節理とは? わかりやすく解説

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せつ‐り【節理】

読み方:せつり

物事道理すじみち

岩石発達する割れ目マグマ冷却固結する際に生じた板状節理柱状節理など、規則正しいものが多い。


節理(joint)

節理とは、岩盤中の明瞭な割れ目で、平方向にずれのない物をいう。

原石採掘において破砕効果爆砕岩の大きさなどに影響のある重要な構造である。

節理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/02 06:33 UTC 版)

節理(せつり、: joint[1])とは、岩体に発達した規則性のある割れ目のうち、両側にずれの見られないものをいう。マグマ等が冷却固結する際や地殻変動の際に生じる。

なお、割れ目の両側にずれが見られる場合は断層になる。

柱状節理

柱状節理ちゅうじょうせつりは、岩体が状になった節理。六角柱状のものが多いが、五角柱状や四角柱状のものもある。玄武岩質の岩石によく見られ、マグマの冷却面と垂直に発達する。

日本国内

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近畿地方
中国四国地方
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海外

放射状節理

放射状節理ほうしゃじょうせつり英: radial joint)は、割れた岩体が放射状になっている節理。玄武岩質の岩石によく見られる。]

板状節理

板状節理ばんじょうせつり英: platy joint)は、岩体が状になった節理。安山岩質の岩石によく見られ、マグマの冷却面と平行に発達する。

方状節理

方状節理ほうじょうせつり英: cubic joint)は、岩体が直方体状になった節理。花崗岩のような深成岩によく見られる。

脚注

  1. ^ 文部省 編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、129頁。ISBN 4-8181-8401-2 
  2. ^ 塩俵の断崖 - 平戸市、2024年10月27日閲覧

参考文献

関連項目

外部リンク


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