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日東電工、26年3月期のROE15%に バイオ医薬など強化

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日東電工は31日、2026年3月期まで3年間の中期経営計画を発表した。前期で12.7%だった自己資本利益率(ROE)を26年3月期に15%に高める狙いだ。バイオ医薬品の一種である核酸医薬の受託・製造能力を増強するほか、主力の偏光板についても仮想現実(VR)ゴーグルなどの新分野を開拓し、利益率を高める。

26年3月期の営業利益は前期に比べて15%増の1700億円をめざす。前期で15.8%だった売上高営業利益率は17%に引き上げたい考え。核酸薬などの「ヒューマンライフ」セグメントの営業利益を前期の15億円から26年3月期に85億円に伸ばすなどして利益率を高める。核酸薬や核酸薬材料の工場を宮城県に1カ所、北米に2カ所新設する計画で、合わせて300億円超を投じる。

スマートフォンの画面などに使われる、主力の偏光板についても新分野を開拓する。仮想空間「メタバース」の普及をにらみ、VR用ゴーグルの偏光板を増産する。中国の工場に約67億円を投資し、24年以降にゴーグルメーカーなどに供給する。高崎秀雄社長は31日に開いた説明会で「まだ生産能力は足りておらず、さらなる工場新設も検討している」と話した。

26年3月期までの3年間の設備投資の合計額は前期までの3年間と比べ7割増の2700億円を見込む。データセンター向けに需要が拡大するハードディスクドライブ(HDD)向けの回路基板の増産などにも重点投資する。M&A(合併・買収)や出資には1500億円の投資枠を設ける。

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