3月18日から21日まで東京・TOHOシネマズ日本橋で開催が予定されている「東京アニメアワードフェスティバル2016」。これまで、報じてきたように、事務局である日本動画協会が海外からのコンペティション応募作の審査を放棄し、国内外からの不信が募る事態になっている。 さらに、日本動画協会側は公式サイトで昨年一方的に“解任”を宣言したフェスティバルディレクター・江口美都絵氏を非難すると共に、当サイトに対しても「虚偽内容の記事」を掲載したとして編集部と執筆者に合計7,200万円の支払いを求める内容証明などを送付してきている(記事参照)。 そうした中、雲隠れしていたこの事業を所管する東京都産業労働局観光部振興課の若林和彦課長が、ついに特別取材班の前に姿を見せた。 だが、課長はTAAF2016は民間のイベントであるとして、5,000万円を出資しているにもかかわらず、東京都は答える立場にないという言い訳