川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

君たち、どこに隠れていたの?

2011年08月28日 | 俺の撮影

昨日の花火大会などで、ちょっと今朝は辛かったんだけど、気合いを入れて撮影散歩に出かけました。

…と言うのが、人間ドックまであと1ヶ月なので、少しは歩いて脂肪燃焼を…と無駄なことを考えてしまうのでw

 

今日持っていった機材はCanon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO。

Canon EF 300mm 1:4 L IS USMなんか持っていっても、どうせ野鳥なんかいないだろう?と思いつつ、まあ、重たい機材を持って歩けば、脂肪燃焼が効率的に…と訳の分からないことを考えながら。


Canon EOS 5D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/250s, f/5, ISO100

これを撮影したのは午前6時半頃。夏休みの始まりの頃は、この時間はもうすっかり日も高く…という感じだったのに。だいぶ薄暗くなってしまいました。

まあ、そこは、この明るいレンズで挑めば、まだまだシャッタースピードを気にするほどのものではありませんが。


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/250s, f/4, ISO400

この日はなぜか野鳥ラッシュ。

仮説だけど、日の出時間が遅くなって、俺の撮影時間と、野鳥の食事の時間が合致したのかな…とか。

この鳥は…多分ウグイス。目の周りの模様、羽根の色から。この時期、「ホーホケキョ」とは鳴かないので、よく似た「センダイムシクイ」と区別が付かない…。


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/125s, f/4, ISO400, +0.3Ev

コガラ。この辺で撮影出来たのは初めて。

正直、スズメより地味かもねw


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/640s, f/6.3, ISO400, +0.3Ev

エナガ。この辺では珍しくないが、とても小さな鳥で、小刻みな動きは見ていて楽しい。

この、思いっきりの上から目線。腹立つわぁ…


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/800s, f/7.1, ISO400, +0.3Ev

今度はシジュウカラ。喉元から腹部にかけての黒い模様がネクタイに見えるのが特徴。

この鳥もこの辺で撮影したのは、これが初めてです。

 

このほかにもコゲラ、ヒヨドリ、ムクドリなんかも見かけましたよ。やっぱ野鳥撮りは楽しすぎです。


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/800s, f/7.1, ISO400, +0.3Ev

クマゼミ。そんな杭では、樹液も出ないだろうに。

俺の写真らしからぬ、無駄なものがまったく無い写真。


Canon EOS 5D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO(トリミング)
1/800s, f/9, ISO400, +0.3Ev

ホント、今年はキリギリスに良く遭遇しますw

なかなか逃げないので。SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACROみたいな超接写レンズの時には大変助かる被写体ですが。


Canon EOS 5D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO(トリミング)
1/800s, f/9, ISO400, +0.3Ev

アレアレ?良く見てみると羽根が短い、胴体も短い。まだ幼虫だったんですね。

なんかカマドウマ(いわゆる便所コオロギ)みたいで嫌だなぁw

 

ちょっと調べてみたら、これ正式にはツユムシって虫なんですねw、キリギリスの一種には変わりないようですが。


Canon EOS 5D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/1250s, f/11, ISO400, +0.3Ev

昨日のブログで宣言したようにローアングルから攻めてみました。

ノーファインダー撮影です。敢えての逆光。


Canon EOS 5D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/1000s, f/10, ISO400, +0.3Ev

今度は順光。

いかにも広角マクロっぽく仕上がったような気がします。


Canon EOS 5D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO(トリミング)
1/640s, f/8, ISO400, +0.3Ev

これまたノーファインダー撮影で、モンシロチョウを接写。じゃないとここまで近づかせてくれない。


Canon EOS 5D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/800s, f/9, ISO400, +0.3Ev

ちょっと、絵画のように、コントラストを上げて現像してみました。

ちょっとわざとらしい感じですか?

いや、悪い癖だ。RAW現像をするようになってから、色味を変えなきゃ損、みたいに考えるようになって、不必要な調整までしてしまう。気をつけようw


夏の終わりの一大イベント

2011年08月27日 | 俺の撮影

なぜかうちの地域は、お盆の後に、色々とイベントがある。

普通ねぇ、8月になったばっかりとか、その辺にイベントしない?でも冷静に考えると…、そう言うイベントがどこでも行われているときは、市の中心部で行われる大きな祭にみんな行くし、お盆の頃は、帰省したり、してきたりで集まりにくいし…って事になると、この時期は、分からないでもないな。

でも、子供たちは宿題の追い込み時期で大変じゃない?

