2014年 8月 21日 コメントは受け付けていません。 『八面体』 フリオ・コルタサル/寺尾隆吉訳 四六判上製/240頁/定価=2200円+税 978-4-89176-955-0 C0397 8月27日発売予定 装幀=宗利淳一 フリオ・コルタサル生誕100年! 日常のなかに突如として闖入してくる《鮮烈な夢のイメージ》を作品へと昇華させるコルタサルが、実験的な語りの手法を用いて《自分の最も奥深い部分》を表現し、幻想と日常の交錯を多面的に描き出した傑作短篇8篇を収録する1974年刊行の短篇集『八面体』の全訳。 付録として、白昼夢を見ているかのような3つの短篇(『最終ラウンド』)に加えて、実践的な短篇小説論(『短篇小説とその周辺』)も併録。 《コルタサルが遺してくれたのは、彼の思い出と同様に色褪せることのない美しさを備えた芸術作品だ。》(ガブリエル・ガルシア・マルケス) 【目次】 八面体 リ