ガザの乳児、年末の1週間で6人凍死…寒さの中テント生活・毛布や粉ミルクも不足

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 【エルサレム=金子靖志】イスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザで、乳児の凍死が相次いでいる。パレスチナ通信によると、低体温症を発症するなどして、昨年12月末までの1週間で6人が死亡した。

イスラエル軍のガザ空爆で90人死亡…病院閉鎖や乳児の凍死相次ぎ、難民キャンプも被害広がる
1日、ガザのジャバリヤで、イスラエルの攻撃を受けた場所にたたずむパレスチナ人の子ども=AFP時事
1日、ガザのジャバリヤで、イスラエルの攻撃を受けた場所にたたずむパレスチナ人の子ども=AFP時事

 ガザ中部ディール・アルバラハの難民キャンプで12月30日、生後3週間のアリ・アルバトランちゃんは低体温症で病院に運ばれ、息を引き取った。双子の兄弟のジュマーちゃんは前日にテント内で凍死した。

 ガザでは寒い日が続き、毛布や粉ミルクも不足している。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の清田明宏保健局長は「停戦が見通せない中、希望を途絶えさせないための援助が今一番必要だ」と述べた。

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