周囲の雑音を打ち消して音楽が聞ける「ノイズキャンセリング機能」付きのヘッドホンが人気だ。国内シェアで首位を走るのはソニー。同社の大ヒット商品「1000Xシリーズ」の商品企画を担当した29歳、大庭寛にそのこだわりを聞いた。「U40の匠」とは 各界で活躍する40歳未満(Under40)の若手社会人を「匠」(たくみ)と位置づけ、彼らが残してきた足跡に迫る連載企画です。イギリスの権威あるオーディオ誌「Wh
もしあなたの会社が「好調」だったら、もっとチャレンジするだろうか。その状況に安住してしまわないだろうか。ゼスプリインターナショナルジャパンのマーケティング部長、猪股可奈子の場合は前者を選んだ。そして大ヒットキャラクター「キウイブラザーズ」を生みだす。「U40の匠」とは 各界で活躍する40歳未満(Under40)の若手社会人を「匠」(たくみ)と位置づけ、彼らが残してきた足跡に迫る連載企画です。「キウ
平年より早く桜が咲き、スキーシーズンも終わろうとしています。ただでさえスキー・スノボ人口が減少するなか、ことしは暖冬で雪不足のところも多く、多くのスキー場が厳しい経営環境に置かれました。「スキー場はもうダメなのか?」と思いきや、意外にも元気なスキー場が存在することが分かりました。何が明暗を分けるのか。探っていくとビジネス全般にも通じるヒントがありました。(おはよう日本 おはBizキャスター 豊永博隆)
コンビニで売っている食べものが、「高カロリー」一辺倒の時代は過去のものになりつつある。商品棚を見れば、健康志向にシフトした商品が増えてきた。低カロリー、糖質をカットしたものも多い。食べても罪悪感が軽減できることから、「ギルトフリー」食品と呼ばれることもある。いま、こういった商品を支持するのは健康面が気になるミドル、シニア世代だけではない。近年のフィットネスブームを牽引する20代男女も熱い視線を送る。ギルトフリーの潮流に次々と新製品を投入するコンビニ大手3社の取り組みを取材した。(取材・文:吉岡秀子、写真:高橋宗正/Yahoo!ニュース 特集編集部) 「食べたい。でも、太りたくない」――こんな消費者の声はどんどん大きくなっている。そんな声に押され、「糖質ゼロ・オフ」市場の成長が続いてきた。2016年度は前年度比28%増の210億円(TPCマーケティングリサーチ調べ)、推定値として2017年度
わが社でもオウンドメディアを始めたい。 ぜひ君に、担当者として立ち上げを任せたい。 よろしくたのむよ! こんな風に、いきなりオウンドメディアの担当者に抜擢されたら、何から始めればよいかわからず困ってしまうのではないだろうか。 コンテンツマーケティングの有用性が広く理解され、さまざまな企業がオウンドメディアを立ち上げるようになった。それにともない、メディア運営やコンテンツ制作の経験がない人が担当者になるというケースも増えている。 メディア運営って、何が必要なの? 自分で書く? それともライターに依頼する? どうやって探せばいいの? 必要な人員や予算の見当がつかない……。 もし、「もともとオウンドメディアをやってみたかった」という方なら、目標や参考にしているメディアがあるだろうし、作ってみたいコンテンツのイメージを持っているかもしれない。それでも、何もないところからの立ち上げでやるべきことをす
ワークマンがカジュアルウエア事業を強化する。ベイシアグループの中で作業着、特に建設技能労働者向け衣料品の専門店として知られている同社は2018年3月末現在で全国821店舗をかまえており、作業着専門店としては圧倒的なトップシェアを誇る。2018年3月期の売上高は前年比7.3%増の797億300万円、経常利益は10.4%増の118億5600万円と絶好調。そんなワークマンがなぜカジュアルウエアに進出するのか――。 「ライダー」から火がついた ワークマンのカジュアルウエア参入の歴史は新しい。きっかけは2015年、1着の防水防寒ウエアからだった。建設作業員や交通誘導員などの屋外作業員向けに作ったPB商品「イージス」が突如売れ出し、売り切れを起こす店舗が続出した。このようなことは前例がなかったため、本部関係者は首をひねりながら調査してみると、一般のバイクユーザーが防寒着として買い求めていた。
