大変遅くなり申し訳ありませんでした。熊森批判シリーズもこれで最後です。今回は熊森の持つカルトとの類似性について言及します。まずカルトとはwikiによれば以下の特徴を持っているようです。
1.精神の不安定化
2.法外な金銭的要求
3.住み慣れた生活環境からの断絶
4.肉体的保全の損傷
5.子供の囲い込み
6.反社会的な言説
7.公秩序の攪乱
8.裁判沙汰の多さ
9.従来の経済回路からの逸脱
10.公権力への浸透の試み
あとで詳しく述べますがいくつかは当てはまるないし似通っています。
・デタラメな熊森の言説
個体数把握の必要性を軽視
個体数把握というのはワイルドライフマネジメントでは基本にして最重要課題の一つですので、この必要性の理解できない人間はそもそも関わるべきではありません。熊森は岐阜県へのクレームの中でヘアトラップ法を否定した揚句、それ以上の精度が出る対案も出さずに
>生息推定数の正確に近い数など、逆立ちしても出ません。それが自然というものなのです
と言っていますし、猟友会に聞いたおおまかな数値だけで熊問題に取り組んでいることから個体数把握の必要性を理解していないのは明らかでしょう。
外来生物による被害の軽視
以前書いたように、熊森は外来生物の影響および被害を不当に軽視しています。たとえば
外来生物による農林水産においてこう主張しています。
>外来生物問題とは、外来生物が在来生態系に与える影響についての問題が本来的なものであり、農林水産業被害は、外来生物の捕殺を正当化する道具とされているにすぎない。
外来生物による農業被害を甘く見てもらっては困ります。非常に有名な沖縄のウリミバエの事例ではウリミバエが根絶されるまで作物の県外輸出ができませんでした。現場主義はどこにいったのやら。情報集めてないですよね。
ここでさらに疑問なのは人への直接被害はなぜか触れられていないことです。じゃあセアカゴケグモやヒアリへの対策も本来的なものでないのだから外来生物法の対象外にすべきとくらい言ってもよさそうなものですが。
他にもあるけど熊森のデタラメさについてはここで散々やってきたのでこれ以上はいいですよね。
・熊森とカルトの類似点
熊森とカルトの類似点を列挙しました。( )内は熊森における具体例です。
奇跡・高潔な人格の強調(会長は立派、活動は無償でやっていることの強調)
指導者の神格化(指導者が間違った見解を示しても訂正されない)
外部に敵を求める(行政や保全生態学者を目の敵にしている)
陰謀論を持ち出す(外来生物の駆除など)
批判に対して無視をつらぬく(ドングリ散布への批判が論文となっているのに無視)
公権力へ浸透しようとする(政治家への勉強会を開いたことを強調)
公秩序の撹乱(兵庫県の獣害対策講座の責任者の電話番号をHP上でさらし、全国の会員に電話するよう扇動)
法外な金銭要求(ほかの熊研究団体の2倍近い会費を取る)
組織からの抜けだしやすさや囲い込み、勧誘方法についてはよく知らないのでここでは含めないでおきます。
・熊森をカルトと見なすメリット
熊森をカルトと見なすことで末端の会員への対応にカルト対策のマニュアルが応用できるというメリットがあります。また、自治体のほうもカルトと認識しておけばそれなりの対応ができるでしょう。たとえば行政暴力への対応マニュアルを使うと言った方法です。
熊森も末端の会員は何か自然にいいことをしたいという善意の人でしょう。
だとしても、熊森という団体はデタラメな論理を振りかざし遺伝子撹乱を引き起こし外来生物問題を容認する公益を傷つける団体であることは認識しておく必要があります。実際、外来生物や獣害のシンポでは自分たちの主張のみを繰り返してほかの参加者の発言を妨害しています。そのほかにも無知なまま専門家面してマスメディアで放言をしています。これ自体は自由な発言が保障されているコストかもしれないけど、放っておいていいわけもないですからね。
1.精神の不安定化
2.法外な金銭的要求
3.住み慣れた生活環境からの断絶
4.肉体的保全の損傷
5.子供の囲い込み
6.反社会的な言説
7.公秩序の攪乱
8.裁判沙汰の多さ
9.従来の経済回路からの逸脱
10.公権力への浸透の試み
あとで詳しく述べますがいくつかは当てはまるないし似通っています。
・デタラメな熊森の言説
個体数把握の必要性を軽視
個体数把握というのはワイルドライフマネジメントでは基本にして最重要課題の一つですので、この必要性の理解できない人間はそもそも関わるべきではありません。熊森は岐阜県へのクレームの中でヘアトラップ法を否定した揚句、それ以上の精度が出る対案も出さずに
>生息推定数の正確に近い数など、逆立ちしても出ません。それが自然というものなのです
と言っていますし、猟友会に聞いたおおまかな数値だけで熊問題に取り組んでいることから個体数把握の必要性を理解していないのは明らかでしょう。
外来生物による被害の軽視
以前書いたように、熊森は外来生物の影響および被害を不当に軽視しています。たとえば
外来生物による農林水産においてこう主張しています。
>外来生物問題とは、外来生物が在来生態系に与える影響についての問題が本来的なものであり、農林水産業被害は、外来生物の捕殺を正当化する道具とされているにすぎない。
外来生物による農業被害を甘く見てもらっては困ります。非常に有名な沖縄のウリミバエの事例ではウリミバエが根絶されるまで作物の県外輸出ができませんでした。現場主義はどこにいったのやら。情報集めてないですよね。
ここでさらに疑問なのは人への直接被害はなぜか触れられていないことです。じゃあセアカゴケグモやヒアリへの対策も本来的なものでないのだから外来生物法の対象外にすべきとくらい言ってもよさそうなものですが。
他にもあるけど熊森のデタラメさについてはここで散々やってきたのでこれ以上はいいですよね。
・熊森とカルトの類似点
熊森とカルトの類似点を列挙しました。( )内は熊森における具体例です。
奇跡・高潔な人格の強調(会長は立派、活動は無償でやっていることの強調)
指導者の神格化(指導者が間違った見解を示しても訂正されない)
外部に敵を求める(行政や保全生態学者を目の敵にしている)
陰謀論を持ち出す(外来生物の駆除など)
批判に対して無視をつらぬく(ドングリ散布への批判が論文となっているのに無視)
公権力へ浸透しようとする(政治家への勉強会を開いたことを強調)
公秩序の撹乱(兵庫県の獣害対策講座の責任者の電話番号をHP上でさらし、全国の会員に電話するよう扇動)
法外な金銭要求(ほかの熊研究団体の2倍近い会費を取る)
組織からの抜けだしやすさや囲い込み、勧誘方法についてはよく知らないのでここでは含めないでおきます。
・熊森をカルトと見なすメリット
熊森をカルトと見なすことで末端の会員への対応にカルト対策のマニュアルが応用できるというメリットがあります。また、自治体のほうもカルトと認識しておけばそれなりの対応ができるでしょう。たとえば行政暴力への対応マニュアルを使うと言った方法です。
熊森も末端の会員は何か自然にいいことをしたいという善意の人でしょう。
だとしても、熊森という団体はデタラメな論理を振りかざし遺伝子撹乱を引き起こし外来生物問題を容認する公益を傷つける団体であることは認識しておく必要があります。実際、外来生物や獣害のシンポでは自分たちの主張のみを繰り返してほかの参加者の発言を妨害しています。そのほかにも無知なまま専門家面してマスメディアで放言をしています。これ自体は自由な発言が保障されているコストかもしれないけど、放っておいていいわけもないですからね。