宮野真守は世界中から注目されている映画「ファンタスティック・ビースト」の主役の吹き替えをやっている。その宣伝も兼ねてか、めざましテレビやミュージックフェアに出演していた。しかし、その裏では世間が蛇蝎のごとく嫌うであろう萌えアニメの主人公を演じていたのだ。そのタイトルは「ゾンビランドサガ」だ。まあ、萌えアニメを見慣れた人にとって「ゾンビランドサガ」はそんなに破廉恥じゃないけどね。
宮野真守が過去に主役を務めた「DOG DAYS」の方がもっとハレンチだ。このアニメでは、ヒロインは攻撃を受けるたびに服が破けてしまうのだ。それ故に、主人公はラッキースケベに遭遇することが多い。つまり、「DOG DAYS」はソフトな「ToLoveる」だ。
宮野真守は一般人の認知度が高く、女性からの人気が非常に高い長身イケメン男性声優である。
そんな声優が世間からの忌避感が強い男性向け萌えアニメの主人公を演じることは、世間を発狂させるスキャンダルだと思わないか。一般人からすれば、イケメンで女性人気が高い男性声優が萌えアニメの主役をやることは、菅田将暉や山崎賢人といったイケメン俳優がAV男優をやるようなものだろう。
宮野が男性向け萌えアニメの主役を演じたことがPTAやフェミニストが知ったら間違いなく発狂するだろう。
もっとも、女性から黄色い声を浴びているイケボ声優が下品な男性向け萌えアニメの主役を演じることは珍しい話ではない。
「ユーリ!!! on Ice」の主人公・勝生勇利を演じた豊永利行は著名な成人向け漫画家がイラストをやった「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」の主人公を演じている。
「おそ松さん」の一松を演じた福山潤はフェミニストに散々叩かれた「境界線上のホライゾン」の主人公を演じている。
NHKが推している「進撃の巨人」の主人公を演じた梶裕貴だって、いろんな汚れ仕事をしている。その中で特に世間の忌避感が強いアニメは、知る人ぞ知るロリコンアニメ「ロウきゅーぶ!」のとR15指定のお色気アニメ「ハイスクールD×D」だと思う。もちろん主人公役である。しかも、後者のヒロイン役は1期のEDを歌った日笠陽子だ。
GRANRODEOも、武道館でライブを行ったり、腐女子人気が高い「黒子のバスケ」の主題歌で知名度が上がったりしているけど、結成のきっかけはボーカルの谷山紀章が男性向け萌えアニメの主人公を演じてキャラソンを歌ったことだ。しかも、そのアニメの原作は18歳未満購入禁止の成人向け美少女ゲームだ。
でも、声優は仕事を選べないのだ。そんな贅沢ができる声優は小野賢章ぐらいだと思うよ。小野は女性向けアニメの出演は多いが、男性向け萌えアニメの出演は非常に少ない。(なら、どうやって小野賢章は花澤香菜と知り合ったんだ?共演作は2つしかないんだぞ。釘宮理恵と日野聡は不思議に思うだろう。)
女性の人気が高いイケボ声優が男性向け萌えアニメに出演することについて、どう思っているんだろうね。女性たちからすれば、死ぬほど嫌だろうね。何せ、腐女子にはフェミニストが多いと言われているし。
声優がアニメに主役として出演して何が悪い。っていうか、ゾンビランドサガの主役アイツじゃないじゃん。 ゾンビランドサガ面白いしな。ギャグアニメかと思ったら、いきなりアツい...
知らんけど、メディアの扱い方としては声優も「セクシー女優」の一部だから本業でそういうセクシーな仕事しててもまあスルーするってことなんじゃねえか。