スイス発のスポーツブランド「オン(ON)」はこのほど、駒澤大学陸上競技部主将で、5000メートルとハーフマラソンの日本人学生記録保持者である篠原倖太朗選手とアスリート契約を結んだ。「日本のランニングシーンは、長い歴史と熱狂的なファンに支えられており、大きなポテンシャルを秘めている。今回の契約は、日本をはじめとする新たな市場に積極的に展開していく上で重要な一歩」と、「オン」のアスリートマネジメント担当者はコメントしている。
篠原選手は、「大学陸上界を代表するランナーの1人」(発表リリースから)であり、日本だけでなく近年は中華圏からの注目度も高まっている箱根駅伝には2年時から3年連続出場を果たした。今年は各大学のエースが集まる2区を「オン」の“クラウドブーム 4(Cloudboom 4)”で走り区間4位、駒沢大学は総合で2位となった。4月からは富士通陸上競技部に所属し、9月に東京で開催される世界陸上や28年のロサンゼルス五輪出場を目指す。
篠原選手は、「『オン』は自分に寄り添ってくれるブランド。東京で開催される世界陸上に日本代表として出場する序とが、今年最大の目標」とコメントしている。