立案支援
など多くの支援実績を残している。
シンクタンク系ファームでのポジション/役職
シンクタンクでは、コンサルティング部門や調査部門(エコノミスト)など所属部門によってポジションの呼称が異なり、且つシンクタンク系ファームによっても異なります。
他のコンサルティングファームと同様に大きくは4つの職位から構成されています。
以下は、各社ごとの役職呼称(コンサルティング部門)になります。
日本総研 | NTTデータ経営研究所 | 三菱UFJ リサーチ&コンサルティング |
主席研究員/プリンシパル | パートナー アソシエイトパートナー | プリンシパル |
上席主任・主任研究員/シニアマネージャー | シニアマネージャー | シニアマネージャー マネージャー |
副主任研究員/マネージャー | マネージャー | コンサルタント |
研究員/コンサルタント | コンサルタント シニアコンサルタント | アソシエイト ビジネスアナリスト |
シンクタンク系ファームの年収
シンクタンク系ファームでのコンサルタントの年収ですが、1部上場企業など公表されているコンサルティングファームや、弊社転職支援実績およびインタビュー調査から取りまとめました。商社や大手メディア企業と同クラスの平均給与額でした。
年齢に関係なく職位によって年収は決まりますが、転職後どのくらいの年収になるのかご参考までにご覧ください。(面接評価や転職時の職位に応じて上振れ、下振れはします、残業代や賞与によっては左右します)
各ファーム名をクリックするとファーム詳細ページが見れます。
ファーム名 |
平均給与 |
NTTデータ経営研究所
1991年に日本最大のSI会社であるNTTデータが100%出資して設立したシンクタンクコンサルティングファーム。社会課題や事業課題の解決支援のためのコンサルティングをしており、官民の両面から手厚い支援を行っております。
| 756万円 |
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)
UFJ総研と三菱系コンサルティング会社が統合。クライアント企業のニーズに合わせたオーダーメイド・パッケージ型コンサルティングを、MUFGグループ全体のノウハウを活用した支援が強みです。
| 738万円 |
野村総合研究所
国内シンクタンクの草分け的存在。大きく「コンサルティング」「金融ITソリューション」「産業ITソリューション」「IT基盤サービス」の4つの事業で構成され、民間系では外資系戦略ファームと並ぶ高い評価を、また官公庁系でも国内最高レベルの評価を得ています。
| 797万円 |
日本総合研究所(JRI)
日本総研は、顧客価値の共創を理念に掲げています。シンクタンク・コンサルティング・ITソリューション3つの機能をによって、企業や社会が求める創造的な付加価値を生み出すことが可能です。
| 798万円 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ
みずほ情報総研とみずほ総合研究所が合併したシンクタンクファーム。IT戦略を中心にセキュリティ、サイエンス、環境・エネルギーなどのシステムインテグレーション、コンサルティングを提供しています。
| 757万円 |
三菱総合研究所
三菱創業100周年の記念事業として設立された大手シンクタンク。学際的な課題、高度に複雑化した課題などお客様のあらゆるご要望に対して、政策立案、先端的研究、戦略構築からITソリューションまで、総合的な解決策をワンストップで提供するユニークな体制が整っています。
| 591万円 |
大和総研
大和総研は長年シンクタンクとして培ってきたノウハウをベースにして新たな価値を創出しています。
| 581円 |
シンクタンク系ファームに向いている人
若くして多くのプロジェクト案件を経験できるファームもあるため、短期間あたりで積める経験は多い傾向です。
そのため同時に複数本のプロジェクトにアサインされるため、マルチタスクが得意な方は向いているかもしれません。
他にもコンサルティングテーマのカバレッジがきいているので、やりたいテーマが明確であったり、前述の通り公共系など社会的意義の高いプロジェクトにご興味のある方はシンクタンク系ファームが良いでしょう。
