拘束前に韓国大統領が国民向けに談話 「この国の法はすべて崩れた」「流血を防ぐため応じた」

韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の戒厳令宣布を巡り、内乱容疑で捜査している高位公職者犯罪捜査庁(公捜庁)や警察などの合同捜査本部は15日午前、尹氏の拘束令状を執行したと発表した。韓国の現職大統領の拘束は憲政史上初めて。尹大統領は、拘束に際して国民向け談話を発表した。 私を応援してくださったことに感謝する。残念ながら、この国の法はすべて崩れた。捜査権のない機関に令状が発付され、令状審査権のない裁判所が拘束令状と捜索令状を出したのを見て、また、捜査機関がうその公文書を発行して国民を欺く違法の違法の違法が行われ、無効な令状によって手続きを強圧的に進行するのを見て本当に嘆かざるを得ない。私は今日、彼らが警護保安区域を消防装備を動員して侵入してくるのを見て流血事態を防ぐため、ひとまず不法捜査ではあるものの高位公職者犯罪捜査庁(公捜庁)への出席に応じることにした。しかし、公捜庁の捜査を認めるわけではない。憲法と法体系を守らなければならない大統領として、違法で無効な手続きに応じるのは流血事態を防ぎたいとの一念からだ(以下略):映像15日AP、韓国大統領府 25年1月15日公開  

番組、CM、イベントで使う

動画の利用

スクープ、ユニーク映像募集中

動画の投稿
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 84

紙面連載企画

特集

トピック

読売新聞購読申し込みバナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)