サントリー食品インターナショナルの「クラフトボス」シリーズ。左からブラック、ブラウン、ラテ=東京都中央区で2018年4月、岡部恵里撮影 サントリー食品インターナショナルは19日、ペットボトル入りコーヒー「クラフトボス」シリーズ(500ミリリットル)の新商品「ブラウン」を発売する。2017年4月の「ブラック」発売から1500万ケース(24本入り)以上売れたシリーズ開発の裏側に迫った。【岡部恵里】 ターゲットを絞り込み 「当初のターゲットは漠然と『缶コーヒーをあまり飲まない若者』でした」。同社ブランド開発第2事業部の桜井弓子さんは、開発当初をこう振り返った。若者受けを考え、おしゃれなパッケージで売り出せば短期のヒットは望めたものの、息の長いヒット商品を生み出したいと、ターゲットをさらに絞り込んだ。開発チームは民間研究機関のデータから、働く人の数が1990年代以降産業別でどう変化したかを推計。情
2018年5月24日 著作権ゲーム 「ゲーム業界に学ぶオープン&クローズ戦略 ~ゲームバー閉店報道を契機として」 弁護士 橋本阿友子 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 先月、著作権団体から警告を受け、大阪のゲームバー3店舗が閉店すると報道された。 ACCS - 一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会様よりご指摘を受けましたため、ビルとの契約期間満了となる2018年7月29日をもって当店を閉店致します。 長らくのご愛顧誠にありがとうございました。 (「ゲームバー1UP」公式ウェブサイトより引用) 上記は、2018年5月23日現在、「クロノス」が運営する「ゲームバー1UP」「ゲームバーclan」「ゲームバーカティーナ」の3店舗の公式ウェブサイトやSNS上に掲載されている閉店挨拶文である。ACCSは知的財産保護のために活動を展開している団体であり、会員には(株)カプコン、
東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第14回は“ネーミング”について。 待ってました『キングコング 髑髏島の巨神』、3/25(金)からいよいよ始まります。GODZILLAにイェーガー、ドゥーフワゴンにカール自走臼砲など、デカいものが出る映画なら【極上爆音上映】でしょ、ってことで、『キングコング』の【極爆】、期待にお応えしてやらせていただきます。 今回のコングはすでに2020年にGODZILLAとの対戦が発表されているので、今までと違い美女とのロマンスはお預け。体長も前作のピーター・ジャクソン版の7.4mから、大幅アップの30m超。それでもGODZILLAは100mを超えているわけで、こんなに体格差があって本当に闘えるのか、何がなんでもデビュー戦を観てその実力を確かめねばなりま
東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第9回は“映画館独自の宣伝”について。 まず最初に、前回のコラム(邦画“日本語字幕つき上映”のメリットと課題ーー『シン・ゴジラ』『君の名は。』の実績から考える)で邦画の日本語字幕つき上映について書かせていただきましたことの結果報告とお礼を。状況に一石を投じるため、シネマシティの『シン・ゴジラ』【極上爆音邦画字幕版上映】を観に来てくださいと青臭く呼びかけたところ、大変大きな反響をいただき、字幕なしの通常版を上映していた前週よりも格段に動員が増えました! 本当にありがとうございます。情報を広めてくださった方、ご来場くださった方に、心より感謝申し上げます。嬉しくて、びっしり埋まった座席表を見ながら泣きそうになりました。 そしてさらに嬉しいお知らせ