他ファームと比べると自主性を重んじる気風のファームが多く、DX、デジタルなど新しいオファリング開発にも積極的で、個人で手を挙げればグループの立上げや所属するグループの選定や関わる案件も決められるファームもあります。
こうした背景もあり、プロジェクトのデリバリーだけでなく、早い段階からクライアントの前に出ていくファームもあります。
だからこそ転職エージェントを利用してください
シンクタンク系ファームなど各コンサルティングファームは非常に人気企業となっていますが、やはり未経験からのコンサル転職の門戸は狭いものとなっています。上記でご紹介した通り、どんなコンサルティングファームがあり、どんな特徴・強みを持っているのか、そして選考対策から面接日程の調整まで、働きながら個人でやるには限界があります。だからこそ転職エージェントを利用してください。
ムービンではコンサル業界出身者のキャリアコンサルタントが、業界情報のご提供から、履歴書・職務経歴書の添削、ケース面接・選考対策(各社ごと)から面接日程調整など、転職に必要なすべてを無料でサポートしております。
ムービンの転職サービス
20年以上にわたり日本初のコンサル転職支援特化エージェントとして転職支援とその実績を積み重ねてまいりました。(コンサル業界への転職支援実績No.1)
着実に実績を重ねてきた結果、リクルート社、ビズリーチ社から日本No.1のエージェント表彰を受けるなど、コンサルティング業界に関する専門家集団としてのユニークなポジショニングを確立しております。
ムービンの転職サービスについて
随時開催中
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シンクタンクからのキャリアパス
未経験でシンクタンクに入り、基礎的な分析力や提案力を磨くことで、下記のようなキャリアパスが開けます。特に「データをどう活用し、価値ある成果に結びつけるか」という視点が、どの分野でも重要な武器となるでしょう。
1. コンサルティングファーム
シンクタンクで培うことができる論理的分析力や仮説構築能力は、コンサルティング業務においても必要不可欠です。また、クライアントとのコミュニケーションやプレゼンスキルも活かすことができます。
例えば、戦略系や業務系のコンサルタントへと転職した場合、シンクタンクにおける業界知識や政策立案の経験をもとに企業の課題解決に貢献することが可能です。
2. 事業会社の企画職
シンクタンクで得たマーケットリサーチ、データ分析、レポーティング能力は、事業の方向性を定める上での重要なスキルです。そのため、事業会社の経営企画や事業開発部門でも大いに活躍が期待できます。
例えば、製造業の経営企画部で市場動向を分析して新規事業の企画立案を担当する、小売業で消費者データを基にマーケティング戦略を構築するなどの役割が考えられます。
3. スタートアップ企業
データを活用した仮説検証、リソースを効率的に活かすための計画立案能力、ゼロベースで新しい提案を行う柔軟性などのシンクタンクで得られるスキルは、スタートアップ企業でも重宝されます。
初期段階のスタートアップでは、マーケットの可能性を分析しビジネスプランを形にする役割を担うことができます。また、戦略的な人事や資金調達の支援など、事業運営全般での貢献が期待されます。
シンクタンク系ファーム 厳選求人情報
現在積極採用中のシンクタンク系ファームからコンサルタントポジションをまとめさせて頂きましたので、ご興味がございましたらお気軽にご相談頂けますと幸いです。(このほかにも非公開求人など多数求人はございます)
コンサルタントへの転職をお考えの方へ
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・国内コンサルファーム約95%を網羅、BCG、DTCなど大手ファームへの支援実績第1位
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シンクタンク系コンサル 関連情報- コンサル転職情報 -
シンクタンク系コンサル 最新求人情報
【監修者】神川 貴実彦
BCG出身者であり日本で初めてコンサルティング業界に特化した人材紹介会社「ムービン・ストラテジック・キャリア」を設立。 ベストセラーとなっている「コンサルティングの基本」の著書、これまでコンサル業界への転職支援数は1万人を超える。
神川 貴実彦 プロフィール