長谷敏司さんのSF長編『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』(早川書房)が、第44回日本SF大賞を受賞した。 日本SF大賞は、日本SF作家クラブが選出する、年度内に発表されたSF作品の中から最も優れた業績を選ぶ賞。 長谷敏司さんは、2015年『My Humanity』に続く2度目の受賞となる。 AI制御のダンサーが主人公の『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』長谷敏司さんは2001年に『戦略拠点32098 楽園』で第6回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。 『円環少女』やAIをテーマにした『あなたのための物語』、装画をイラストレーター・redjuiceさんが担当しアニメ化もされた『BEATLESS』で知られる。 『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』は、不慮の事故によって右足を失い、AI制御の義足を身につけるダンサーを主人公とするSF小説。第54回星雲賞にも選ばれている。 長谷敏司さんには、正賞