 

ま、それはさておき、いつもの撮影散歩ネタから。


Canon EOS 5D + Canon EF 100mm 1:2.8 MACRO USM
1/125s, f/3.5, ISO100

朝日を浴びるニラの花。

いやー、ニラの花は今マイブーム。言ってしまえば葱坊主なんだけど、一輪一輪が花としての完成度が高いというかw

純白の色、ピンと張る6枚の花びら、細かい造形のおしべめしべ。マクロ撮影の腕の見せ所満載の被写体だと思います。

あと、観察しているといろんな昆虫が来るんですよね。それを撮影するのも楽しい。


Canon EOS 5D + Canon EF 100mm 1:2.8 MACRO USM
1/125s, f/3.5, ISO100

この花はヒマワリの一種だと思うんだけど、名前は知りません。

これも夏って感じの花ですが、だいぶ数も減ってきました。季節は変わりつつあるんですね。


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/500s, f/5.6, ISO100

野鳥を狙いたくてCanon EF 300mm 1:4 L IS USMを良く持ち出すんですが、撮れるのはこんな感じの今イチ迫力に欠けるものばかり。

ただ、写真は今イチでも、このセグロセキレイは楽しいヤツだった。陽気に(?)さえずりながら屋根の上を端から端まで歩いておりました。

青い空、赤い屋根、黒い鳥。分かりやすい構図だとは思うんですけどねw


Canon EOS 5D + Canon EF 100mm 1:2.8 MACRO USM
1/250s, f/5, ISO100

シオカラトンボ。セミが少なくなってきて、1番目に付くようになったのは、このトンボです。なかなか近づけませんが…


Canon EOS 5D + Canon EF 100mm 1:2.8 MACRO USM
1/200s, f/4, ISO100

なんとか、ここまで寄れました。

とんぼのめがねは…♪

歌の題材になるほど、とんぼの目は奥深いなと感じる。写真の通り、とんぼのめがねは水色なんだが、一部赤紫のようにも見える。

本当は赤紫の目なんだけど、青い空を飛んだから、ちょっと染まっちゃった。って感じかもw

と、作詞家の気分になってみるw


Canon EOS 5D + Canon EF 100mm 1:2.8 MACRO USM
1/400s, f/5.6, ISO100

最近土手でちょくちょく見つけるユリの花。青いようなピンクのようなその色は、周囲の緑で映えるんだよな。

ただ、背丈はやや低めで、ライブビュー撮影で、下から、空を絡めてみたい。そんな感じです。


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/500s, f/5, ISO100

ニラの花とモンシロチョウのコラボ。

白い花に、白い蝶。

いや、蝶も実は花びらの一部なんじゃないかと思わせるようなw


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/500s, f/5.6, ISO100

モンシロチョウは、花の1個1個にその長い口を突っ込んでいきます。そんなにこの花の蜜はおいしいんだろうか?

お陰で、ひとつの花に長時間いて、じっくり狙う事が出来ますな。良い花です。

 

さて、夕方からイベントです。

まずは娘が出演した、幼稚園の出し物。合唱の風景より。


Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM + Canon EXTENDER EF 1.4x
1/125s, f/5.6, ISO400

いやー、モザイク処理大変だったw

本当は、歌と振り付けに夢中になるあまり、変顔になっている、子供たちの顔をそのまま公開したいんだけどw

それにつけてもCanon EF 70-200mm 1:4 L USMは、こうしたイベントを撮らせたら、右に出るレンズは無いですね。

とにかく動作が機敏。ピントも一瞬で決まるし、モーター音も静か。何より軽いし(長さがあるので、携帯に便利とは言えませんがw)、手軽なくせに、失敗には強い。そんな感じのレンズかな。

改めて、評判の良い理由が確認出来ました。


Canon EOS 5D + Tokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8
1/40s, f/2.8, ISO400

そしてTokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8もポートレイトには最高だなと再確認。

色、シャープさ、背景のボケ、どれをとっても俺好みなんです。

ポートレイト用にCanon EF 50mm 1:1.4 USMも持っていますが、屋外だったらTokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8の描写の方が俺は好きだな。


Canon EOS 5D + Tokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8
1/25s, f/2.8, ISO400

