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次世代ロケット開発着手 20年打ち上げ目指す
欧中ロに対抗、コスト競争力がカギ
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政府は大型の人工衛星などを打ち上げる主力ロケット「H2A」の後継機開発に来春から着手する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)や三菱重工業、IHIなどが参加し、約2000億円をかけて「H3」(仮称)を開発する。打ち上げ費用を現在の約半額に抑え、打ち上げビジネスで欧州や中国、ロシアに対抗できるコスト競争力を確保する。2020年ごろの打ち上げを目指す。
主力ロケット開発はH2A以来約20年ぶり。内閣府の...