グーグル‐アナリティクス【Google Analytics】
Google Analytics
Google Analyticsとは、Googleが提供しているアクセス解析ツールの名称である。
Google Analyticsは、Webサイトの各ページに「トラッキングコード」と呼ばれるJavaScriptのコードを挿入することで、そのページに関する様々なアクセス関連情報を収集できるようになっている。表示できる分析データは、ページビュー数やユニークユーザー数といった基本的機能をはじめ、新規ユーザーの割合や直帰率、あるいはユーザーを特定の行動まで誘導できたコンバージョン率といった、各業務担当者を意識した指標が数多く用意されている。また、Google AdWordsと緊密な連携が可能となっており、AdWordsの収益効果をGoogle Analytics上で分析評価することもできる。
Google Analyticsのレポート画面などにはAjaxの技術が多用されており、レポートの表示対象となる期間の変更といった設定変更を滑らかな操作感で行うことができる。
Google Analyticsは、2005年にGoogleによって買収されたUrchin Software Corporationが有償で提供していたアクセス解析ソフト「Urchin」がベースとなっている。Google Analyticsは無料で提供されているが、Google Analyticsを利用するためにはあらかじめGoogleのアカウントを取得しておく必要がある。
参照リンク
Google Analytics
Google: | Google Mini Google Apps Google ニュース Google Analytics Google トランジット Google AdSense Google AdWords |
Google Analytics
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/09 06:43 UTC 版)
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開発元 | |
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初版 | 2005年11月14日 |
対応OS | クロスプラットフォーム(ウェブ・アプリケーション) |
対応言語 | 多言語 |
サポート状況 | 継続中 |
種別 | 分析、解析 |
公式サイト |
marketingplatform |
Google Analytics(グーグルアナリティクス)は、Googleが無料で提供するWebページのアクセス解析サービス。
元々はGoogleが2005年に買収した、米国のWeb解析ソリューションプロバイダー・Urchin社の技術を利用している[1][2]。
2020年10月に現行の最新バージョンであるGA4がリリースされ、2023年7月1日に旧バージョンであったユニバーサルアナリティクスのデータ収集は終了した。[3]
使用目的
- サイト訪問者の動向を把握することで、訪問者の欲求を知り、サイト内の人気ページや不人気ページ、問題のあるページを知り、サイトを改善することで訪問者の満足を高め、訪問者数を伸ばす。商用サイトであれば業務に寄与し、アフィリエイトサイトであれば収益を伸ばす
- 検索サイトでの上位表示を得るためのツールとする(=SEO対策)
- Google Ad Plannerと連携させ、Ad Planner内でAnalyticsの実測データを公開することで、広告主に対し広告出稿に際する検討用により正確なデータを提供できる[4]
アクセス情報
利用者と対象サイトを登録して対象サイト内にタグを埋め込むことで、基本的なアクセス情報として以下のものが入手できる。
- 訪問者数
- 閲覧ページ数
- 滞在時間・訪問回数・訪問頻度
- 訪問者のサイト内移動経路
- 訪問者の検索キーワード
- 訪問者の来訪前経由サイト
- 訪問者の最初に開いたページと最後に開いたページ
- 訪問者の使用PC等の画面解像度、ブラウザの種類、回線の種類、プロバイダ、アクセスしてきた国・地域
- 広告クリック数と収益
動作形式
Google Analytics(以後「GA」と表記)では、タグ埋め込み型やWebビーコン型とも呼ばれる手法を用いている。
- タグ埋め込み型
- 対象サイト内にGAへのタグを埋め込んでおく。訪問者が対象サイト内を移動することで訪問者のPCから閲覧情報がGAサーバーへ送信される。
Webサーバー側で訪問者のアクセスログを収集しておく「サーバーログ解析型」や、ネットワーク上のパケットを取り込んで分析する「パケットキャプチャ型」のように、専門知識や専用装置が必要なく容易に導入できる。
無料範囲
- 広告などは一切表示されない
- GA4ではユーザーおよびイベントのデータ保持期間は最大14か月[5]
- イベントパラメータの種類数が最大イベントごとに 25 個に制限される
対象サーバーに起因する制限
ブログサービスの中には、ブログ側でGAのトラッキングタグを埋め込むことが出来ないものがあり、GAを利用できない。
「gooブログ」「Yahoo!ブログ」「アメーバブログ」「エキサイトブログ」「楽天ブログ」「WordPress.com[7]」では使用できず、「ココログ」ではベーシックとプラスで利用できない。
注記
- ^ Google、Web解析ソリューションのUrchinを買収 - ITmedia・2005年3月29日
- ^ Google、Web解析ソフト「Urchin 6」を正式リリース - ITmedia・2008年4月18日
- ^ ユニバーサル アナリティクスは Google アナリティクス 4 に置き換わりました・2023年12月11日
- ^ Google Analytics データ公開可能に - SEMリサーチ・2009年5月27日
- ^ https://support.google.com/analytics/answer/7667196
- ^ GAのページでは無料GAサービスはグーグル社の都合で突然提供が中止されることがあるとされ、GAサービスで得られる情報はグーグル社に帰属すると明記されている。
- ^ “Stats — Support — WordPress.com”. 2013年2月12日閲覧。
出典
- 持丸浩二著 『Google Analytics 徹底攻略術』、C&R研究所、2009年8月5日初版発行、ISBN 978-4-86354-024-8
外部リンク
Google Analytics
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 08:36 UTC 版)
「Firebase」の記事における「Google Analytics」の解説
Google Analyticsは、アプリの利用状況やユーザーのエンゲージメントに関する洞察を提供する無償のアプリ測定ソリューションである。
※この「Google Analytics」の解説は、「Firebase」の解説の一部です。
「Google Analytics」を含む「Firebase」の記事については、「Firebase」の概要を参照ください。
「Google Analytics」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
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