日経サイエンス 2023年1月号

特集:鳴く動物 話すヒト
特集2:ボイジャー最後の挑戦

2022年11月25日 A4変型判 27.6cm×20.6cm

定価1,466円(10%税込)

ご購入はお近くの書店または下記ネット書店をご利用ください。

記事ダイジェスト愛読者アンケート

編集部から一言

【ポッドキャスト配信中!】ラジオ日経『大人のラヂオ』で【特集:鳴く動物 話すヒト】について副編集長が解説しています。

進化
特集:鳴く動物 話すヒト
地球はとても賑やかな星だ。動物たちはいつから音を出すようになったのか。人間はどうやって言葉を話すようになったのか。音を生み出す体の器官の研究によって,恐竜の声からコンサートホールに鳴り響くオペラの歌声に至るまで,意外な発見が相次いでいる。

人間だけがおしゃべりな理由 「のど」と「くち」が秘める意外な能力  出村政彬

鳴き声の進化 それは虫の声から始まった  M. B. ハビブ

宇宙探査
特集:ボイジャー最後の挑戦 未踏の星間空間を行く
  T. フォルジャー
打ち上げから45年を経たNASAの探査機ボイジャー1号と2号は現在も機能しており,地球から200億kmも離れた星間空間を飛行中。数々の新発見をもたらした探査の足取りを詳しく紹介,現在の観測活動をリポートする。

天文学
女性が創るこれからの天文学  A. フィンクベイナー

社会科学
正しく知れば怖くない Facebookでヘビと友だち  E. ウィリンガム

人工知能
AIに論文書かせてみた  A. O. トゥンストローム

人類学
南米アマゾン 現在を生きる先住民アシャニンカの選択  C. S. コマンドゥリ


ダイジェスト


サイエンス考古学

水素のパワー/機密研究を請け負う大学/ごきげん納税民育成の手引き/シェールオイルを暖房に/ミシン独占体制/苔から酒/1923年:3D映画

Front Runner 挑む

細胞origamiで再生医療 女性のハイテク起業家へ  繁富香織(北海道大学)

SCOPE

リュウグウに太古の水/毛を生やす組織を人工作製/農研機構 食と健康のシンポ近く開催

ADVANCES

キツツキが脳震盪を起こさないわけ/厄介ナマズで廃水処理/ヤドリギ接着剤/くすんだ蛾を鮮やかに見る/塩漬けで保存された歴史/パンダ「第6の指」の進化/お役立ちスズメバチゾウから学ぶ腫瘍学/氷が火山の揺れを増幅/爆速の一刺し/ニュース・クリップ

From nature ダイジェスト

卵子や精子なしに幹細胞からマウス胚

nippon天文遺産

京都帝国大学花山天文台(上)

Science in Images

アミノ酸の結晶

パズルの国のアリス

天邪鬼の意地悪にめげるな  坂井公

ヘルス・トピックス

心の病と認知症

グラフィック・サイエンス

妊娠中絶薬の働き

BOOK REVIEW

『量子の不可解な偶然』  佐々木寿彦
『イギリス花粉学者の科学捜査ファイル』  平沢達矢
<連載>森山和道の読書日記 ほか

Information
中高生が学ぶサイエンス講義
次号予告
SEMICOLON
今月の科学英語