東京・銀座にスケートリンク 松屋の屋上に開業
この冬、東京・銀座にスケートリンクが相次ぎ登場する。百貨店の松屋銀座本店(東京・中央)は13日、屋上にスケートリンク「ソラトニワ アイスパーク」を開く。国内の百貨店で屋上にスケートリンクを設けるのは初めてという。
リンクの面積は119平方メートルで、中には高さ4.5メートルのクリスマスツリーを立てた。周囲にはイルミネーションを施した白い木々を配して「白銀の世界」を表した。スープやホットチョコレートなどを販売するバーも設ける。
古屋毅彦店長は12日の内覧会で「イベントなども催して20~30代を集客したい」と話した。同日は男女の招待客らが声を上げたり、転んだりしながら早速スケートを楽しんでいた。入場料はインターネットで予約をした場合、貸靴付きで1800円から。混んでいなければ当日でも入れる。営業は来年3月2日までで、1月1日は休業。
仏エルメスの直営店「銀座メゾンエルメス」も14日から25日まで、1階に「エルメスのちいさなスケートリンク」を開く。約3メートル四方で、森の中の小さな池が凍ってできた雰囲気を演出する。入場は無料だが、インターネットでの申し込みが必要。
アイススケートは冬のデートコースの定番だが、街中の便利な場所にあるリンクは少ない。にぎやかな銀座にできた非日常的な空間で楽しいひとときを過ごす男女の姿が見られそうだ。