今回のイベントにはプロのカメラマンも来ていまして、その機材をパチリ。

うーん、ニコンのことはサッパリ分からない。

何より雲台が堅そうな素材で出来ている~w

 

そして、子供の演技の後、小学生、婦人会、老人会等々いろんな出し物がありまして、そのコンサートの締めに花火大会があります。


Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM
6s, f/13, ISO100

撮影は、もちろん三脚で、ISO-100とf/13は固定。ピントはMFで無限遠。バルブ撮影で臨みました。

この花火大会は1発1発上げるんじゃなく、3分ぐらいの間に打ち上げるだけ打ち上げる、某仮面ライダーの言葉を借りるなら「最初からクライマックス」な花火大会。

だから、6秒の開放で、こんなにもたくさんの花火が写っちゃうんですよね。


Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM
9s, f/13, ISO100

これでもかっ!と花火の連発。

ただ、うっすら見えると思いますが、目の前に人の影が。前の写真ではなかったのに。

いや、この花火、「大丈夫?」って思うほど低い位置で炸裂していました。

これは想定していたものなのか?それとも…事故?


Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM
4s, f/13, ISO100

そしていきなりフィニッシュへ。この構図なら、カメラを縦位置にするのがセオリーでしょうが、そんな事している間に花火大会が終わるので、適当にレリーズです。

 

ドドドドドドドドドド、ドドン、ドドン、ドン!

 

いやー良い花火大会でした。「来年も楽しみにしたいね。」なんて言いながら撤収していると、遠方から消防車の音が、しかも1台や2台じゃない規模で。あれ?救急車?

急いで家に帰り、岡山市消防の情報を調べてみる。

おお、今回の火事は枯れ草の火事。で、場所は、花火大会のあった岸から対岸らしい。花火大会には地元の消防団がスタンバイしていて、万が一事故のあるときは、消火活動するようになっているけど、対岸では手も足も出ないというのが実情のようで、で、常備消防の出番になったと。

 

ええ?来年から「事故があったので、花火なし」とか言わないで欲しいなぁw

 

【追記】

火事は花火大会とは全く関係ないものでしたw

とりあえず来年にも期待!


まだ8月だが、小さな秋を探せっ!

2011年08月20日 | 俺の撮影

しかし、天気って分からないものですね。

先日最高気温が全国で35度を上回るところが続出とかニュースになっていたと思ったら、今日なんか、日が射さなかったというのがあったにせよ、気温は25度行ってなかったですからね。この違いは何?と。

そう言えば、セミの声がほとんど聞こえなくなりましたし、もう夏じゃないんですね~。このまま過ごしやすくなってくれると嬉しいんだけど。

ならば、きょうの撮影散歩は「秋っぽいものを探してみよう。」と言うお題で。さて、そうなると持っていく機材はどうするか。

秋っぽい…なんか虫の声とか想像しますね。虫ならマクロレンズ。他に秋っぽい…肥えた馬が走ってくるかもw

そんな幅広いレンズあるの?…ってこれしかないか、SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO。ボディはあえてEOS 20D。何でかというとSIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACROってAPS-C機に装着すると、結構評価低いんですw

確かに、換算38mmという中途半端な画角は面白みが少ないかもしれないけど、それでもバンバン寄れるんだから、色々使い勝手が良いのでは?と思うんだけどな。


Canon EOS 20D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/60s, f/2.5, ISO100

早速ケイトウの花を発見。これは夏と言うよりは秋の花、でしょ?

ちょっと不安になった。検索検索。

花期は…6月~9月とか8月~10月とか8月~12月とか、まちまちすぎるw

じゃ、間をとって秋の花って事でw

 

それにしても肝心なところにピントが来ていない。ちょっと風があって花が揺れていた言っても言い訳にもなりゃしない。失敗失敗。


Canon EOS 20D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/100s, f/3.2, ISO100

意味もなく、サビサビのガードレールをドアップで。

意味がないんだけど、何となく気に入った写真。

これ、APS-C機ではなくフルサイズ機で撮影したら、もう少し背景がきゅっと凝縮されるような特徴のある絵になっていたと思う。

でもこれはこれで、何も加工されていない、見たまんまの絵が撮れている。そんな感じがする。

 

にしても…天気が悪い。今にも降りそうな天気。


Canon EOS 20D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/160s, f/4, ISO100

工場の垣根に植えられていたハイビスカス。

いや、思いっきり夏の花なんですが、秋の花なんか探してもなさげだったんで。


Canon EOS 20D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/125s, f/4, ISO100

ありゃ、キリギリス発見。キリギリスを花で見つけると、だいたいこんな感じ。下を向いています。上を向けよ!上をっ!