連載の間隔が少し空いてしまいました。ここしばらく、ちょっと予定を詰め込みすぎて、あっぷあっぷになっていました。溺死するかと思ったほどです。続きをお待ちいただいていた方々、申し訳ありません。 とはいえ、もしこの連載が、誰かから原稿料をいただける形であれば、あるいは、ちょっと美味しいもの食べられるくらいの投げ銭が毎回いただけるような状態であれば、優先順位を跳ね上げ多少無理をしてでも原稿を仕上げていたことでしょう。 たとえば、私は先週の日曜日、38度の熱があるのに取材へ行って、その日のうちに原稿を仕上げるという無茶をやっています。つまりこの連載はまだ、前回の倉下さんがおっしゃっていた「趣味の域」であるがゆえに、無理をする対象にはなっていないのです。 低価格かつ低販売数、つまり薄利小売が当たり前になってしまえば、その行為は趣味の域を出なくなります。もちろん、趣味の出版が悪いと言っているわけではあり
ファブリーズはなぜ売れた 「プロCMO」音部氏の技クー・マーケティング・カンパニー代表 音部大輔氏2018 / 4 / 25 「モノが売れない」「顧客が見えない」。価値観の多様化、デジタル化などでマーケティングを取り巻く環境は急速に変化し、複雑さを増している。マーケティングで結果を出してきたプロは、どんな新しい発想で市場を切り開いてきたのか。経験に基づく知恵やノウハウをもとに、マーケティングの本質に迫る。連載1回目はダノンジャパン、ユニリーバ・ジャパン、資生堂などでブランドマネジメントやマーケティング組織の育成を指揮し、今年1月、独立してクー・マーケティング・カンパニー代表に就いた音部大輔氏に聞いた。 「アリエール」の立て直しが原点 ――マーケティングというと、販売促進やブランド戦略を想像する人が多いと思います。一方、最近は最高マーケティング責任者(CMO)という肩書も登場し、経営そのもの
新アルバム『キラーチューンしかねえよ』が発売中のゴールデンボンバー・鬼龍院翔さんへのインタビュー。そもそもヒットとは何か、ストリーミング時代をどう捉えるか、新アルバムのコンセプトをどう立てたのか、鬼龍院さんならこの時代に新人アーティストをどう売り出すのか……『ヒットの崩壊』著者・柴那典さんがさまざまな話を訊いた。 <前編>「CDが売れない時代」に、金爆・鬼龍院翔が問いかけること http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54251 (取材/文・柴那典、写真・三浦咲恵) ストリーミング時代をどう見るか ――2017年からゴールデンボンバーはSpotifyなどのストリーミングにも音源を提供しますよね。これはどういう考えでしょうか。 鬼龍院 前までは「せっかくの曲をほぼ無料で垂れ流すなんてとんでもない」って思ってたんですけど、音楽の聴き方が変わったんですよね。 今は
ヨドバシカメラはいつだって素晴らしい。 何がいいって色々あるんだが、田舎から出てきた時まず家電屋に本や趣味の道具が結構置いてあるところからしてなんか気に入った。 あと店員の雰囲気が良い。 よっぽど暇なら陳列見てると声かけられるが、基本的にそこからやたらセールストーク始める人はほぼいない。その代わりこっちが何か問い合わせた時はすごい調べてくれる。 この間もとある家電の部品を買いに行った。ヨドバシが少し遠くて横着して別の大手チェーンに行ったらその商品はなかった。 店員さんに聞いても「そうですね、並んでるだけしかないですね…」という申し訳なさそうな回答。 出かけたついでだったので結局そのままヨドバシに向かった。 そしたらヨドバシにもなかった。 けれどヨドバシの店員さんは違った。 問いかけた店員さんから、すかさず「型番わかります?在庫見てきますよ」の一言。 マイナーな商品だと思って一応調べてきたの
