大阪地下鉄の終電、最大30分延長 3月23日から
大阪市は7日、3月に実施する市営地下鉄の最終電車の時刻延長の詳細を発表した。同月23日から堺筋線を除く各線で最大30分延長する。一部路線は日中の運行本数を減らし、利用実態に見合ったダイヤに切り替える。
御堂筋線では、現在梅田駅止まりの上りの終電を新大阪駅まで運転。新大阪到着の最終時刻が現在よりも26分遅い午前0時26分になる。谷町線は上下線とも現在の終電の後に1本増発し現在より13分遅く、中央線は下りを2本増発して20分遅くまで運行する。
地下鉄は私鉄と比べて終電が早く、郊外から都心に通う人に不便だったため、交通局が終電延長を決めていた。同時に、四つ橋線で現在5分間隔で走る昼間の時間帯を6分間隔にするなど、合理化も進める。
また3月末までに中央線・千日前線の阿波座駅、御堂筋線中津駅など21駅でトイレの改修を完了。内装や照明を一新するほか、和式便器をすべて洋式に入れ替え、女子トイレにはパウダーコーナーも設置する。