(上の写真の等倍トリミング)

我ながら、改心の写り。

手持ちでここまで撮れれば満足です。体中に付いた花粉も面白い。

 

この写真、何が凄いかって、レンズのフードが花に当たるような接写をしていたのに、それに動じず、逃げなかったキリギリスかな?


Canon EOS 20D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO(トリミング)
1/50s, f/2.2, ISO100

用水の横を通っていると、ライギョを発見。60センチぐらいあったかな?大きかった。テンションが上がるw

しかしなんですね、身体の模様なんか、ほとんどヘビ。ツチノコを目撃したなんて言うのは、ライギョを見たんじゃないかと思う。子供が釣って、無造作に陸に放り投げてたものを見間違えたりしたんじゃないかなぁ?


Canon EOS 20D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/125s, f/3.5, ISO100

イチジクもだんだん色づき始めてきましたね。ちょっと秋っぽい写真になったかな?と。昨晩の雨で水滴が付いていて、なんか妙に新鮮そう。

(いや、まあ間違いなく新鮮なんだけどな。まだ収穫もしていないからw)


Canon EOS 20D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/3s, f/18, ISO100

今日はなぜか、いろんなところの水門が開いていた。スローシャッターで涼しげに撮影。今日は、こんなのに頼らなくても涼しかったけどw

でもレンズが明るすぎて、あまりシャッター速度を遅くできない。シャッター速度を1秒にしたら、最小絞り(f/22)になった上に、それでも明るくて真っ白写真にw


Canon EOS 20D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/60s, f/2.5, ISO100

セセリ蝶。これまた寄りに寄って撮影しました。良く逃げなかったモンだと思います。

フェンスなんて趣がないと言われそうですが、そう言う人造物との絡みも楽しいじゃないですか。


Canon EOS 20D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/125s, f/3.5, ISO100

サルスベリの花。

欲しいところにピントが来たぁ!って1枚。同じシベでもピントが外れて、やわらかくなっているところとか、偶然にしては出来すぎ。

あと、背景の球ぼけがキレイですね。


Canon EOS 20D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/125s, f/3.5, ISO100

よく見かけるつる性の雑草の花だが、キレイな水玉が付いていたので撮ってみました。近くにホバリングしてたスズメガがいたので、来ないかな~と待っていたのですが、そんな都合の良いサプライズは起こりませんでしたw


Canon EOS 20D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/100s, f/3.5, ISO100

アゲハチョウ。羽根を見たら、もう結構ボロボロ。そろそろ寿命を迎える個体だったのかも?こんだけ近づいても逃げる気配なしです。

しかし、ここまで接写でき、こんなに大きく写る。24mmって事を忘れちゃいますねw


Canon EOS 20D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/160s, f/4, ISO100

野生のニラの花。

とても清楚で、小さくて。どうしてもマクロで画面いっぱいに撮ってやりたいと思わせる花。

…だけど、マクロ撮影のために花に近づくと、花からもニラ特有の臭いがする。ちょっとイメージ狂うね。

 

と言うことで、秋を探す撮影散歩のはずが、いつものペースで目に付くものをマクロ撮影をして終わった…みたいな感じですか?

秋…まずはヒガンバナかな?そしてコスモス。どちらも群生し、マクロでも広角でも楽しめそう。


コンパクトマクロは、もっと評価されるべき!

2011年08月14日 | 俺の撮影

今回は、Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACROの魅力を中心にご紹介しようと思う。

そうしたら、このレンズを再評価するムーブメントが起こるかもしれないw


Canon EOS 5D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
5s, f/11, ISO100

まずはこのレンズのちょっと特殊なところから。まずはこのネーミングです。キヤノンのレンズでマクロ機能が付いている機種は結構ありますが、その場合、レンズ名の中に「MACRO」という表記がある場合が多いですが、「COMPACT-MACRO」と書いているのは、このレンズだけです。ここから想像するに、このレンズは他のマクロレンズとは違うコンセプトで作られているんだな。と。

