キジ焼き丼とおばんざい シンプルな我が家の定番のおばんざいたち 赤梅酢の新生姜漬け 昨夜は香ばしいきじ焼き丼に添えて。大きめにカットした鶏とししとうを魚グリルでこんがり焼く。 タレをつけながら煙モクモク、焼き鳥屋さんみたいな香ばしい香りがキッチンいっぱいに広がります 磯の味も…
東京大学「80年代地下文化論」講義作者: 宮沢章夫出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2006/07/18メディア: 単行本僕は基本的に宮沢章夫さんリスペクトなんだけど、はっきり言ってこの『東京大学「80年代地下文化論」講義』はひどいと思った。データが少なすぎる、誤解が多い、論旨がよくわからない。普段はそういったことをいちがいに悪いとも思わないのだけど、この本のテーマが「おたく史観では無いオルタネイティブな80年代論」という、僕にとって非常に魅力的と思えるものであっただけに、この中途半端さは残念すぎる。なによりこの本のキーワードともいえる日本初のクラブ、ピテカントロプス・エレクトス('82〜'84、以下ピテカン)のデータがもっともっと欲しかった。それに宮沢さんはクリエーターとしては、あまりにおたく文化に無知すぎるのが明らかになってしまった。ちなみに僕だっておたく文化のことはよくわからない
今日、昼すぎに吉祥寺ブックスルーエに行ってきましたよ。 ぼくはいま、だいたいこことパルコブックセンター、啓文堂の三店(いずれも吉祥寺駅前)をマンガ新刊定点観測先としているんですが、お店によって棚の作り方が違っていて面白いです。啓文堂がどちらかといえば女性の店員さんの趣味かな、という感じで、パルコブックセンターもそう。そしてルーエがいちばんマンガ読み男子の匂いがします。 ひょっとするとハズしてるかもしれませんが、印象としてはそんな感じ。 さて、竹熊さん自ら書店での状況報告をブログで呼びかけている『サルまん』、本日の状況なんですが、昨日、コメント欄で相原コージさんが報告されていたのと同じく、上巻6冊、下巻10冊。変化なし。少なくとも9月7日木曜日と、8日金曜日の午前中にルーエ二階で購入したひとはいないということになります。 ぼくは……というと、ご献本をいただいてしまったので、さすがに二セットめ
◆原広之『バブル文化論 <ポスト戦後>としての一九八〇年代』慶應義塾大学出版会、2006年6月 私にとって常々、80年代やバブル期のカルチャーは憎悪の対象であり、それゆえに80年代論に強い関心を持っている。特にバブル期の現象など、私にとっては揶揄の対象でしかない。本書で取り上げられ分析されているモノや人を読みながら、本当に愚かな時代だったのだなとあらためて思う。 こんな思いがあるので、私は80年代やバブル期をいまだに冷静に見ることができないのだが、本書は郷愁でもなく揶揄でもなく80年代を捉えている。本書では80年代を、戦後との混沌期である80年代前半、それから戦後との断絶期にあたる84年から86年、バブル期への移行期間である86年から88年、そして88年から93年のバブル文化期に細かく分節化して分析しているのも興味深いし、なにより「歴史」をいかに描くのかという、ある意味坪内祐三の本と同じ問
ちょっと前に半分近く読んでストップしていたのを、ついつい読み終えてしまう。 バブル文化論―“ポスト戦後”としての一九八〇年代 作者: 原宏之出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2006/05/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ (49件) を見る 著者とほぼ同世代で80年代後半から90年代初頭にかけて、「バブル文化」にかなり染まってしまっていた僕としては、そのあたりの時代についてのツボをついた記述に「そうそう」とか「へー、そうだったんだ」とか反応してしまう。とくにファッション関係。J・M・ウェストン→リーガル→ハルタとか、ポロやフレッドペリーのポロシャツに、501やシピー、リベルトとか(シピーとか、リベルトって今はどうなってるんだろうか)。 こういうブランドたちの名前を雑誌で見て、追い求める80年代後半的センスでは、たしかにレノマとかエレ
「つれづれなるマンガ感想文2004」もくじに戻る 「つれづれなるマンガ感想文2003」12月後半 「つれづれなるマンガ感想文2004」1月後半 一気に下まで行きたい ・「ラーメンの逆襲」 ビッグ錠(「最新! 最強! 究極のラーメン2004」、2004、ぴあ) 【イベント】・「オルタナティブサロン 華麗人」 @東高円寺grassroots 1/11(日) ・「ファミレス戦士プリン」(2) ひのき一志(2002、少年画報社) ・「ファミレス戦士プリン」(3) ひのき一志(2003、少年画報社) 【テレビ】・「ハロー! モーニング。」(2004、テレビ東京) 【映画】・「1980(イチキューハチマル)」 監督・脚本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ(2003) 【特撮】・「美少女戦士セーラームーン」第14話(2004、TBS) 【特撮】・「超星神グランセイザー」第14話「覚醒せよ! 水の戦士」(20
さて、いつも「80年代にひたりたい!」という自称コーナーというか、コンテンツ化されていないミニコーナー的なものを立ち上げている私ですが、 もちろん、これは私の周囲の人の中で、80年代を嫌っている人が多いから、という挑発的な意味がある。 それではもう1回転ひねって、私自身が「80年代にひたりたくないなぁ」と思う部分はどんなものか、書いてみようと思い立った。 まず自分にとって80年代のうち、もっとも輝かしいのはせいぜい85年くらいまでだということだ。 古い本で手に入りにくいかもしれないが名著であると思う別冊宝島「80年代の正体!」では、主に80年代半ばからバブルへの道をたどる80年代後半について語られていたと記憶する。 「80年代の正体!」が、80年代前半を「いい時代」としているかどうかはわからないが、少なくとも後半に関しては、私とほぼ見解は一致する。 現代の若者の80年代観(そんな時代に興味
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