こんにちは、ブクログ通信です。早川書房でカズオ・イシグロさんの担当編集を努めていた山口晶さんへのインタビュー、後編となります。 インタビュー前編、「ノーベル賞受賞の舞台裏!一瞬で枯れた在庫!?早川書房で起きた大騒動に迫る!」では、カズオ・イシグロさんの編集者を担当したこともある山口さんに、ノーベル文学賞発表当日以降の騒動を当事者として語っていただきました。また受賞直後、書店で起きた大反響にどう対応したかも伺っています。 今回の「ブクログ通信」インタビュー後編では一歩踏み込んで、今回ノーベル賞受賞関連作はあらかじめノーベル賞などの大きいところを狙っていたかどうかを質問し、カズオ・イシグロさん来日可能性の逸話や、これから早川書房さんが目指していく方向についてお伺いしていきます。 取材・文・撮影/ブクログ通信 編集部 大矢靖之 持田泰 ノーベル賞は狙っていたのか?─関連作刊行のいきさつ ─ノーベ
たくさんの人の行き交うターミナル駅の片隅に、小さく佇むスープのお店。忙しい仕事の合間に、通勤の合間に、ほっと一息スープで落ち着く。そんな空間を提供してくれているのが、首都圏の駅を中心に約60店舗を展開する「Soup Stock Tokyo」(以下スープストック)。 かつて、エキナカ飲食店と言えば、オジサンたちが蕎麦を啜る立ち食いそば店くらいしかなかったが、スープストックの登場はそんなエキナカのイメージを大きく変えた。駅を中心に展開してきたスープストックの狙いは何だったのか。そしてこれからの“エキナカビジネス”のアイデアとは。 スープストック等を展開する株式会社スマイルズの遠山正道社長に、2回にわたってインタビューを行った。1回目は、スープストックと駅の出会いについて……。 ――そもそもの話で恐縮ですが、どのようなきっかけで駅への出店をはじめられたのでしょうか? 遠山 スープストックの1号店
遠山 百貨店の地下で冷凍スープだけを売っている店を出しているんですけど、冷凍食品だけの店って百貨店では初めてじゃないですかね。通販もやっていてこちらも伸びています。 ――場所を選ばずに利用できるので、冷凍スープはありがたいですよね。 遠山 先日、サシイレストの人にあったんです。差し入れ専門家の人に。そうしたら、差し入れのベスト5にスープストックの冷凍スープが入っているというんです。その方は宝塚ファンだそうで、公演が終わると楽屋に挨拶に行くと。その時にスターの方に差し入れの冷凍スープを渡す。冷凍スープなら4~5時間は持つから、家に持って帰って疲れたなあって時に「これ飲んで寝ようか」と重宝されるそうなんです。 ――色合いもカラフルだし、奥さんへのお土産にするのもよさそうです。 遠山 私が言うのも変ですが、スープ嫌いの人って滅多にいないじゃないですか(笑)。それに冷凍スープは重量感があるからあり
筆者はこれまでに2本、飲食店経営に関する記事を執筆・公開してきた。そこでは、素人が安易に飲食店を開業することがどれだけ難しく、実際に「地獄」を見ている経営者がどれだけ多くいるかを指摘した。飲食店について学ぶことは、まさに経営学を学ぶことだとお分かりいただけたのではないだろうか。 とはいえ、言うまでもなく世の中には成功している飲食店経営者もいる。私の周りにも成功している飲食経営者が数多くいるが、かれらは、飲食ビジネスを調べ尽くしたプロ中のプロであり、自身が積み上げてきた経験と、練りに練られたビジネスモデルを武器に、丁寧な経営をしている。 前回記事にも記したが、私は決して飲食経営を考えている人を揶揄したいのではなく、「安易な飲食店の開業」にはリスクがあると警鐘を鳴らしたいだけである。逆にいえば、緻密な事業計画を立て、あらゆるリスクと困難を想定し、高い情熱のもとで実行に移す気概を持った人を止める
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く