さらに、このレンズ専用の「ライフサイズコンバーター」というアタッチメントも発売されており、それを装着すれば等倍撮影も可能になると。

(このレンズ、ただでさえそんなに明るくないのに、アタッチメント付けて、さらに暗くしたら…。しかもコンパクトがウリのこのレンズを長くしちゃうと言う、ちょっと…無理矢理感を感じてしまいます。そうしたら、素直にCanon EF 100mm 1:2.8 MACRO USMを使うのが良いでしょうなw)


Canon EOS 5D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
5s, f/11, ISO100

このレンズはコンパクトがウリのはずなんですが、マクロ撮影時はこの様に鏡筒の長さが伸びます。初めて見たときはびっくりしましたw

しかも、伸びた鏡筒の倍率の文字は…ライフサイズコンバーターを装着したときの数値。単体で使うときは数値を2倍に計算しなきゃならない。なんて不親切w


Canon EOS 5D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
6s, f/11, ISO100

またこのレンズの特徴のひとつが、かなり奥まった位置にある前玉。なんと、この設計のため、レンズフードが不要になったとか。

うん?この様な設計のレンズは他にも見たことがあるかも?

ズイコーデジタル 35mm F3.5 Macroだったかな?


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/30s, f/11, ISO100

さて、また例によって自動販売機でレンズのポテンシャルを見ていこうと思います。

f/11という結構絞っての撮影ですが、このレンズのウリは「シャープさ」なので、よりその特徴を強調するようなシチュエーションにしました。(一説ではf/5.6が一番シャープらしいが…)


上の写真の等倍トリミング(中央)

中央部分は全く問題なく描写されています。


上の写真の等倍トリミング(右下)

右下の隅でありながら、ほとんど収差っぽいものが感じられず。

この収差や歪みのなさが、このレンズの大きな特徴です。

また50mmというのも良いですね。理屈では1/50のシャッター速度があれば手ぶれの心配はないですから。結構手持ち撮影でもバシッとピントが来ます。このレンズを俺は「お手軽マクロ」と呼びますが、ホント失敗写真になる要素を寄せ付けないレンズと言った感じでしょうか?

 

あといくらか写例を貼っときます。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/100s, f/4, ISO200

シャープがウリというレンズでも、そのボケは結構キレイだと思います。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/400s, f/7.1, ISO200

この写真、ブログ用に縮小して分かりづらくなったけど、原本は、花のシベの細かさ、その濡れたような感じとかバッチリ表現されています。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/250s, f/5.6, ISO200

夏休みあるある。

倒れないようにしっかり地面に挿したロケット花火が、固定されちゃって、飛ばなかった図。

…てか、何本失敗してんだよw


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/200s, f/5, ISO200, +0.7Ev

ちょっとローアングルから、空を絡めるように。

コスモスは風で良く動く。なかなか思うようには撮影出来ないw


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO(トリミング)
1/200s, f/5, ISO100

水玉も期待通りにくっきりと。

水玉写真は今まで色々撮ってきたけど、水玉の影が光っているのなんて初めてかも。天気は良かったです。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/250s, f/5.6, ISO100

マクロは等倍じゃないけど、ここまで大きく撮れれば、必要十分。劣等感を感じることは無いんじゃないかなぁ?


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/80s, f/11, ISO100

花全体をシャープに、f/11。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/100s, f/3.5, ISO100

ボケを楽しむf/3.5。

ボケのコントロールも簡単だし、被写体に22センチまで寄れるからいろんな構図での撮影が期待できる。

結構使えるレンズだと思います。

 


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/250s, f/5.6, ISO100

レンズチェンジ。

結構近い位置で、コゲラを撮影。

最近はセミの声で、小鳥のさえずりなんかは聞こえにくく、小鳥を見つけるのは難しいんだけど、コゲラのドラミング(キツツキ)は結構良く聞こえる。


Canon EOS 5D + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/500s, f/5, ISO400

さらに近くで激写!

