「第12回ハヤカワSFコンテスト大賞」受賞作であるカスガさんの小説『コミケへの聖歌』が、1月22日(水)に刊行される。 この作品は、文明崩壊後の僻村で伝説とされる「コミケ」を夢見る少女たちを主役とした“ポストアポカリプス部活SF”。 単行本の装画はイラストレーターのtol8さんが手がける。価格は1980円(税込)。 東浩紀、小川一水らが選出した「第12回ハヤカワSFコンテスト」「ハヤカワSFコンテスト」は、2012年よりスタートした、早川書房が主催するSF作家の新人賞である。 「第12回ハヤカワSFコンテスト」は、9月に選考結果が発表。 最終選考会には、批評家の東浩紀さん、SF作家の小川一水さん、神林長平さん、菅浩江さん、早川書房の編集部長・塩澤快浩さんの5名が参加。 協議の結果、カスガさんの『コミケへの聖歌』と、犬怪寅日子(いぬかいとらひこ)さんの『羊式型人間模擬機』の2作が大賞に決定し