コゲラは結構警戒心が薄いので結構近づける。カワセミも、これくらいおおらかになって欲しいw

 

えーっと、ここでリスナー(?)のお葉書を紹介したいと思います。

ペンネーム「くぼち君」からのお便りというか、質問ですね。

「さとうさん、こんにちわ。」

はい、こんにちわ。

「いつも、川瀬水樹のカワセミ好きを、鳥と虫しかないじゃないかと文句を言いながら見ています。

ほっとけ。電車や、花の写真なんかもあるよ。

「ところで質問なんですが、記事を見ていると、マクロレンズと言うヤツで、近くの写真が大きく撮れるというのは分かりました。ということは逆にマクロレンズで遠くは撮れないのですか?」

うーん、面白い質問ありがとう。俺が偏った写真ばっか撮ってるから、そう思っちゃうんだよねw。

結論から言うと撮れます。以上!    …     では寂しすぎるのでw

以下の写真も参考にしてください。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/320s, f/6.3, ISO100

この写真では一番手前の花びらにピントを合わせています。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/320s, f/6.3, ISO100

手前の花より1mほど奥のヒマワリにピントを合わせました。マクロレンズが接写オンリーでないことは分かっていただけたと思います。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/400s, f/7.1, ISO100

さらに一番奥のヒマワリにピントを合わせました。すると、遙か遠くの繁みまでピントが合っています。

これが遠くまで撮れているということです。

 

こうして改めて見てみると、マクロレンズは守備範囲が広いなと。レンズの数センチ先から遙か遙か遠くまで撮影出来るんだから。

Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACROは軽いし小さいから、常にカメラバッグに入れとけるレベル。常に持ち出すのが吉かも?


毎度おなじみ、俺の悪い癖

2011年08月07日 | 俺の機材

やっと手元に届きました!先週ゲットした3本目のレンズ!


Canon EOS 20D + Canon EF 50mm 1:1.8 II
1.6s, f/5.6, ISO100

今度うちに来たレンズは「Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO」です。

ええ、またやっちまいました。手放したレンズを買い戻すってヤツw

うん、Canon EF 50mm 1:1.4 USMを買ったとき、Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACROは要らなくなったなと正直思ったんですが…。マクロはCanon EF 100mm 1:2.8 MACRO USMがあれば、事は足りると思ったんですが…。

Canon EF 100mm 1:2.8 MACRO USMは少々気難しいところがありまして、もう少しお気楽なマクロが欲しいなと。

お気楽マクロと言えばCanon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACROしか思いつきませんでしたw


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/160s, f/4.5, ISO200

で、早速試写。

本当はカワセミの模型でも良いんだけど、ここはセミ繋がりで、クマゼミをw

いやいや、実に素直に写るマクロレンズです


(上の写真の等倍トリミング)

手持ちでもここまで撮れる。細かい毛まで解像してますね。

驚いたのは、セミって結構クモの巣の糸が引っかかっています。クモの巣にかかりそうになるも、生き延びてきた勲章でしょうか。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/200s, f/5, ISO200

顔の内側(?)から激写。

ちょっと被写界深度が浅すぎたかな?


Canon EOS 5D + Canon EF 100mm 1:2.8 MACRO USM
1/100s, f/3.2, ISO200

レンズチェンジ。

被写界深度が薄すぎ~w

これで顔全体をシャープにと言うと、三脚が要る事になるんだな。こんなに良い天気なのにね。


Canon EOS 5D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/200s, f/4.5, ISO200

またまたレンズチェンジ!

実はSIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACROって、Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACROと変わらないようなマクロ写真が撮れるんだよな~。


Canon EOS 5D + SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
1/640s, f/8, ISO200

今日は本当に良い天気だったので、庭でプール遊びをしました。俺が監視員。

30分ぐらい遊ぶモンだから監視員が熱射病になってもおかしくない状態でした。

子供たちが出ていったプール。その水の温度はお風呂並み。こんなのに入ってたのか?逆に身体が温まってないか?


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:1.4 USM
1/200s, f/3.2, ISO200

夕方からは、某神社の七夕祭りに参加。(岡山は8月に七夕というのが主流のようです。)

子供の浴衣と甚平が良い季節感を出してくれています。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:1.4 USM
1/100s, f/2, ISO200

賽銭箱の前、鈴を鳴らす事にトライ中の息子。

この明るいレンズは、日陰や、夕方にめっぽう強い。今日も助けてくださいw


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:1.4 USM
1/250s, f/3.5, ISO200

七夕飾りの前で姉弟仲良く。

すごく良い写真。コンテストに持っていこうか?と思ったら、

お姉ちゃんの顔を横切るように青竹が…。

いわゆる失敗写真の代表格、メザシ写真ですね…

 

チクショウw